hanakoさんの映画レビュー・感想・評価

hanako

hanako

さがす(2022年製作の映画)

3.6

「連続殺人犯を見た」と言った翌日に父が突然失踪した。父を探していくうちにある事実に行き着く。

テーマを知らずに観てしまった。。
このテーマの作品はいつも自分の中で答えが出ずに終わる。本人の苦しみ、家
>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.2

子宝に恵まれない夫婦。赤ちゃんの形に似ている切り株を見つけた夫は妻にプレゼントする。妻はそれを本物の子供と信じ込み世話を始める。

なかなか手を付けられなかった作品をやっと鑑賞。
嫁の言動おかしいし隣
>>続きを読む

スペアキー(2022年製作の映画)

3.7

家庭環境に問題のあるソフィーはバカンスで家を空ける友人の家へ忍込み、一人の時間を楽しんでいた。そこに帰ってきた友人の兄とのひと夏のお話。

どこかフワッとした気持ちになる作品。
2人の距離感も、2人の
>>続きを読む

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.6

「春が2階から落ちてきた」
すごい昔に読んだ本なのにこの出だしはずっと忘れない。
そういえば映画観てないなと思い鑑賞。

本で受けた印象よりなんかサラッと出来上がっていた感じ。配役が理由かな。
といっ
>>続きを読む

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.2

殺人容疑で捕まった主人公のドリア。無実を証明し真犯人を見つけるため過去の記憶を辿っていく。

言葉のやり取りと回想シーン。
視覚で入ってくる情報は何故だが事実だと記憶が塗り替えられてしまう。その繰り返
>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.8

小説を映画化した作品。
夫婦惨殺事件から1年後。3ヶ所で起こる身元不明者とのストーリー。

最後まで誰が犯人かわからない設定が本当にしんどかった。信じたい気持ちともしかしたらと疑う気持ち。関係性が深く
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

将来有望だった女性がカフェで働きながら夜はバーへ。その理由はある過去の事件。

ジャケットから想像していたストーリーとは全然違った。
はじめの30分ぐらいはよく分からず観ていたけど、途中から過去と繋が
>>続きを読む

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

-

マリウポリが占領されるまでの20日間、戦地でカメラを回し映像を世界に届け続けたドキュメンタリー。

どんなに便利な世の中になっても現地では成すすべがないし情報を知ることも難しい。そして周りも同じだし情
>>続きを読む

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

SF研究会男子5人と女子2人のタイムスリップストーリー。

2005年の作品。
今観ると豪華メンバーでみんな若い!!
ストーリーもきれいに伏線回収できててテンポも良くてサラッと観られる楽しい作品でした
>>続きを読む

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.1

夏を過ごすためにカナダへやってきた13歳の少年とその家族。
そこにいた16歳の少女とのお話。

この頃の3歳って凄く子供に見えて大人に見えて。そんな二人の感情が手に取るように分かる表情や仕草すごい良か
>>続きを読む

イヌとイタリア人、お断り!/犬とイタリア人お断り(2022年製作の映画)

3.8

戦禍を生きる一つのイタリア人家族のお話。
ストップモーションアニメと実写の混ざる手法、実話。

とにかく父も母も逞しい。戦争の時代、心が弱くなった人の負けなのかもしれない。
この家族を見ていると過去を
>>続きを読む

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.6

特殊詐欺に協力しているネリと弟のジョー。
身を隠し、大金を手にして南国で暮らすことを夢見ながら大阪で暮らしている。

こんな世界もあるんだろうな。
安藤サクラの頭のキレる感じと、山田涼介のちょっとおバ
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.4

アカデミー賞視覚効果賞受賞作品。

今までゴジラを観たことないけれど鑑賞してきました。
他のゴジラ作品と比べることはできないけれど、迫力満点で凄かった!
ゴジラの圧倒的感、戦中戦後の日本、生きるという
>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.4

余命宣告された男二人が最後に海を見たいと病院を抜け出し、海を目指すロードムービー。

男臭さと友情と笑いと死と、感情が目まぐるしく変えられていく。
全部のシーンの裏になんとも言えない悲しさと苦しさがあ
>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

4.0

映画プロデューサーの夢を持ち映画製作会社で事務として働くジェーンの1日を描いた作品。

事務の経験もあり社会人の経験もある私にはすごく刺さった。
冷たいようでフォローしてくれる先輩、頼りになりそうで1
>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.7

原作を知らず鑑賞。

オープニングのシーンは一気に作品に引き込まれて心掴まれました。
少年の漫画に対する思い、ジャンプへの憧れ、青春、こんな真っ直ぐな気持ち羨ましいな。
ただ、私はジャンプも詳しく分か
>>続きを読む

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.0

貝のマルセルを追うドキュメンタリー制作風景をストップモーション×実写で描いた作品。

マルセルが可愛くておばあちゃんが優しくて、本当に癒やされるお話だった。
純粋無垢でちょっと臆病で手を差し伸べたくな
>>続きを読む

テッド 2(2015年製作の映画)

3.5

何にも考えないで観られる作品を探してて、そういえば2観てなかったなー、と鑑賞。

1はただただ笑って観ていた記憶あるけど今回はやりすぎててちょっと引いた。
モーガン・フリーマンの存在感って凄いな。

パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

3.7

色々な愛の形を描く18のショート作品が詰まったオムニバス映画。

監督も俳優も豪華。パリの町並みも良かった。
作品はここで終わり?なものから数分間にギュッと詰まったものまで色々あって一つは好みのストー
>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.6

リーゼントにとんがり靴のバンド「レニングラードカウボーイズ」。1作目から5年後のお話。

1作目の方が音楽もストーリーも良かったかな。ちょっと監督のお遊びが過ぎる感じ。面白いシーンもあったけれど間延び
>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.2

小さい頃に何度も観たディズニー作品の続編。
前作から20年後という設定。

何十年も前の作品の続編なのに世界観もストーリーもワクワク感もそのまま。
実写とアニメの融合もやりすぎてない所が好き。
子供時
>>続きを読む

そんなの気にしない(2021年製作の映画)

3.8

LCCの客室乗務員をしている26歳のカサンドラ。プライベートと仕事をバランスよくこなしていたが、少しずつバランスが崩れていく。

淡々と日常が描かれているだけなのに、彼女の心の声がどこからか聞こえてく
>>続きを読む

セルラー(2004年製作の映画)

3.7

誘拐された女性ジェシカとたまたま繋がった電話の相手ライアン。ジェシカ達は助かることができるのか。

若かりし頃のクリス・エバンスがカッコ良すぎた。ハラハラの展開とテンポの良さも良かったし、サンタモニカ
>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

迫力満点で面白かった。
回想シーンの杏ちゃんカッコよかったし、大沢たかおも本当にハマり役。
ただ、邦画は最近続編前提で作られる作品が多くて、続きが気になりつつスッキリしない終わり方が多いのが残念。
>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.6

自分が注目され自分らしさを取り戻すために違法薬物に手を出してしまうシグネのお話。

苦手だった。
こういう精神的な話は自分の心が引っ張られて自分も病んでいってしまう。
シグネの行動は行き過ぎた極論の話
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

夫の自殺を目の前で見てしまったハーパーは田舎にあるお屋敷で数週間過ごすことに。そこには個性的な人たちが集まっていた。

このタイプか。。
このタイプは観終わった後、監督は何を言いたかったんだろう?と考
>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

-

オーストラリアで起きた銃乱射事件の犯人を描いた作品。

色々な歯車噛み合ってしまって、背中を押されてしまうこと、良いことでも悪いことでもそれは起きてしまう。
そんな彼はもちろん加害者だけど被害者にも見
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

ピカチュウ世代ではないけれどポケモンgoのおかげで楽しめた。
キャラクターの名前を当てながらピカチュウに癒やされたらあっという間に終わった。
実写でこんなにも違和感なく観られたのは素晴らしいクオリティ
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

リメイク版。

ストーリーを知らないままリメイク版を先に鑑賞。
これ絶対キャスティングミス。トム・ハンクス良い人にしか見えないもん。ズルい。
個人的にトム・ハンクス好きだから贔屓目だし、周りの人も温か
>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.7

続編。

世界に入れるまで少し時間かかったけど、埼玉県民としては細かい部分が色々と楽しめた。
キャストが微妙なところもあったけど、ウンパルンパは笑った。
何だかまた観たくなってしまう作品。

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.7

何度も生死を彷徨うような事故に合っていたルイは、9歳の誕生日に9回目の事故に合い昏睡状態に。何故こんなにも不幸が続くのか。

怪しい人が沢山いる中、途中から答えは見えてくるけれど、1番嫌な答えだったな
>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.3

タクシー運転手のシャルルと就活の旅に出る90代のマダムとのたった1日のロードムービー。

パリの素敵な町並みと品のあるマダム。ぶっきらぼうだけどどこか憎めない運転手。全てが調和した優しい作品でした。
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.9

ウィリーウォンカの青年時代を描いたミュージカルファンダジー作品。

小さい頃に観たような真っ直ぐにワクワク楽しいお話でした。ジョニー・デップの作品と上手くリンクしていて、世界観も壊されなくて、また観た
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

離婚して別々に暮らしている父と娘。
11歳のお休み、カメラ片手に二人でリゾート地で過ごすことに。

観終わった後、何だか切ない気持ちと心の奥底にモヤモヤが残り、それが何だか分からず評価出来ずにいた。
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.4

緊急通報室を舞台にしたワンシュチュエーション作品。

どんどん想像と違う展開になっていって凄く惹き込まれた。
観ている私まで耳が研ぎ澄まされ、音に敏感になっていって、その場を共有しているような臨場感が
>>続きを読む

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

チェコで最後の死刑囚となったオルガの実話。

どこか居場所がなくて、自分自身の価値が分からなくて、そんな時にどんな決断をするか。彼女の起こしたこと、気持ちに寄り添えないけれど人は一歩間違えるとオルガに
>>続きを読む

>|