明宏さんの映画レビュー・感想・評価

明宏

明宏

耳をすませば(1995年製作の映画)

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少女漫画原作のアニメということでお話も少女漫画らしいものになっている。
学校を舞台にしたお話ってノスタルジックな気持ちになれるし、10代ならではの期待や諦念だったり、学校の中っていう限られた中での人間
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14歳の栞(2021年製作の映画)

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「自分の14歳の頃を思ってノスタルジックになりたいな」という期待を持ってみたが、この人たちがもってる悩みや感情は別に若いから持ってるものでもなく、30歳になろうという自分も持っているものだった。
友達
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

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この手の物語にしては珍しいエンディングで自分はラストら辺は楽しめたものの、中盤までの捜査パートがあんまり面白くならないのが勿体無い。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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こういう話の場合、まずハルコネン家や皇帝の支配、占領によって市民がどんな被害を被ってきたかというのを知らせるようなシーンが明確にあった方がいいんじゃ無いかと思った。
ポールの闇落ち感とかも含めて、なお
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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2人の関係性の変化とそれぞれの成長が素直に描かれている。
2人より年上で見守る存在である山添の上司、栗田科学の社長の2人もまた家族の自死という心の傷を抱えており、助ける人が助けられる人でもあるという関
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ロブスター(2015年製作の映画)

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振り返って観て面白かったので感想を書き直した。
マネージャーとリーダーそれぞれが率いるコミュニティの対称性がまず面白い。一方は強制的に恋愛をさせるがもう一方は恋愛を全面的に禁ずる。恋愛をしなきゃ死ぬ(
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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最高だった。思春期にこの映像観ていたら違う人生になっていたんじゃないかと思った。

南海漂流/スイスファミリーロビンソン(1960年製作の映画)

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子供心にはかなりグッとくる冒険映画じゃないか。マジの虎がウロウロしててどうやって撮影してるのか不思議だった。完全に調教しきってるのかな?シマウマやゾウ、ロバ、ダチョウ、カラフルな鳥達や、ハイエナまで、>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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面白いんだけど、もうちょっと先まで見たいと思う自分は物語=プロットという思い込みに支配されてるんだろうか?

場面場面で起きていることは笑えるし奇妙で怖い。門の外に飛行機のおもちゃ取りに行くところ面白
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ダンボ(1941年製作の映画)

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空を飛ぶことそのものがほぼオチなのね。
映画の中でキャラクターが飛ぶ時の高揚感ってあるなー。

フリークス映画でもあり、ティム・バートンが実写(風)化させるのもわかる。
中盤のトリップ描写がとっても楽
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

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ネバーランドってそれ自体が「ディズニーランド」的な場所で面白いと思った。完全なファンタジーではなくて、戯画化されたアメリカを冒険する場所。そこにはわかりやすくステレオタイプ化されたネイティブアメリカン>>続きを読む

101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

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圧倒的なアニメーション。
人や動物たちの動きの素晴らしさは言うまでもなく、背景美術がすんごくおしゃれ。線のタッチの荒さもスケッチ的で良いし、版画みたいに塗りの色がずれてるのもとても良い。

ストーリー
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アトランティス/失われた帝国(2001年製作の映画)

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手描きアニメ期もそろそろ終わるって頃のディズニー映画で、古代文明やスチームパンクな乗り物の部分にCGが多用されていて質感の違いはむしろ意味的にもしっくり来た。キャラクターデザインもかわいい。
映画版『
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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めちゃめちゃ良かった。
全体はロマンチックだけど、一つ一つの事象は普通に旅で起こり得ることに見えて、結構旅気分が味わえる。
シンプルだけど、良いな〜

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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すごく面白かった。
全てのシーンに絵画的な質感と構図が与えられていて、その画面のかっこよさがまず気に入った。珍妙なトーンの宮廷音楽っぽい劇伴も面白いし、手術による合成動物やゴドウィン・バクスター(ウィ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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面白かった。
セイディーシンクの頭の切れる意地の悪さ。


ブレンダン・フレイザーの暴食シーンにはスラッシャー映画の殺人シーンのような快楽があって(というか笑えるくらい音楽が超不穏笑)、描かれている内
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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感動的な場面は幾つかある。泣きそうになる場面もあった。けど全体的に優等生的で刺激が弱いとも思う。特に話の展開。

移民二世にまつわる問題、異人種との交流の難しさや人生そのもの路線がある程度決まってしま
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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途中の音の演出びっくりした。ほんとに左後ろ見そうになる。
オチが気持ちいい。

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

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・オープニングのアニメーション最高
・砂埃落としたら北軍だったところ笑える
・アップがやたら多い
・イーストウッドイケメン

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

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青年から老人まで、それぞれに個性的な保安官4人組が狡猾なギャングの襲撃に備える。
サスペンスもコメディも恋愛もあり、よくできた娯楽映画。
アル中の保安官が酒場で暗殺者を追い詰める場面が素晴らしい。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

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とにかく忙しなく見ずらい編集とお説教モノローグ。こんなちゃんとつまんない映画久しぶりに観た

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