あんときの井上さんの映画レビュー・感想・評価

あんときの井上

あんときの井上

映画(693)
ドラマ(0)
アニメ(0)

一本の電話(2013年製作の映画)

3.4

不思議と鑑賞後感は心地良い短編映画。

一本の電話で救われる心や救える命があるかもしれない。

だから皆さん臆せず早急にどこそこに電話をかけましょう。

ラストのあのシーンは天国なのかな?
(天使の置
>>続きを読む

リコーダーのテスト(2011年製作の映画)

3.3

監督の飛躍的な成長を比較検討できる貴重な萌芽的短編映画。

まさかこの短編が『はちどり』という傑作に開花するとは!?

『はちどり』と比較すると無駄なカット数が多く、構図も含め稚拙な印象を禁じ得ない。
>>続きを読む

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.2

なんかオッサンと美少年のBLヤクザ映画にし見えなかったんだが・・・。

二人の関係は信頼じゃなく恋愛だろ!?

ただし、結局恋してたのはオッサンただ一人だけだった、ってこと。悲しすぎるよ〜w

登場人
>>続きを読む

あるいは裏切りという名の犬(2004年製作の映画)

3.6

あらすじから既に裏切りが始まってる映画。

Filmarksのあらすじに記載されているレオとドニの記述には誤りがある。

正しくは、ある殺人事件とレオの関与を掴んだドニは、それを告発してレオを刑務所送
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

「デンジの夢を私に見せてくれ」

犬映画。ケモノバカ集合!

愛犬マーヴィンが映画の間を繋いでくれてる。

マーヴィンが映画のただの小道具扱いされずに、カップルの飼い主から、または映画の作り手からどれ
>>続きを読む

あなたとのキスまでの距離(2013年製作の映画)

3.6

心情表現が巧みで好きな映画。

ソフィーは恐らくシングルマザーの家庭で、自己の父親像を年上の男性に投影し、満たされなかった父親からの愛情を充足したいタイプの女性だとおもう。

ドロドロで瑞々しい不倫っ
>>続きを読む

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

3.6

「最悪っ」って呟くのが最高な映画。

次女だけ描かれる分量が少なくて残念😢

気のせいか?

早く家を出ろ!とは簡単に言えない状況下で妹の為に行動できる長女かっこよ!

そんな話だっけか?

自分を守
>>続きを読む

白い家の少女(1976年製作の映画)

3.5

ジョディ・フォスターのすきっ歯が見れる映画。

エンドロールでの長回しによるジョディ・フォスターの表情が、何とも言えない演技で、そりゃ人気出るわ!ってなる。

『Pearl パール』でもエンドロールで
>>続きを読む

夢見る頃を過ぎても(2002年製作の映画)

3.4

推し活中年女性の夢見がちな夢が詰まった夢だった映画?

年配のアイドル歌手がはけて消えていく本作の終わり方が、あれ?これって?夢なの?もしかして全部彼女の夢オチ?って一瞬頭をよぎった。(いや、まあ、夢
>>続きを読む

二つの光(2017年製作の映画)

3.1

視覚障がい者の為のVRゴーグル🥽みたいな機器が実用化されていることに大変驚きを覚えた短編映画。

片方の目が寄り目になるハン・ジミンの視覚障がい者の演技に仰天。

口の位置はわかるんかい!?ってぐらい
>>続きを読む

京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

3.2

楽しみ方の一つに、『The Witch/魔女』のエピソード0として脳内変換してから鑑賞するのがお勧め。

既視感のある話や設定並びにキャラクターで、映画にオリジナリティは感じられず。

それでも、校長
>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.4

クリント・イーストウッドは陰影のショットがお好きなんですね!?ふむふむ!

失踪した息子を探す母親の話かと思いきや、それ以外にも、偽の息子を名乗る不気味な子供の存在や、警察権力の濫用や精神科病院の虐待
>>続きを読む

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

3.4

胸騒ぎの胸騒ぎ→知人到来の胸騒ぎ→恋の胸騒ぎ→喧嘩勃発の胸騒ぎ→命の危険の胸騒ぎ→事件の胸騒ぎ→犯人の胸騒ぎ→逮捕の胸騒ぎ→シチリアの胸騒ぎ

ラストの解釈は、胸騒ぎが解消されたと見るべきか、はたまた
>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.3

ゾンビだった人々を、人々は受け入れることができるのか?をシリアスに描いた映画。

アイデアは良いがオチはイマイチ。

セナンは兄を殺したのか?を終盤まで引っ張りすぎだとおもう。

さっさと開示しちゃっ
>>続きを読む

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.3

もしここが地獄でも愛があれば闘えるという。

戦いだと言うテロリストとその妻の間には愛があったというのだろうか?

少なくともその夫婦の子供には愛が必要だろう。

親と一緒に暮らせないその子供に、親以
>>続きを読む

君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.1

君だけが知らないのは、君が教えないからダゾ‼️ってな映画ダヨ😘

スジンちゃん❤️もジフンきゅん💙も全部丸ごと🙆‍♂️教え合おうヨ(笑)💦

夫💑のジフンきゅんは、良い人なの⁉️で引っ張るの、飽きちゃ
>>続きを読む

ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

3.2

「元始、女性は太陽であった」

またこれまたどういう映画なのか全く掴めなかったほぼ1人芝居の短編映画。

生の舞台で観劇したら"すげー"ってなりそう。

あ、でも、そしたら家が燃やせないか?

女は家
>>続きを読む

母の残像(2015年製作の映画)

3.4

監督の力量は疑いようがないのに、何回観ても面白さが伝わらない自分の感性を疑いたくなる映画(泣)

どうゆう映画なんですかね?コレ??

野ションした好きな女子の放尿が流れてくる一方で、次男は涙を流して
>>続きを読む

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.5

「これは父さんが始めた物語だろ」

本作の能力設定は、匂いで記憶が蘇る"プルースト効果"を拡大解釈したアイデアだと思った。

ヴィッキーは、特定の人物の匂いを嗅ぐことでその人物の過去を覗くことができた
>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

新作楽しみ😋

カット数が尋常じゃない、、、

行って帰ってくるだけなのに、なんでこんなに面白いんだ!?

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.9

「Queencard」

『ブリジット・ジョーンズの日記』と『愛しのローズマリー』を足して2で割ったような映画。

めっちゃ好き!自己肯定感上がる!!

レネーがちょっといきすぎちゃうけど...

>>続きを読む

狼が羊に恋をするとき(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ミニマムな話に撮影の労力をかけてチャーミングにした映画。

羊のイラストがかわいい😊

ストップモーションやアニメーション、早送りにCG、時を止めるマジックリアリズムなどの映像技法がふんだんに使用され
>>続きを読む

母とわたしの3日間(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「親孝行って何?って考える でもそれを考えようとすることがもう 親孝行なのかもしれない」

親の心子知らずとは言いますが、逆もまた然りであることを、母の死後、母と娘が悲喜交々理解していく映画となってお
>>続きを読む

悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.1

「そりゃ 悪手だろ 蟻んコ」

2人ともモノローグで会話した気になってるから、相手のこと勘違いするんだろ?

自殺することは決して愛の証明じゃない!!

それ以外にもオリジナルでは思わなかったことが、
>>続きを読む

スペアキー(2022年製作の映画)

3.1

フランスの田舎町が舞台の無味無臭な映画。

特徴がない。

フランスが舞台ってだけ。

初めての海を見に行ってEND......はぁ?

タイトルのスペアキーってどうゆう意味?

勝手に家宅侵入してた
>>続きを読む

サマリア(2004年製作の映画)

3.5

『花とアリス』の2人が地獄にいる世界線か?

『ドラゴンボール』で言うなら未来編のトランクスみたいなかんじ!

イエス・キリストが、善きサマリア人のたとえ話で人々の良心に訴えかけようとしたように、ラス
>>続きを読む

悲しみよりもっと悲しい物語(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

NTR癖の監督による屈折した自己陶酔ラブストーリー映画。

まず本作の脚本は、監督の個人的な性格や好み、経験が色濃く反映されていると仮定したい。

その理由は、本作がおそらく監督の最初で最後の作品であ
>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.3

最後のオチにすべてが懸かってる映画。

入れ子構造である本作は、学生が書く小説に教師が登場する中盤から面白くなる。

というのは、それは小説内の出来事か?それとも映画内の出来事なのか?虚と実が入り混じ
>>続きを読む

赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

-

主演はネルソンズの青山フォール勝ちさんとビビアン・スーさん、本田翼さん(or国仲涼子さん)に似た3人による日本好き監督の恋愛ファンタジー映画。

ギデンズ・コー監督は楽曲のチョイスと挿入が秀逸。

>>続きを読む

台北アフタースクール/成功補習班(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

台湾青春映画の例に漏れず下ネタ多めの前半から、後半にかけてはLGBTQバンザイ🏳️‍🌈と恩師への愛バクハツ💥映画となっておりますと。

あえて本作の登場人物を三国志で喩えると、主演の3人は蜀の劉備、関
>>続きを読む

親友かよ(2023年製作の映画)

-

タイ青春映画の優秀作キタコレ!?!?!?

『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』の主演2人が再共演。胸アツすぎ!

主演の1人は北村匠海に激似。ファンなら必見🤩

友達ってのは、自分が友達だと思えば
>>続きを読む

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

3.3

自分の記憶の中ではもっと面白かった印象だったのに・・・面白くなくなってた映画。

リンカーンとアメリアの恋愛要素は蛇足だろ!

じゃあ、リンカーンも下心でアメリアを贔屓してたのか?ってなるけどいいの?
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.8

目で語る映画👀

目は口ほどに物を言うが、もしそれが悪い影響だとしたら、口より目は災いの元となる。

この映画は、言葉を発しない又はアイコンタクトするシーンが多い。それはコミュニケーションの充足を意味
>>続きを読む

ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

3.3

『her 世界でひとつの彼女』の世界観の延長上にある映画。

身体的な妊娠や出産は必要か?という哲学的な問いについて、夫婦はポッドの会社に頼らない、自分たちの手によるポッドからの出産を選択します。
>>続きを読む

警官の血(2022年製作の映画)

3.1

『孤狼の血』だなぁ〜って観てました

終盤、飼い犬だと思ってたチンピラ?に裏切られて警官のくせにパシられて麻薬取引?させられてたの草

諸々混み合っててよく分からなかったなあ

今は大麻チョコとかある
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2010年製作の映画)

3.3

「「生きたい」と言えェ!!!!」

自暴自棄で死に急ぎのクソ野郎が主人公の映画はクッソ好きなので迷わず鑑賞。

ネタバレを見てしまって後悔してはいるけど、ラストは良かった、というと語弊はあるか...
>>続きを読む