lemmonさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

じっくりと、会話や風景や諸々全てを大切に描いているかのようで、魅入った。


最初こそ独特の台詞回しに違和感もあったが、放たれる言葉ひとつひとつに監督自身が想いをのせているように思え、なんか茶道や花道
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ビッグショット 顔役(1942年製作の映画)

3.3

スタアにのし上がった後のボギー作品。カッコ良いねえ😊。脇役時代とは表情が全然違う👍。

収監時に主人公はある若者を巻き込む。その恋人役はスーザンピータース。どっかで観たなあと後で調べると「陸軍の美人ト
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ランダース(1964年製作の映画)

3.5

荒馬に振り回されながら、一年を通して牛集めをして生活していく親友同士。グレンフォードとヘンリーフォンダ。初共演?🤔。

全編テンポ感はないが、見どころはたくさん。音楽の入れ方がコントというか、ある意味
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続・光る眼/宇宙空間の恐怖(1963年製作の映画)

2.4

前作(いや、続編ではないか🤔)が面白く期待値大と新たな真相へのゾクゾクを味わいたく観たが、緊張感はなく、ダラダラ進む。あの小気味よいテンポ感は何処へ😓。

前作で驚かされたアイディアやストーリー展開も
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未知空間の恐怖/光る眼(1960年製作の映画)

3.9

え?なに!?どういうこと??
結局最後まで分からず🤔。
が、めっちゃおもろかった。
続編みると何か明らかになるのかなあ。

村中で妊娠・出産。
(経験なしの子までも😱)
子供たちは皆金髪。
そして、離
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戦う第69歩兵連隊(1940年製作の映画)

3.5

戦争で戦う兵士に敬意を。
オールキャスト作品。
主演を張れる俳優がたくさん😊。

実在のダフィー神父の活躍をベースに、愛国心はあるが問題児の男を主人公に物語は進む。
その男をジェームズキャグニーが主演
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路上のライオン(1953年製作の映画)

2.5

物凄く大味。
高カロリーな各シーンに繊細さのカケラもない。これぞラオールウォルシュ!と言った勢いと、研ぎ澄まされた感性で無駄(?)なシーンを省く。

雑貨を軽トラ販売で生活する主人公が、
不正は許さな
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私の彼氏(1947年製作の映画)

4.5

姉御肌なルピノに惚れる。
家族のために立ち向かう女。
ちゃっかりいただけるものはいただくしたたかさも🙆‍♂️。ただ良い人なだけではつまらんよね😏。
が、そんなルピ姐さんも惚れちゃった男には、、、🥰。
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バワリイ(1933年製作の映画)

2.7

ハイテンションなジョージラフトを初めて観た😳、気がする。それだけでも得した気分に。

なんか凄い話だったぞ😅。
バワリイという街のリーダー的存在ウォーレスビアリーと、そのリーダーの座を狙うジョージラフ
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暗黒王マルコ(1938年製作の映画)

3.6

禁酒時代にビールを密造していたギャング・マルコが、晴れて禁酒令が廃止になり、正々堂々と金儲けを企む。しかし実はマルコのビールは不味く、みなマルコが脅威だったことと、酔いたいご他に選択肢がなく飲んでいた>>続きを読む

春を手さぐる(1935年製作の映画)

3.7

テンポも良いし、サクサク観れて楽しいけど、キャロルロンバート演じるヒロインも、フレッドマクマレイ演じるヒモ男も、満点な好感度ではないから、楽しいのだがどこか楽しんでいることへの後ろめたさも感じる😅。>>続きを読む

詐欺請負会社(1942年製作の映画)

4.2

悪巧みが次から次へと滑っていく可笑しさ🤣。
これまた面白かったなあ!

「詐欺請負会社」
って怖そうな邦題だが、
もう完全にコメディです。
ブラックな😂。

冒頭から野球?⚾️。
と思いきやいちいち楽
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黒の秘密(1936年製作の映画)

4.2

途中でドキュメンタリーで見たことのある作品と気づいた😳。

興味深い作品だった。

KKKしかり、どの民族も自身の種族が最高と思いがちで、本作だと米国白人は先住民から土地を奪っておきながら、海外からの
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最後のギャング(1937年製作の映画)

4.0

エドGの30年代お気楽ギャングものかと思ったら、悔やむなかれなかなかの胸に迫る感動作だった。

ギャングのボスが主人公。
子供が欲しいと結婚した女性は英語ができず、主人公が何をしているのかわからない。
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土曜は貴女に(1950年製作の映画)

3.4

脚本兼作詞家バートカルマーと作曲家ハリールビーの実在のコンビを描いた伝記作品。

マリリンモンローが“お熱いのがお好き”で唄った「I wanna be loved by you」が自分としては印象的。
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封鎖作戦(1952年製作の映画)

3.2

ボロ戦艦。
期待されない存在。
艦長と船員の絆。

冷静にじっくり描かれる。
観終わって、とても良い話だと思った。

ただこれが映画として楽しかったか?
と考えると、そこは残念ながらイマイチで、
少し
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夜の大統領(1931年製作の映画)

3.5

田舎で理容院を営む男。
賭博好きで店のカウンターで客相手に遊びの賭け事をする平穏な日々。

この男が本格的にギャンブルの世界へ。一旗上げに大都会に乗り込むが、、、。

主人公はエドG。
これが金髪美女
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爆撃手の月(1943年製作の映画)

3.0

独軍の捕虜となった米兵が、チェコとロシアを祖国に持つ二人の兵士と共に脱獄する。

終始落ち着いたトーンで進み、男装だったり偽装夫婦だったりと、ロマンス要素も挟みながら物語は進む。

サクッとは観れたけ
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チャイナ・スカイ(1945年製作の映画)

3.2

戦時下、日本に制圧される中国のとある町が舞台。支援するアメリカ人医師・看護師たち。そこへ負傷した日本兵が、、、生きて罪を償わせるため治療することに。

この日本兵が、日本人ハーフであることを隠す医師や
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金髪乱れて(1932年製作の映画)

4.2

おもろかったあ😆。

ジョーンベネットとスペンサートレイシーのコンビが最高!劇中でネタにしてた作品は過去に共演したものなのかなあ🤔。気になる😳。
※そう言えば、2人は晩年「花嫁の父」でテイラーの両親役
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港の女(1928年製作の映画)

3.5

サマセットモームの「サディトンプソン」の初の映画化。ジョーンクロフォードの「雨」、リタヘイワースの「雨に濡れた欲情」どれもそれぞれに良さがあり好き。本作も好き。

本作の物語は、ヒロインの女も面白いけ
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腕の男(1931年製作の映画)

3.8

うおおおお。
ビンタの嵐✋🤣。

お金大好き、女ったらし。
これが主人公のキャグニー😂。

負けていないヒロインはブロンデル。
仕事を探しに入ったホテルで、
キャグニーの友人の彼女が雇われるはずだった
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幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

3.8

ラブコメを想像していたら、結構スケール感のあるラブロマンスだった。内容は全く違うのだが、ケイトウィンスレットの「とらわれて夏」を想い出した。

ヒロインは夫を亡くし、未亡人となる。
義母や義姉から離れ
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地獄の一丁目(1930年製作の映画)

4.2

これまた粋な映画。
魅せ方がいちいちニクい🥴。

「西部戦線異状なし」のリューエアーズが同年に主演。本作ではギャングの兄貴分を演じる。
他作品を観ていて、好きだけどエアーズは主演向きではないのかなあと
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駄々ッ子キャグニー(1933年製作の映画)

3.8

なんちゅー邦題🤣。

が、つけたくなるのもわかる軽妙な作品。
出所したてのギャングが、二度と刑務所はごめんと仲間にカタギになることを宣言し、獄中にいる時にやりとりのあった新聞社の編集長を頼りに新聞記者
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暗闇の抵抗(1943年製作の映画)

4.0

これは、、、
面白かったし、感動した。

にしても腹立つなあ、ナチス😡。


戦時下、ナチス政権に制圧されるフランス・パリ。釈放されたフランス人のジャンが戻るが、彼は不治の病にかかっていた。
ジャンの
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秘密警察の罠(1941年製作の映画)

4.0

考古学者が国(独)に反いて静かなる闘いに挑み続ける。学生たちや、敵の元にいた女スパイまでもその信念に魅了。

レスリーハワードが主人公のドイツ人に息吹を与え、これが堅苦しくなくユーモラスにも演じている
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爆撃下の通信回線(1941年製作の映画)

4.1

うわ〜、面白かったあ😆。
内容は戦争物ではあるのだが。

臨場感もあり、どの場面も手を抜かず描き切っている印象。作品を引っ張るドンアメチーの力も大きい。

きっちりロマンティックな要素や胸を締め付ける
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隊長ブーリバ(1962年製作の映画)

3.0

ユルブリンナーはどんな奇抜な格好しても様になる。

ちょいと仕事疲れで何度か中断して見てしまった。

やたら男たちが裸ではしゃいでいたなあ😅。
ヒロイン、美しい!

鑑賞メモ🙇‍♂️📝。

殺人地帯U・S・A(1961年製作の映画)

3.9

唄のないミュージカルを観ている気分に。
アート系とも取れる音楽と映像と。
その演出が大味とも取れるが、主演のクリフロバートソンがグイグイ引っ張ってくれて魅入った😆。

彼に引っ張られて、助演陣も皆好演
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無冠の帝王(1931年製作の映画)

2.5

とてもわかりやすい作品だった👍。
南部から北部へやってきた若者。
新聞記者となり、ギャングが牛耳る街にメスを入れるが、、、。

主演のリチャードバーゼルメスがカチコチでAIみたいだった。
わかりやすい
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恐怖の夜(1963年製作の映画)

3.9

オムニバム形式だった。

1話目。
親友同士と遠い昔に亡くなったひとりの女。
若返り。
浮き彫りになる当時の事実。悲劇。
面白い!

2話目。
母の罪から、父に過保護を遥かに超える溺愛により、ある裏庭
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貴方なしでは(1939年製作の映画)

3.0

ジャケットと、
キャロルロンバート&ジミーさんの共演ってことで、ほんわかした暖かいラブコメを想像していたら全然違った。

前半はジミーさんの「素晴らしき哉、人生」を思わせる、人は良いんだが、なかなか上
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かれらに音楽を(1939年製作の映画)

3.8

不良少年が義父との関係が上手くいかず(ここは本人の素行悪さも、、、)、家出をし、貧しい家庭の子たちに音楽を教える学校に転がり込むことになる話。

少年は音楽に魅せられ窮地に立つ学校を救いたいと奮闘する
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あまろっく(2024年製作の映画)

1.5

江口のりこでギリギリ観れた。

すみません、苦手😓。











いやー、だから邦画は気をつけないとやばい。

めちゃ安易。観てて恥ずかしくなった。

のりこと鶴瓶の共演にケタケタ笑う作品を
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我等の町(1940年製作の映画)

3.4

連続テレビ小説のダイジェストでも見ているかのように展開が早い。とある街の隣人同士で結婚することになる娘と息子をあたたかく見守る作品。

驚きの展開や、舞台でも見ているかのようなファンタジーテイストもあ
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