michiさんの映画レビュー・感想・評価

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旅するダンボール(2018年製作の映画)

3.5

「日本のダンボールって可愛いものが多いですよね」
ダンボールというよりダンボールアーティストの島津さんにスポットをあてたドキュメンタリー。

島津さんの人となりと、島津さんが興味を持った段ボールに描か
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

ゴジラ、痩せた?シリーズ2作目にしていきなりの怪獣プロレス。
ストーリーは流石にちょっと雑。前作のゴジラとは別個体というのも、突然出てくるアンギラスもなんか無理矢理感。間延びしたシーンも多く、特撮レベ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.7

最速の仕事人イタリア上陸。
やっぱりイタリアの風景はいいですね。どこをとっても絵になる感じ。いつもの通り人情話もありますが、こんなにエグい殺し方してたっけ?主人公の残忍さが増してるような。

パッケー
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

タイトルで西部劇と勘違いしてた作品。実際はフランス中世の史実をモチーフにした映画でした。美術、撮影も美しい。見ごたえは十分すぎるほどにありました。

決闘でどちらに罪があるかを決め、勝ったほうが正義。
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

キングスマンの前日譚に当たる作品なので前作までを知らなくても楽しめます。

今作はややシリアスよりですが敵キャラの個性が強いのはシリーズの流れを汲んでいて面白いところ。
前2作のような感じを期待してる
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.8

映画に興味津々の少年サマイは母の弁当と引き換えに映写室に入り浸るようになる。
映画はどうやってつくるのかと訪ねた少年に映写技師が「物語がすべてだ」と応える場面が印象深かったです。

貧しさの中でも、主
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GUNDA/グンダ(2020年製作の映画)

3.0

モノクロで牧場の豚の親子(ニワトリや牛もあるよ)をただただ映し出す映画。授乳シーンも角度を変えて数分。ナレーション、音楽一切なし。ブタさんの鳴き声、息遣いがキレイに聞こえてくる。

ブタの赤ちゃんが可
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

まずこの時代設定を思いついたのが凄い。
最序盤に出し惜しみなくゴジラ(小)を出してきたのも良かったです。見たいものが最初から見られたのでスッキリ。おかげでその後のドラマパートもダレずに見ることができま
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.4

こんな実話があってたまるか!実際はコカイン大量接種した熊の遺体が見つかったという話だそうで。(その熊は剥製にされてるとか)

熊がラリってる動きはファニー。お金をかけているのか、映像がしっかりしてるし
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.5

こんな航空会社は嫌だ。ホノルル行きがガラガラなんて変な噂のある航空会社としか思えません。

何やっても戦う事になる男ジェラルド・バトラーが機長に挑戦。突然告げられた犯罪者の移送、嵐に突っ込む飛行機、当
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

70年以上も前にここまでの作品を作り上げたというのが驚き。ストップモーションではなくスーツアクターだからできる滑らかな動き、蹂躙されるミニチュアとは思えない街。モノクロだったからこそ安っぽさが出なかっ>>続きを読む

プレデター2(1990年製作の映画)

3.3

その後のシリーズにも活かされる設定が数多く含まれたヒット作の続編。主人公シュワちゃんじゃないんかい!というのが第一印象でした。

舞台はジャングルからロスへ移りましたが派手な市街戦は人間同士でしか行わ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

やや大人向けに作られたストーリー。主人公は水木しげる?と身体がある頃の目玉のおやじでふたりとも美形に描かれています。

メインは田舎権力者一族のドロドログチャグチャの外道な行い。犬神家を想起する人が多
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悪魔を憐れむ歌(1997年製作の映画)

3.2

「これは俺が死にかけたときの話だ」
設定はホラーなのに怖さはない映画。人間に乗り移って連続殺人を犯している悪魔と戦う事になった刑事の物語。刑事VS悪魔というよりは刑事VSサイコパスという方がしっくりき
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情婦(1957年製作の映画)

4.5

日本語タイトルとパッケージ表紙でちょっと損をしている傑作法廷ミステリー。中盤の回想シーン以外はテンポも良いです。
出演陣の演技力の高さ、ユーモアが光る会話、言われなければわからない細かい伏線。見直すと
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.6

ドラマ版未見。リアリティがあるかどうかは別としてオープニングからハイテンションで楽しめました。展開も割と王道というか分かり易いので見ていてストレスも感じない。派手さも十分、医療系というよりエンタメヒー>>続きを読む

おじいちゃんの里帰り(2011年製作の映画)

3.7

大家族里帰りロードムービー。里帰りとはいえ移民なので国境をまたいでドイツからトルコへの車旅。故郷に待ってる人がいるわけでもない。過去回想も多く、いわば自分(家族)のルーツをたどる旅ともいえます。こうい>>続きを読む

アンコール!!(2012年製作の映画)

4.1

好きな映画の一つです。ラストもう少し盛り上がれば完璧だったのですがこの辺は自分の好み(楽曲含む)です。

偏屈爺さんと社交的婆さんのお似合いカップルが見ていて心地よいです。偏屈を自覚してるのもなんか良
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.7

輪廻転生はインドらしいと思うけど、何でハエ?寿命はどうなの?何で筋トレできるの?バカらしさ8割、シリアス2割の復讐劇。アクションもあり、ヒーロー映画のような感覚で見ることができるなかなかのすぐれモノで>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

不謹慎なのにもほどがある、皮肉オンパレードな作品。制作者はヴィーガンに恨みでもあるんだろうか?エグいことやってるのにギャグテイストなのも狂気。

この物語では過激派ヴィーガンが出てきますが、結局何にし
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.9

ゲーマーをプロレーサーにしてしまおうという企画自体がとんでもない挑戦。すげえなNISSAN。個人的にグランツーリスモのゲームは初代が一番ハマってました。

主人公はたしかにゲーマーなんですがちゃんとレ
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太秦ライムライト(2013年製作の映画)

4.0

福本清三さんをリスペクトして作られた本人主演の映画。ストーリーにマッチした哀愁漂う主人公を好演、少し聞き取りにくいセリフは御愛嬌。

全体的に少し物悲しい雰囲気の話ですが、やはり殺陣のシーンは見応えあ
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ティン・カップ(1996年製作の映画)

3.8

一般的な評価は微妙ですが個人的には好きな作品。スポーツ全般疎いのでティン・カップの意味はこの映画で知りました。ガードは大事。

ストーリーは性格に難アリの天才主人公の活躍と口説き方を描いた、あまりこれ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.8

閉じ込められるのかと思ったら割と出入り自由なお城。オオカミ少女、何でも叶う願い。とファンタジー要素多いですがかなりシリアス。

伏線貼りつつ、徐々に明かされていく設定。鑑賞前はよくある子供向けアニメ映
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.4

微妙に思えるコスプレ感が気になって敬遠していた作品。オープニングから設定盛り盛りで思ったよりもファンタジー。これならコスプレでもいいかもね。

美術にこだわりを感じロケーション含め撮影はハイクオリティ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

高校編すっ飛ばしちゃったかー。たしかに映画ばえするのは東京編からですのでね。
音がついたらこんな感じになるんですね。いや凄かった。これは映画館で見たほうが良かったなぁ。

ストーリーは世界一のサックス
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.5

Amazonプライムにて。ジェイク・ギレンホールいつの間にこんなマッチョになったんだろう。オリジナルは未見です。劇中で何度も言及されてますが西部劇モチーフのようです。

元UFC有名ファイターが島の酒
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.4

個人的にはシリーズの中で一番印象の薄い本作ですが意外と悪くないんですよね。映像の進歩も感じられますしリスペクトも感じられるので外伝としてなら面白いです。ただ、観たかったターミネーターはこれじゃないとい>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.0

星矢であって星矢でない。ただ困惑するしか無い映画。アクションは意外と悪くないですが、超展開が過ぎる感じ。

原作未読の人だと「分かるように説明しろ!」というセリフがそのまんま当てはまるかもしれません。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.2

いわゆる雰囲気ホラーと言うのでしょうか、なかなかの意味不明。悪夢の映像化のような映画でした
風景を映すシーンはとても美しく、その中でわけのわからないおっさんが登場するのはシュール。

どういう意味があ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

まず、何よりも作り込みの細かさに驚嘆。本当にストップモーション?CGもあるとは思いますが凄い。

なんちゃって日本感はありますが、同時に日本愛も感じられるので嫌な気持ちはしないです。そして犬への愛も。
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

3.3

名作エピソードを入れつつ新しい設定も盛り込んだドラえもん。子供の頃に単行本、アニメを散々見てきたのでドラ泣きはしませんでした。

CGになったことで無駄にリアリティが出るのでのび太のダメさ加減が痛々し
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少林寺(1982年製作の映画)

3.5

ジェット・リーのデビュー作だったんですね。オープニングは少林寺にまつわるドキュメンタリー、正直ここが一番面白いまであります。

ストーリーはカンフー映画の王道、若者の成長と復讐の物語が中心。
「汝殺す
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.6

うちの会社は大丈夫?演技大げさな仕事の闇エンターテイメント。大企業でも不正、改ざん、隠蔽は実際に起きていること。
全てはノルマ達成のため、利益出してナンボですもんね。

エンタメ要素が強めでも、社会問
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.4

オープニングは軽くホラー。スッキリしない系サスペンスとでも言うべきなんでしょうか?ラスト付近が理解できそうでできないモヤモヤ。タイトル回収はなるほどなという想いです。

主演陣の役のハマり具合が絶妙で
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.4

ニコラス・ケイジ、何でもできるいい俳優。

相棒である豚を奪われた男が豚を探します。というシンプルな話が軸。悪の組織相手にドンパチとかそういうことではなかったです。
豚を探しているうちに主人公の過去と
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