ひさんの映画レビュー・感想・評価

ひ

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.7

大好きです!心踊る。目が離せない。シンプルにマッドマックスの世界観全てが好き。特にウォーボーイズの白塗りツルツルな頭と狂気と儚さ好き。少女の時代の方、アニャテーラージョイ、シャーリーズセロン、フュリオ>>続きを読む

違国日記(2023年製作の映画)

3.8

原作の名シーンの羅列に見えた。人物のバックグラウンドを十分に見る前にクライマックスがきてしまう感じがあった。

叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.7

希望の言葉を語るのは死者で諦念を示すのは生きている人たち。そして本当に最後までそばにいてくれたのは家族ではないアンナ。なんとなく東京物語が思い出される家族模様だった。

ソイレント・グリーン デジタル・リマスター版(1973年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

先見性がすごいな。ミニマルに作り込まれたストーリー。人のアイディアの勝利って感じがする。

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

5.0

流れる音楽のリズムに乗りながらエンドロールを迎えた。嬉しい。こんなに素晴らしい映画に出会えたことが。映画館を出た後の一歩目が楽しみになるような映画に出会えたことが。

立ち去った女(2016年製作の映画)

4.5

天国にはいつ行けるの?早く行こうよ。

重く心の奥底に届く言葉。

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.4

“Not perfect but real”

男は誰々が何歳で何を成し遂げたのに自分は何をしてるんだと自身を責めるけど、女はそういう考え方はしないわよっていうセリフがなんか今の自分と重なって沁みた。
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春画先生(2023年製作の映画)

4.5

知的で妖艶で滑稽でそれでいて洒落ていて。非常にジャパニーズな感じで面白かった!まさに笑い絵であり春画でありました。色合いに少しパクチャヌク味も感じて好み。あと柄本くんの色気がすごい。ちょうど1番モテそ>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

なんで犯人はすぐにトドメ刺さないんだろうとか、なんで走ったりしないでゆっくり追ってくるのかとか細かくてやや致命的な違和感はありつつも全体的にはけっこう面白かった。

ガザの美容室(2015年製作の映画)

4.0

ふつふつと煮えるように熱い美容室の中で、その人たちらしい振る舞いをする女性たち。狭い美容室はガザ全体の縮図に思えた。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.6

もう一度見たい。
動揺してる間に映画が終わったから笑

新しき世界(2013年製作の映画)

4.7

めちゃめちゃおもしろい。
もうただただおもしろい。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.7

肩揺らしてビート刻んじゃう映画ランキング1位。軽くお酒飲みながらちょっとワイワイしながら見たい映画ランキングでも1位。カルーヤラブ。

あしたの少女(2022年製作の映画)

-

今の社会は人間の強さや賢さをあまりにも過信している。そしてその過信の先の被害者はいつだって社会のルールを作っていない人たち。

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

4.0

選んで、細部にこだわって再現して。大切な思い出と同じくらいその作業自体に命が宿っている気がした。

寺島進は国宝。

空気人形(2009年製作の映画)

4.7

映画として俯瞰的に誰かを観察していると何となくその人の良さや愛おしい部分に気づける。でもすごく身近にいたり、それが自分自身だったりすると、なかなか気づけない。だから、中盤に出てくるような詩やこの物語が>>続きを読む

幻の光(1995年製作の映画)

4.7

なんかええなぁっていう癒されるような少し切ないような気持ちが見ている間ずっと続いた。

正欲(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

自分は周りと合わせて生きることもできるし、そんなに世間の「普通」とも離れていないと思う。というかたぶん大きく分類すれば普通な人間だと思う。でも、時々なんだかどうしようもなく生きづらさとか疎外感を感じる>>続きを読む

シークレット・サンシャイン 4K レストア(2007年製作の映画)

5.0

喪失と許しについて。どうしようもない悲しみに暮れ、おぼつかない足取りで生きる時、目に見えないところで支えてくれているのは何であるか誰であるか考えなければならない。本当に底にいる時には気づかなくとも。

渇き(2009年製作の映画)

5.0

深夜に見て大正解だった。道路で運転手を狩る瞬間の野生的な目がカッコ良すぎた。ゾクゾクしてワクワクして盛り上げた後にはしっかりカタルシスがあって、映画はこうあるべきだと言いたくなるような贅沢なエンタメ。

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

-

都合の良いことばっかり言うなよってことだと思う。

彼女の現在の戦いはニオイやシミのついた過去の延長であるが、過去から続くその線はまっすぐに単独で現在に伸びているわけではない。その複雑性というかまとま
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怪物(2023年製作の映画)

4.7

こういう映画を見てあれやこれやと
語れればそれでいい。