城岩いとさんの映画レビュー・感想・評価

城岩いと

城岩いと

泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.0

皮脂臭いおっさんの白昼夢。音楽だけが本音を語る。
昔は娯楽がなくて昼間からプールサイドで酒飲むくらいしか暇つぶしの手段がなかった、という話?
移動のシーンは登場人物の心理描写だというが、水泳と歩くこと
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.0

オリジナル観てからかなり経つけど、やっぱ凄い話。主演ふたりは高校生役でも違和感がなく、大人になるにつれて目に見えて表情も変わっていく。オリジナルをまた観たくなった。

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

役者がいい。ちくちく言葉の応酬。人間の二面性をさらさらっと描く。
笑える場面のあとにすぐさま笑いを殺しにくるので、ようわからん状態に。無様である。だから良いのか。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

人は誰しもこうなんじゃないか、というのを単純な形で見せてくれる。良い

女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)

2.0

話も演出も平凡すぎる。監督代わったせいだろうか。後半のレイプシーンは不快でしかない

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.0

ハッピハッピハッーピ、ハピハピハピハピー

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

くそ怖い。モダン・ホラーだよね。
細部のこだわりが凄い代表作。X

タチャ 神の手(2014年製作の映画)

4.0

アニメ的表現が多いので好みが分かれそうだが、つい見入ってしまう編集はさすが。

骨までしゃぶる(1966年製作の映画)

4.0

本質的に現在をなぞっている気がする。不気味なほど。

女囚さそり けもの部屋(1973年製作の映画)

4.0

ハード。なんでそんなことするん?!の連続。
刑務所に入ってからが特に好き。
台詞が極端に少なく常に超然としたさそりは、どんどんスーパーナチュラルな存在に見えてくる。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.0

特撮映像がとにかく凄い。分量もある。
あとは意味不明な部分が多々あり、大きい子ども向けの怪獣映画という印象。

女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)

4.0

脳死で見たら支離滅裂に思えるストーリーも、これは地獄巡りを描いてるんじゃないか(前作から仏教における地獄を描いている)と考えるとめちゃくちゃ深くて面白く感じる。随所に入る舞台調の演出が良いアクセントに>>続きを読む

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

題名で選んだけどめちゃくちゃ内容重くてしんどかった。東野圭吾が書きそうな話。撮影が際立っていて、とくに女性のアップの表情がいい。クライマックスは「赤ひげ」を連想させる。まあ救いがない…

車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

車、人が吹っ飛ぶ、ダイナマイト、これもう「マッドマックス」なんだよね。
時代背景とかが微妙で、なにを描きたいのかわからない部分はあるけど、とにかく撮り方や登場人物の動きが面白くて観入る。構図やカメラの
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