LEGIONさんの映画レビュー・感想・評価

LEGION

LEGION

映画(2741)
ドラマ(0)
アニメ(0)

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.5

世界のために何百年も暗躍してきた兵士たちがある組織から追われることになる物語。不死身な体質を持つようになる理由や不死身な体の限界が来るタイミングなど不明な点がかなり多く、原因が気になる物語構成でもある>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.7

事件の繋がり方や伏線の張り方まで前作より細かくこだわったような作りになっていて、ミステリーとしての面白さがしっかり詰め込まれた作品に思えた。ロマンスやアクションなどその他のジャンルでも楽しめる部分が多>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

後半にかけてのアクションは迫力が凄く、戦闘や銃撃戦などでのキレがカッコよかったが、頻繁に描かれるゆるい会話やシュールなコメディ要素に前作同様そこまで面白さを感じなかった。ただそうしたゆるさを併せ持つギ>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

なぜそのような事態に至ってしまい、何と関連しているのかなどの原因を探っていくミステリー要素が物語に違和感なく組み込まれていて、シリーズ同様に単なるホラー作品でない故の面白さを感じられた。実話ベースであ>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.0

重低音が耳に残るような音楽と暗い舞台や雰囲気と共に展開されていくアクションはカッコよく、主人公の悲壮感や孤独感が伝わりやすいものになっていて怒りを秘めた表情が印象的だった。
物語としては友人を死に追い
>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.7

真っ白な空間で見せつけられる自然の脅威や人間の無力さなどサバイバルの描写が凝った作りになっていて迫力も感じやすい作品だった。
助かることを信じて仲間同士で絆が芽生え、心を通わせていくのと同時に極寒の地
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

映画や映像を撮ることに熱を注ぐ少年の出会いや出来事を描いた物語。人生において心に留めておきたいメッセージや記憶に残るようなセリフなどが散りばめられていて、青年時代までしか描かれていないこの作品でこの主>>続きを読む

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

2.0

殺人事件が起きているにも関わらず呑気に主人公2人が恋愛をして心をときめかせている構図がコメディとしての雰囲気を作り出していたが、そうした行動をした上で主人公らが述べる格言や教示に説得力が全くないからキ>>続きを読む

消えない罪(2021年製作の映画)

3.7

保安官殺害の罪で刑務所に服役していた女性が生き別れた妹を想いながら人生を過ごしていく物語。人間関係を築くにしても仕事を得るにしても犯した罪によって妨げられ、苦悩していく主人公の姿に悲しさを覚えつつも、>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

移民として米国にやってきた男が裏社会に足を踏み入れ、成り上がっていく様子を描いたクライム作品。主人公の性格や言動はとても好きになれるものではなかったが、圧倒的な自信と度胸に加えて怖いもの知らずで突っ走>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.5

登場人物の言動に関して疑問に思う場面があったり、殴る場面や衝突の場面など映像としてのチープさを感じたりはしたが、大軸の物語はしっかり意図のあるものだった。
伏線が回収され、事実が明らかになっていく展開
>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

偶然切り落とされた片耳を拾った主人公が好奇心から事件を自ら探ろうとする物語。主人公を突き動かす好奇心や行動力は行き過ぎたものであるから、どんどん深く入り込んで巻き込まれていく様子に程よい緊張感を得られ>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

2.5

おもちゃの人形に殺人鬼の魂が乗り移り、暴れ回る物語。チャッキーが包丁を持って次々に殺そうと動きまわる様子に本来は怖さをかんじるはずだが、子供より小さい体で必死に動いているのが少し可愛らしくも見えてしま>>続きを読む

シンデレラ・ストーリー(2004年製作の映画)

3.0

後半にかけて展開としては劇的なものにはなっているものの、登場人物の言動としては唐突的にも見えるため素直に感動しきれなかった。相手が誰であるのかを知らずにやり取りを重ね、互いに惹かれていく過程と心で通じ>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.0

不気味な雰囲気が終始漂っていて、自分たちと全く同じ容姿をした何かが襲ってくるという怖さで前半は結構楽しめた。さりげなく伏線が張られていたり、襲ってくる正体は何なのかという後半への期待感が高まる構成があ>>続きを読む

人狼ゲーム デスゲームの運営人(2020年製作の映画)

2.5

人狼ゲームの運営者視点で物語が展開されていくため、それぞれの役職が分かりきっていて人狼ゲーム本来の面白さは無くなっていたが、分かった上でも楽しめる工夫が多くなされていた。堂々とし過ぎた不正が逆に殺され>>続きを読む

ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.0

弾道をカーブさせたり、あり得ないほど遠くの地点から射撃をしたりと常人離れしたアクションがふんだんに詰め込まれたアクションになっていて、違和感がありながらもそれなりに楽しめた。そうしたアクションが一種の>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

3.0

銭湯を営む兄弟とそこへ訪れるお客さん達の繋がりや幸せを描いた作品。分かりやすくて大袈裟なコメディ要素にそこまでの面白さは感じなかったが、場を和ませていたり登場人物の温かさを感じられるものになっていたり>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

主人公は文句ばかりで頑固すぎるが故に周りから嫌われながらも、レーシングに対しての技術や知識で段々と周りを信用させていく姿がカッコよく、そんな彼に息子や妻が期待や応援の眼差しを向ける描写や衝突しながらも>>続きを読む

カウントダウン(2019年製作の映画)

3.0

自分がいつ死ぬかわかるアプリをインストールしたことで避けられない死をなんとか回避しようとする主人公を描いたホラー映画。予測できない悪魔の近づき方と避けられない死という概念に恐ろしさは感じつつも、作品全>>続きを読む

アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.0

生活環境や年齢において差のある男女が恋に落ちる物語。男性の見せる若いが故の不器用さや行動力が物語の随所で上手く活かされた作りになっていて、ヒロインは大人らしい冷静さの中で時折見せる落ち着きのなさがギャ>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.0

キャビンで過ごす一家のもとに謎の4人組が現れて”犠牲になる一人を家族の中から選ばないと世界は滅びる”と告げられる物語。4人組の正体や彼らの発言が意味することなど先の展開が気になる作りになっていながらも>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

娘を取り戻して悪者から世界を救うため仲間と協力して立ち向かおうとする者たちを描いた物語。ファンタジーの世界観とアドベンチャーとしての魅力が上手く組み合わさっていて、楽しみやすい作品だった。
物語にそこ
>>続きを読む

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.0

物語内での時の流れが早く、司法修習や弁護士になるためだけに1、2 年が経過されていたからか、作中で起こっていた出来事に少し引き込まれにくさを感じた。状況が二転三転していく構成になっているから楽しみやす>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

白人警官に職質されて殺されるというループにハマってしまった黒人男性を描いた物語。単に創作物というだけで片付けられることができないテーマ性と内容であるから余計に胸糞悪く感じた。
同じ日を繰り返すことで白
>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.5

作中披露される楽曲の数々はどれも聴き心地が良く、マルーマとジェニファー•ロペスの歌唱力も相まって耳でも楽しめる作品になっていた。
結婚から始まる恋愛模様を描いた作品で、無理があり過ぎる設定ながらも上手
>>続きを読む

ティル・デス(2021年製作の映画)

1.5

目が覚めるや否や拳銃自殺してしまった夫と手錠で繋がれた主人公を描いた物語。主人公同様に何が起きているか分からない状況が次々と押し寄せてくるという点で見入りやすく、約90分という短い尺ならではの軽さがあ>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.7

作中で後半にかけて訴えられていく生きるということに対しての考え方や人生の歩み方における価値観は圧巻で、迷いがある人にとっては心に響きやすいものになっていた。
元陸軍中佐の人を寄せ付けない口の悪さや厳し
>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.0

主人公3人の緩くも確かな関係性と力感のない自然体なやり取りが心地よく、若さ故の尖り方や精神的な側面がリアルに感じた。自分でも自らの感情を理解できていないんだろうと感じられるような描写が多く、何を悩み何>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

3.0

縛られず自由に生きる姿や人を沼らせる性格など主人公が惹かれてしまうのも頷けるほどディッキーというキャラクターは魅力的だった。
セリフにせずとも主人公の心情や考えが見えるような描写が映像としてよく表現さ
>>続きを読む

アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.0

NFLでのプレーを夢見て努力をし続けた男の様子を描いたヒューマンドラマ。報われるまで努力をし続ける主人公の精神力や諦めずに夢を追い続けることの素晴らしさなど感動できる要素が多く、主人公が夢に描いた舞台>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

経営不振の肉屋を営む夫婦が偶発的にヴィーガンを殺し、誤ってその肉を販売したことから起こる騒動を描いたコメディ作品。皮肉的で衝撃的な設定であるからそれだけで展開を重視せずとも面白いと思える作品だった。>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

2.5

地球温暖化により氷河期を迎えようとする状況での人々を描いたパニック作品。人の手に負えない状況になってしまえば、運任せや賭けになるのは仕方ないのかもしれないが、その運ありきでの登場人物たちの行動に物語と>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

3.5

超能力を手に入れた男子高校生3人に待ち受ける運命を描いたアクション映画。現実世界で超能力を手に入れたら…という誰もが一度は想像したことあるようなものが設定となっていて、約90分という短い尺ながら物語の>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.7

大怪我をしたものの、馬に乗ることを諦めきれないカウボーイが葛藤していく姿を描いたヒューマンドラマ。父親との距離感がありながらも家族としての部分が垣間見える描写があり、障害を抱える妹への愛情を見せ、気に>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.5

名探偵シャーロックホームズの妹エノーラが遭遇する事件を描いた物語。どちらも単体ではそこまで面白さを感じなかったが、ミステリー要素とアドベンチャー要素が合わさってエンターテイメント性に長けた楽しみやすい>>続きを読む