fumiyannさんの映画レビュー・感想・評価

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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.7


なんか不思議な雰囲気がある、今までとはちょっと異色なフィルムワンピ。
原作では出来ない世界観。パラレル作品のように捉えないと、受け入れが難しいかもしれません。

否定的な意見も多い印象ですが、個人的
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.9

インデペデンスデイってシンゴジラと構成めっちゃ似てるやんって思った!!

昔見た時の興奮が甦りました

童心に帰って楽しめるエンターテイメント映画です。
自分の中のSFの原風景はここなんだ

まず吹き
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

大味な脚本に感じてしまった。
いや、そこがいいのかもしれない…

音楽と演出は素晴らしいです。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

楽しみに、、楽しみにしていた12月25日。
前作の発見が遅れて、もう2作目の劇場公開が終わっていて、、悔しさに涙を呑んだことを乗り越えてこのレンタル開始の日まで辿り着いた。

期待値が上がりに上がって
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.3

園子温の猛毒な部分のみを抽出した圧倒的怪作。
あくまでも『エンターテイメント』作品です。
見終わった後は30分くらい放心状態になる。

少し長めの映画ですが全く時間を感じさせません。この監督は観る側が
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

「普通になる」ということ。
人にとってはなんともないことばでもある人にとっては特別な響き方をすることば。

役者さん方の心のこもった芝居が大きなものを映像の中に残していきました。

バビロン(2021年製作の映画)

4.5

この監督はやはり天才だと、前半の1時間で確信した。
なんだこのテンポの良さは。
またしてもこの表現を使ってしまうけど、、3時間があっという間だった。
「3時間を一番有意義に堪能できた3時間」という方が
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

正直、インディシリーズにそこまで特別な感情は持っておらず、この『運命のダイヤル』を見るために無理やり初代から一気に見直したのです。

それなのに、あの最後のシーンにはいたく感動した。
自分みたいなこん
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それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ(2006年製作の映画)

3.9

おもろい。
馬鹿にできない。
テーマも重い。
テーマは「生きること」。

アンパンマン。1988ねんからアニメが放映され今現在でも圧倒的な人気を博するコンテンツ。

幼児から大人までの知名度、その人気
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

最高だー
面白かった!楽しかった!
歴代最高傑作だと思います。

ユニバやディズニーランドのアトラクションは決められた時間で人を飽きさせずに楽しませるように作られている。
それの2時間半バージョンと言
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

2.0

むー。
すごろくの要素は残しておいて欲しかったな。

完全に架空の世界じゃなくて、現実の中にゲームの災厄が降りかかってくる、
それに向かいながらダイスをふる、というあの独特の緊張感が好きだった。。

トゥルーライズ(1994年製作の映画)

3.7

シュワルツェネッガー×ジェームズ・キャメロン

キャメロンが監督・脚本の映画で、
91年に『ターミネーター2』、94年に今作『トゥルーライズ』。
つまりはあの名作ターミネーター2の次回作。と、思いなが
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ、楽しめた!
評価に反して個人的にはシリーズイチだったかもしれない…。
このとんでもないSF要素を受け入れられるかどうか。
まあ、もともと非現実的なシリーズだからねぇ。

受け入れられるの
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

久しぶりに今まで見たことないタイプの映画に出会った。
新しいアーティストを掘り当てた時のような感覚です。
Strokesの1stを初めて聴いた時、こんな視点からかかれるロックがあるのかと驚いた。
その
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

良いところと悪いところが(自分の中で)はっきりとしていた今作のゴジラ。

悪いところの方が些か目立ってしまったけど、良いところである程度そこを補う面白さがありました!
少なくとも、「劇場で見なけりゃよ
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.0

桜井和寿さんが最近の曲の中でブルース・リーのことを歌っていたので無性に見たくなりました。

正直ストーリーの部分は違和感とツッコミどころド満載だったけど、リーの高質な肉体とその捌き方を拝むことができる
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.3

キューブリックの『世にも奇妙な物語』

“キューブリックの凝視”と呼ばれるあの上目遣いが最も顕著に見て取れる作品です。
それと並行してこの映画で最も注目するべきは、キューブリックの「対位法」
→禍々し
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.0

間に合った〜。
この4作目で更に化けるというような噂をちょくちょく聞いていたのでとても楽しみに劇場に向かいました。

けど、、うーん…?
監督のアクションの撮り方に少しお腹いっぱいになり過ぎてしまった
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

妻に病で先立たれ、犬を殺された仕返しをしに行っただけでもう平穏な日々に戻ることが出来なくなったかわいそうなジョン・ウィック。
あのドラ息子のチンピラ行為が全ての事の発端やん…!諸悪の根源やん。
(いや
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

銃をまるでパンチのように使う男。

前作から5日後の設定なのに成長して大きくなってしまったワンちゃん。

アクション映画は浅いストーリーほど楽しめるなと、この作品を見ると思ってしまいます。
これくらい
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

特になにってわけじゃないけど、なんだか昔の地上波ロードショーのような懐かしい感じで見れました。

M:Iシリーズを見直した直後で頭を使った後だからか、主人公の原動力が国家や組織ではない、犬や車なところ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.3

失意のあまり自死を決行するも失敗。殺し屋に自分自身を殺害するように依頼してしまう男のその後を描いたストーリー。

12月に1人で薄暗い部屋の中でジンジャーエールでも飲みながら観たいような映画です。(そ
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

描かれるのは老いと死、人間の孤独、親子の関係。
この映画を観ながら、日常漫画の作者、けらえいこさんが自身の作品を「私の走馬灯漫画」とおっしゃっていたのを思い出しました。

目指す目標ばかりを考えて生き
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過去のない男(2002年製作の映画)

4.0

アキ・カウリスマキの午前3時。
アマプラありがたい。

真っ暗な部屋で彼の映画を見ている時間が好きです。

港町の人々の優しさ。街の喫茶店の人から暖かい心を感じる。
都会の人々も含めて、描いているのは
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.9

作り物の領域を遥かに超えて魂がこもった作品になっています。

白黒の映像の中にたくさんの命を見ました。その重さに差はないはず。
シリアスに続く中にふと感じるスピルバーグらしさを見つけることができます。
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.5

徹頭徹尾ド迫力の戦闘シーンだった。
あれ、昔見た時はノルマンディー上陸のところしか記憶に残らなかったけど見直すと全然そんなことなかった。
戦争の残酷さと命の儚さを感じます。

すごくて何を記録すればい
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

[ジョーカー/人]はなぜ悪に走るのか。

犯罪者心理に迫る怪作。

初めて『タクシードライバー』を観た時と似た種類の衝撃を感じる。(と思ったら同作と『キング・オブ・コメディ』をがっつりと踏襲してました
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.3

「今日はもう何も考えたくない」という時に見る映画。

熱い温泉に浸かっているような心地です。
圧倒的な映像とサウンドの温泉。
ただ綺麗なだけじゃなくて撮り方に“芸”がある。

シンプルなプロットを90
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

やっぱりスピルバーグは天才だ笑
この人の撮る映画のフィルムには夢中で人を前のめりにさせてくれる魔法の何かがかけられている。
ゾクゾクする編集とカメラワーク。

「そういえばスピルバーグ新作作ってたなぁ
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.9

ティムバートンが学生時代に授業中に描いていたキャラクターを映画に。

とってもベタな展開だけど、そこにむしろ良さを感じる映画。

抱き寄せるシーンが名シーンだと思ってたけど、氷の雪のなかウィノナが踊る
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.5

ジム・ジャームッシュ監督作品の中でも何故か気が進まなかったゴースト・ドッグ。
なぜ長い間見なかったんだろうか
監督の多分に漏れず素晴らしい映画でした。

惹き込まれる俯瞰カメラからの街並みの映像のオー
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