Belleさんの映画レビュー・感想・評価

Belle

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サバハ(2019年製作の映画)

4.5

新興宗教を調べる主人公が対峙する深い闇とは…

すーごい好きな作品でした。かなり惹きつけられた。
ホラー、オカルト、人怖、仏教、密教、キリスト教、どの方向に話がいくのかと思ったけどなるほどバランスが良
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ペパーミント・キャンディー 4Kレストア(1999年製作の映画)

4.0

ソル・ギョング先輩の若いころが見たいとかいう軽い理由で観るやつじゃなかったです…なんかもう…人生…

過去に遡る構成。なぜ主人公があの決断をしたのか?が徐々に分かる。
時代の暴力の被害者なのに暴力的で
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狩りの時間(2020年製作の映画)

-

経済が破綻し荒廃した近未来。人生の大逆転をかけ強盗を決意した若者たちの話。

ほぼ犯罪素人なのにヤクザの金を盗む4人にハラハラ。手際は悪いし覚悟もあまりない。そしてヒットマンに追われることに…

ピン
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プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

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大好きなんです、悪魔祓いもの。
悪魔祓いのシーンが長く細かく描かれてるとなお良いので、こちらの作品は🙆‍♀️

やさぐれ神父と不真面目学生補助司祭のバディものでもあります。
悪魔に憑かれた女子高生を演
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

-

お金に群がる者たちのお話。
全員、後がないので余裕がなくて切羽詰まり感でハラハラ。
バラバラなピースが徐々に集まっていく感じ面白かった。

誰にも頼ることなく全部一人でやっていく社長(チョンドヨン)が
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.5

余韻がすごくて感想が書けなかった。
いや〜〜〜〜〜(ため息)

話としてはよくあるラブストーリーだけどなぜ余韻がすごいのか、それはやはりパクチャヌク監督の撮り方なんだと思う。
独特な場面転換、視線、息
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夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

-

めーちゃルックが好み。中国瀋陽のネオンが最高に映えてたし工場夜景にもときめいた。ネオンに照らされたソル・ギョングだよ?良いに決まってます。

内容はスパイものでよくある感じ。でも!力でねじ伏せ薙ぎ倒し
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EXIT(2019年製作の映画)

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母親の古希を祝うパーティを開催中、突如有毒ガスが発生。上昇してくるガスから逃げられるか…?

主人公が無職ないけてない風に描かれてるが、元山岳部の知識と体力で緊急時の問題解決能力が高いのがとても良い。
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮大使館員たち。脱出するためは協力しなければならないが…

お互いに相手を陥れようと工作したり皮肉を言い合ったりしているところから、どう協力していくかの心情が細かく
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

公開当時のTL、みんなめっちゃ盛り上がってたので楽しみにしてました。

八つ墓村や犬神家的なやべぇ村やべぇ一族にワクワクしつつ、エグい展開に震えた。
まさかこんなにメッセージてんこ盛りとは…!戦争の恐
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

ナ・ホンジン監督作品。『チェイサー』『哀しき獣』と同じく一息もつかせてくれない。

序盤は大変なことが起きてるな〜くらいの傍観者な視点で観てたけど、どんどん巻き込まれていく感覚に。主人公と同じような感
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悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

4.0

えーおもしろ。
前半は予想出来たけど後半はまさかの連続。良い脚本。過去と現在行ったり来たりがちょっと分かりにくいかな。

被害児童の母親役、オム・ジョンファの慟哭に私も泣いた。キム・サンギョンは『殺人
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慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ(2014年製作の映画)

4.0

普段ほぼ手を出さないタイプの作品だけど全く飽きずに観ました。
145分ゆったり、詩的。

パク・ヘイルが演じる主人公が気持ち悪いとまではいかないけど、ちょっと変わってる。このヌルッとしたインテリハンサ
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.0

もうね全員、悪。
汚職刑事と極悪市長と胸糞検事の駆け引き。

刑事役のチョン・ウソンがぶっ飛んでて、こういう役も似合うね。人を蹴る脚が誰よりも長い。後輩役のチュ・ジフンの転がり様も良い。この2人の前日
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

4.0

韓国ノワールのなかで間違いなくラブ多め。
全体のノリはポップでコミカル、ソル・ギョングのあの笑い方が効いている。イム・シワンの絶望もいい。

「お前はアザまで綺麗だな」
「お待たせ、ベイビー!」
これ
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監視者たち(2013年製作の映画)

4.0

監視に特化した警察内の組織のお話。

飛び抜けた記憶力を持つ新人のハン・ヒョジュと班長のソル・ギョングの師弟な絡みがすーごい好みでした。
チョン・ウソンのダークな役も良すぎ。シュッとしてるけど体格が良
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

4.5

実際に起こった「加湿器殺菌剤事件」がベース。突然家族を亡くした医師が原因を探る。

実際に被害者がいる事件を作品にするのは難しい作業だったと推察するけど、実話と脚色、上手く構成していると思う。
こうい
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神弓 KAMIYUMI(2011年製作の映画)

4.0

丙子の乱が舞台。清国に連れ去られた妹を救うため戦いに挑む弓の名手のお話。

必死に妹を助けようとするお兄ちゃんなパク・ヘイル良かった…良い…普段は素直になれないけど心では妹を大事に思うお兄ちゃん…!靴
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新しき世界(2013年製作の映画)

5.0

韓国ノワールの代表作という記事を読んで観てみました。
潜入捜査ものということでインファナルアフェアを思い出しながら鑑賞。それとはまた違うベクトルの良さがありますありまくります。

潜入捜査官役のイ・ジ
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ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

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イヴ🎄に起こるタワーリングインフェルノ。超高層ビル大火災です。

前半はのんびり展開、ラブコメ的なのもあり。誠実で優しくて娘を大事にしていて恋には奥手で、ってキムサンギョンのシングルファーザー役に癒さ
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

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妻を完全犯罪で毒殺したのに死体が消えてしまって…

『ロスト・ボディ』のリメイク版とは知らずにこちらから鑑賞してしまったけど面白かった。

夫役のキム・ガンウの慌てっぷりが良い。この年下夫をまるで所有
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ベテラン(2015年製作の映画)

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ファン・ジョンミン目当てで。話は王道警察チームプレイ時々おもしろなやつ。

カーチェイスは一見の価値あり。長いシーンではないけど瞬間的な爆発力がすんごい。
ユ・アインの財閥クソ御曹司っぷりが良い👏人を
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

ジェットコースターに乗ってる感覚になる作品。
スノーピアサーでは前後で描かれた格差社会、今回は上下で。坂の上にある家、階段を下るとある家。印象に残る画が多いポン・ジュノ監督。
スキル的にそんなに違いは
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菊花の香り 〜世界でいちばん愛されたひと〜(2003年製作の映画)

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『殺人の追憶』のパク・ヘイルが良すぎて同時期の作品を観ようと思いまして。こちらでは爽やか大学生を演じてます。

パク・ヘイルがひたすらに1人の女性を愛するお話。展開が早すぎ&飛びすぎで置いてかれそうに
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お嬢さん(2016年製作の映画)

5.0

もうね、すんごい。

抑圧してくる者からの解放はもちろん、支配欲に支配される男性の滑稽さが描かれてて良かった。

素晴らしい構成。こちらについてはネタバレになるから観てとしか言えないのだけど。
美術が
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

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設定が本当に良い。ディストピア階級社会の設定大好き。
後半失速感。お歌と寿司あたりでスッと引いてしまった。パリピ乱入(言い方)あたりで冷めてしまったがラストは好き。
にしても途中からソン・ガンホしか見
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7号室(2017年製作の映画)

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バ先に麻薬を隠したけど店長も同じ部屋になにかを隠したみたいで…?
バイト君がギョンス、店長にシン・ハギュン。

一般人が悪いことしようとするとこうなるだろうな感がリアル。朝鮮族への差別も描かれてます。
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

捜査のために開店したチキン屋🐓が大繁盛して刑事なのかチキン屋なのか分からなくなっちゃうの笑った😂5人の刑事も敵もみんないいキャラ。ラストの異様な盛り上がりだいすこ。絶対チキン食べたくなる🍗

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

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復讐と贖罪の物語だった。
話が飛びがちなので集中が削がれてしまったことと自分の知識が足りてないところがあった(豆腐のくだりとか)

キャストを調べずに観たからカメオ出演組に声出た。
イ・ヨンエの表情𝓵
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

途中で
や め て く れ!!!!!!
となってしまったまさに復讐劇。とんでもない絶望感を味合わせてくれます。

斬新な画とスピード感。チェ・ミンシクのパワープレイがすごすぎる。ユ・ジテの優雅さも良い
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コンジアム(2018年製作の映画)

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物語の内容的には特になにもないけど、追尾型ドローンや広角カメラでの映像は面白かった。povだけどずっとではないので酔うことはなかった。
怖がる演技(特に女性陣)が本気ですごい。シャーロットとか。
全体
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

5.0

まだ3月だけど今年鑑賞の旧作1位になる予感。震えた。
犯人を追う警察の焦りが凄まじく伝わってきて泣いた。映画を観て焦りと悔しさみたいな感情で涙出たの初めてかも。実際の事件をベースにしているので絶望に近
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

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じめじめの地下道、ぬめぬめの怪物。生理的に嫌だと思わせるの上手すぎる。川や下水、雨など水が多く出てきて自然と湿っぽさを感じる。
家族の面倒臭さや滑稽さ、でも大切に思う気持ちにしんみり。みんなで食卓を囲
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.0

『チェイサー』のナ・ホンジン監督、ハ・ジョンウ、キム・ユンソクが再集結。監督はこの2人に追跡劇やらせたいんだろうね。チェイサーとは立場が違うけどまたハジョンウが逃げてユンソクが追いかける。

主人公が
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.0

ナ・ホンジン監督の長編デビュー作。
デリヘル嬢が失踪。元締め(元刑事)が捜索、犯人を追う。
ずっと追跡メインで話が進むと思いきやそうではなく意外だった。しかし街中を走り回るシーンは多く、俳優さんたち大
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

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久しぶりに(子供のとき以来)鑑賞。
フック船長とウェンディたちのパパが記憶とまっっっっっったく違うのなんで???と考えたら、実写版(ジェイソン・アイザックス)の印象が強いからでした。こちらの方がコミカ
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