このレビューはネタバレを含みます
恋とも愛とも取れる感情を抱く幼いマチルダに対し、大人としての態度を貫くレオン。
終盤のリングトリックを「マチルダから」だとスタンに伝えたシーンが印象的だった。
逆境に立たされ続けても諦めない山口の強さを感じた。
各場面での状況が分かりにくかったので、説明文の表示を増やしてほしいと感じた。
このレビューはネタバレを含みます
登場人物の情緒や行動への違和感が強く、率直に言えばヒドイ出来の映画だと感じた。
2階の窓先に現れたダイジンをかわいがる鈴芽、草太とダイジンを追いかけて家を飛び出してフェリーにまで飛び乗る鈴芽、一人で飛>>続きを読む
ヤバいジブリって感じ。
サイケで不穏な作品という先入観があったが、ストーリーもしっかりしていて楽しめた。
夢と現実の境が分からなくなる。
終始ぶっ飛んだことの連発で面白かった。元気が出た。
上映時間上仕方がないとは思うが、巻きで巻きで進んでいる印象だった。
後から原作を読んだらその印象は合っていたし、あまり良くない改変も恐らくあった。
作画等は良かった。
会社の人達、山添くんの元上司、主役の二人。
全員が優しくて、でも押し付けがましくはなくて、思いやりがあると言うか。
どれか一つが欠けたら全て崩れてしまうのではないか、という不安が常にありながら、人間同>>続きを読む
「帰りたい」と叫んだ彼が帰りたかったのは、どの時代の彼なのか。
あまりにも無情で無常だった。
「希望を持つ」事の重要性。
釈放された途端「刑務所を出る」という希望がなくなってしまう描写では、非情な現実を突きつけられた。
刑務所が腐りすぎてて辛かった。
1では日本憧れが、2ではカンフーあこがれが現れていてよかった。
名シーンを振り返りながらの演者紹介もオシャレだった。
このレビューはネタバレを含みます
必要以上に語らせすぎない、説明的になりすぎない表現の映画だったと思います。
姪が主人公の元を去るシーン、言語化できない感情に埋め尽くされて泣いてしまった。
小説の映画化だから仕方ないのかもしれないが、かなり改変されていてイマイチだと感じた。
小説からは
「マイノリティは気づかずとも近くにいて、知らないうちに迫害してしまうこともある恐ろしさ」
も一要素と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「幸福は誰かの犠牲の上に成り立っている」
あの村の様に、一家に対し人一人を不幸にする(生贄にする)といったような、明確かつ残酷な犠牲の場合、多くの人は拒絶するだろう。
しかし、実生活におけるほとんどの>>続きを読む