由衣さんの映画レビュー・感想・評価

由衣

由衣

悪は存在しない(2023年製作の映画)

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喪失、バランス
社会の柵に絡めとられることへの嫌悪感を思い出す 会社員として今のように働く限り、わたしもそのうちのひとりなんだ あ〜

PASSION(2008年製作の映画)

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論理的に言葉にする割に、感情が理性に先行するするというズレ 
親密さ然り、夜明けの散歩のうつくしさが格別
最初はあったショットへの違和感が次第に消えた 不思議

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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記憶をたずさえ複雑な想いを持ちながら、恐れも希望も抱かず生きるということ やはり最後に残るのは祈りだ ただそれだけ

フリオのまなざしはあの頃アナがフランケンシュタインをみつめたまなざしであり、アナは
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正欲(2023年製作の映画)

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小説の、神戸八重子と諸橋大也のところは削ってほしくなかったな〜

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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抱えきれないような出来事が続く中での出会いは、決して夢なんかではなく現実そのものとしてうつっていたのだろう フランケンシュタインを見つめるアナのまなざし 漂う不穏さとかなしみ

枯れ葉(2023年製作の映画)

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今ここにある苦しみと喜び、遠い場所の絶望、生活

犬かわいい

「取るに足らないバイオレンス映画を作っては自分の評価を怪しくしてきた私ですが、無意味でバカげた犯罪である戦争の全てに嫌気がさして、ついに
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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社長と辻本課長のような、目上の人が静かに手を差しのべる確かなやさしさ ケイコの会長を思い出した

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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タイトルの秀逸さ、、
映画における邂逅とその交わりが大好き

240501
映画館でみました、うれしい

彼方のうた(2023年製作の映画)

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それぞれの抱えるものをこちらにはわからせてくれないが、確かにある不在 断片、断片

タイタニック(1997年製作の映画)

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後半ただきつい 人為じゃないがとても人為というか、人間の愚かさなのかこれは 音楽隊の覚悟よ

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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在りし日の東京を映したい監督とTHE TOKYO TOILETを宣伝したい大人の利害関係一致映画なのかもしれないが、にしてもよかったな〜
今しか映していないのに、過去がちゃんとわかる、すごい
平山と元
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グリーンブック(2018年製作の映画)

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クリスマスコンサート会場に取り残されたトリオの2人、どうしたんだろうか

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

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自分のことつまらない人間だと思うけど、私も私なりに人生楽しんでると思ってるな〜、と思った

船のカット多かったねあとデッキが合成すぎ


いい人って当たり前にいい人なんじゃなくて、努力してるんですよ 
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キリエのうた(2023年製作の映画)

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現実である(あった)という点において、途中のシーンがしんどすぎて引きずったが、岩井俊二の新作映画をスクリーンでみれてよかった リリィシュシュに出会ったからこその今があると思うので、、ただリリィシュシュ>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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エドワード・ヤンは「どうしたら私たちはこの社会で、他者とともに生きていけるのか」という問いを決して投げ出さなかった。(濱口竜介)

隣にいる人のことを完全にわかることはできないし、その人の視点でものを
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バービー(2023年製作の映画)

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過酷な現実を生き抜くための男社会やバービー...
バービーのストーリーもだけど、ケンのストーリーをちゃんと描いてくれてありがとうグレタガーウィグ、、この物語が全世界に届けられることは間違いなく未来の希
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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生と死と、曖昧な記憶

この間幼い頃のホームビデオを見て、そこに映っていた祖母の声を私はもう覚えていなかった 記憶は曖昧になってしまうけれど、完全に忘れることはない きっかけや感覚を頼りにその人を思い
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