友人と共にお喋りしながら楽しく鑑賞していたのだが、映画のラスト20分は、一言も話すことができなかった。庵野監督の覚悟と正義、そして圧倒的な才能を感じる凄まじい結末だった。
庵野監督が本シリーズをこの世>>続きを読む
可愛らしいキャラクターにより描かれる、社会を風刺した物語。考えると億劫になる事から目を背け続ける人たち。それは将来のこと、お金のこと、明日の仕事のこと。色々あると思うけど我々はそれらから目を逸らしなが>>続きを読む
ミッカ可愛かった。
音楽の素晴らしさを描いたドラえもん映画。何かを始めた時の初期衝動・感情を丁寧に描いていた。楽器上達した時って本当に嬉しいよね。
同様の展開を繰り替えす中盤の展開。他のレビューで退屈>>続きを読む
本当に変な映画でした。ジャンルがごちゃごちゃ。ホラーシーンの作り込みは結構頑張っていて、小物の面白おかしさはおいておき、雰囲気作りは良かったと思う。ただ、総じて好きじゃないです。完全に「呪詛」や「シャ>>続きを読む
世界の作り込みの凄さ。惑星デューンはいってしまえば殆どがただの砂漠、なのだけれど、見たことも聞いたことも無いアイテムやセリフが登場するからか、地球には見えない。最小限の演出で、よくここまでリアルな地球>>続きを読む
心が温まる、母と息子の関係性。互いを思いやっているにも関わらず、すれ違ってしまうもどかしさを描く。
主人公に共感してしまった。14歳という思春期真っ只中ということもあり、大人になりたいともがく時期。大>>続きを読む
ジョニー(ホアキン・フェニックス)の職業が良かった。子供にインタビューしてそれをラジオ番組にする。なんて素敵なのだろう。小さな子供から語られる世界の常識はとても新鮮に聞こえた。
これを物語の主題ときち>>続きを読む
マスターピース。世界観良すぎまじ愛してる。
世界を俯瞰した目線で眺めるような映画。沢山の登場人物が動き回る映像の中にクスッと笑える小ネタが詰め込まれていて、そのどれもがツボだった。監督ジャック・タチが>>続きを読む
普通にめっちゃ良い。私ともいつまでも友達でいてくれプー。
今作の後に「プーと大人になった僕」が控えてるって考えると泣ける。
いかにも「ミッキーマウス!」な映画だなという感じ。ドタバタクレイジーなオープニングシークエンスがなぜ起きたのかを回想形式で振り返る。
雑談が続かなくて気まづくなるミッキーとデイジーの姿を見れるのは本作>>続きを読む
日常にある些細な幸せを見つける素晴らしさを思い出させてくれる傑作。トイレ清掃員の生活をひたすら描き続けるという異色の映画である。社会的に成功した者を見てその生活に憧れることはあるが、トイレ清掃員の日常>>続きを読む
今まで数々のグロ・胸糞映画を鑑賞してきた私でも、本作はキツかった…あと10分でも長かったら吐いていたかもしれない。
誰が本物の食人族なのか。というテーマ性はかなり好きだったのだが、生き物を殺すシーンを>>続きを読む
死者の視点から見た東京の街トリップムービー。視聴者を疑似ドラック体験させる唯一無二の映画。パッケージやあらすじからはバイオレンスな作品に見えるが(間違ってないけど)、本作が描いているのは恐ろしいまでに>>続きを読む
4年待った甲斐があった。こんなに緻密で壮大で、途方もない作品を作り上げてしまうアリ・アスターは間違いなく現時点で最高の監督の一人だろう。
何度見ても面白い。個人的に完璧な映画だと思った。愛してる。
意味不明、理解不能なものを作ってそれが作品として成立している凄さ。
作品が下品にならず、どこか高尚なもの、アーティスティックで芸術性が高く見えるのは本当に監督の力量が凄いから出来たことだと思う。
ホドロフスキー監督の人生を描いた作品で、抑圧的で偏った思想を持つ家族からの解放と自立を描いた物語。
監督の作品は登場人物の心情を強烈なビジュアルで魅せるという表現方法を取っており、これが原因で難解・理>>続きを読む
人里離れた稽古場で、知らず内にLSDを摂取した将来有望なダンサー達が徐々に狂っていき、その空間は次第にカオスそのものとなる。集団心理の恐ろしさ。パニックの連鎖。視聴者にもそれを追体験させる。尋常じゃな>>続きを読む
本当に嫌な気分になりました。やはりギャスパー・ノエ監督は人を不快にさせる天才であり、「アレックス」という作品は映画史に残る超絶胸糞映画だなと改めて感じた。
通常版より段違いに話の流れが分かりやすくなっ>>続きを読む
ウェスらしい映像美はあまり無いが、独特な台詞回しやギャグセンスは今作も絶好調。愛する監督の長編デビュー作を遂に見れて心底幸せな気分。
にしても「アンソニーのハッピーモーテル」って邦題は何だ。あまりにも>>続きを読む
ホドロフスキー監督によるサイコマジック(精神療法)の実録映像を纏めた作品。
監督のもとに現れるのは人生に対し何かしらの理由で絶望した人々。そんな彼らが胡散臭いとも思えるホドロフスキー監督の摩訶不思議な>>続きを読む
不器用な若者たちの恋愛模様。香港の街を舞台にしており、作品を通して独特な雰囲気があった。
香港の下町。いろんな国籍の人間がいて、麻薬の取り扱いもある、とても治安が良いとは言えない街。そんな場所で繰り広>>続きを読む
とにかく変わったルックを持ちながら物語は案外分かりやすい冒険談だったので驚いた。過去のランティモス映画と比べ、不気味さは殆どなくどんな人にもお勧めできる映画だと思う。勿論、R18的な演出は多いのでそこ>>続きを読む
愛の微笑ましさと人生の儚さ。人という生き物の虚しさと強さ。2人の男を中心にこれらを描いている最高に美しい映画。
基本静かな映画なのだけれど、唐突に始まるバイオレンス描写がいかにも北野映画って感じ。ただ>>続きを読む
ブルース・リーのハリウッド進出作でありながら代表作。分かりやすい物語展開にカッコよいアクション。娯楽映画に必要なものが揃っている。「これで良いんだよ」と思わず叫んでしまいそうになる超王道で爽快感たっぷ>>続きを読む
ホロコーストで起こっていたことを実際の映像で振り返るドキュメンタリー。
映像で初めて見たかもしれない、本物の遺体。山のように詰まれ、ゴミのように扱われている人間だったものたち。生半可な気持ちで視聴して>>続きを読む
イギリス統治下の香港を舞台に、切ない恋模様を描く。ゆったりと物語が進む映画で、美しい香港の街並みや自然がこれにマッチしている。台詞回しがクサいと思うこともあったが、恋に溺れた人間はきっとこういう事を言>>続きを読む
今まで色んな胸糞の悪い映画を見てきたけれど、本作はその中でもトップクラスで気分が落ち込む映画だった。
あまりにも直接的で痛々しい残虐描写の数々。最悪な拷問シーン。それだけならばまだ良いのだが、本作は精>>続きを読む
斬新な舞台設定を用い、ホラーともいえる監視社会を描いた作品。私は人に見られるという事に対してかなりの恐怖を覚える人間なので、本作はかなり怖かった。
その上、行動を自分で選択できず、将来が管理者によって>>続きを読む
3年前に完全版を見て以来の鑑賞。当時見た時の感覚が湧き上がってきたと同時に、こんなに素晴らしい映画だったのかと感動してしまった。
人生に疲れた2人の女性が心を通わせていく物語。退廃的で廃れた砂漠のカフ>>続きを読む
これが元祖ゴジラか。凄い。。
心からゴジラを恐ろしいと思った事にまず驚いた。映像は古く、着ぐるみを使った特撮にも関わらず、ゴジラが登場するシーンはとにかく臨場感があり本物の怪獣に見えた。そんなゴジラに>>続きを読む
“ディズニーらしさ“が詰め込まれた、最高に素敵な映画。ハッピーで分かりやすいストーリーに“夢“というディズニーの基盤ともいえるテーマ性が重なり、安定の完成度。誰もが楽しめる、これぞディズニーという作品>>続きを読む
映画の持つ強大なパワーを感じた作品。素晴らしい音楽に、徹底された絵作り。エネルギーに溢れている。繰り返される脳裏に焼き付くテーマ曲や圧倒的な映像美。全てがカッコ良い。
残酷な戦争を明るく描いているはず>>続きを読む
人が終わる瞬間を描いた映画。平穏な日常に死が近づいてくるのを感じる恐ろしさを描いている。
細部までこだわり抜かれた徹底的なリアリティが凄い。舞台となる老夫婦の家の作り込みには、間違いなく人が長年住んで>>続きを読む
期待を超えてきた。面白い。
鑑賞後の満足度が凄い。良い映画を見た、という満足度がかなりある。映画館で圧巻の映像と音楽を浴び、感動のストーリーに心揺さぶられる。邦画でここまで良いと思えたのは久しぶり。>>続きを読む
色調が暖かく、絵本のような雰囲気が漂う作品。 セピア色がかった画面の中物語が進み、随所に差し込まれるビビットな赤、緑色が映える映像。他にもシンメトリーを意識した撮影など、全てのカットが美しく郷愁に溢れ>>続きを読む
序盤から困惑の展開が続く。セクシーな唇が画面いっぱいに広がり歌を歌いだすOPは奇妙で不思議だが、引き込まれてしまう魅力があった。この段階で普通の映画じゃないと思えた。
登場するミュージカルナンバーのど>>続きを読む