hondate0629さんの映画レビュー・感想・評価

hondate0629

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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.3

多くの監督がラストカットには拘るというので、映画を観る時にはこれがそうなのではと当てるのを楽しみながら観ているが、当てることが出来た作品は監督と観客の想いがシンクロする作品として大きな満足感が得られる>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.4

台湾と日本の美しい風景が見られる。

清原果耶は復讐に燃える女剣豪、助産師見習い、書道家、武家の娘など突飛な設定の作品ばかりを観てきたのでスタンダードな恋愛モノで涙を流す演技などは初めて見た気がするが
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凶悪(2013年製作の映画)

3.4

山田孝之演じる記者が家庭をほっぽり出してまで急に事件の究明に入れ込む理由が謎。

碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.0

時代劇にはやはり限界があるのか🤔

・囲碁のルールを知らないと難しい
・國村隼の役が善人なのか悪人なのか不明
・50両の濡れ衣に至る過程が謎
・中川大志もボンクラなのにあのハッピーエンドかよ
・斎藤工
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貴公子(2023年製作の映画)

3.4

原題のchildeとは、「上品な出身の若者」を意味する古英語後期に使われたchild(こども)が変形した綴りなのか。

それで『貴公子』なのか、納得。

多対一の接近戦に強すぎてマンガだった。

憎しみ(1995年製作の映画)

3.0

全てのキャラが相手の話を全く聞かずに同時に好き勝手喋り倒す映画は観ていて疲れるので好きじゃない。

映画としての出来がどうであれ、無軌道で身勝手な行い観ているのがツラく楽しめない。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.7

主演級4人の演技も良かったが、原作のシナリオが良いのだな。

沖縄を映すにしてもやけに彩度低めのジメッとした画造りだと思ったら『ソナチネ』で似た様に沖縄を映した撮影監督だったとは納得。

最高の時間だ
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あとがき(2024年製作の映画)

3.3

夢追い人に刺さる映画だ。

向里祐香の抑制されたトーンで内部崩壊していく演技が恐ろしく素晴らしい。

ミュージシャン志望の役者は若葉竜也に似ている。

青春の反抗(2023年製作の映画)

3.3

重暗く濁った海が綺麗。
キスシーンも情念が込められていて良い。

水平線(2023年製作の映画)

3.5

ピエール瀧と東出昌大と唐田えりかとASKAだけが放つ、魅力とも呼べない妖し気な魔力がある。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.7

時間軸をシャッフルした見せ方にも関わらず分かりづらさが皆無で、脚本・演出・演技・撮影・編集・音楽と全てが完璧な映画。

さすがリュック・ベッソン。

愛のゆくえ(2023年製作の映画)

2.9

奇妙な映画だな。

ファーストカットの蛙のOL映像から不穏な空気がしたが、東京に行く中盤以降の展開について行けず、真面目に鑑賞して損した感はある。

平田敦子とペットボトルおじさんが夫婦で、窪塚愛流の
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WILL(2024年製作の映画)

3.6

興味深いドキュメンタリーで140分退屈せずに観られた。

たびたび映る服部文祥の含蓄と重厚感が凄く、劇場の大きなスクリーンでMOROHAのライブを大音響で聴かせる演出にはまんまと感動する。

客席もほ
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雨降って、ジ・エンド。(2020年製作の映画)

3.7

泣き出しそうなトーンのへチャムクレ声で武器になりそうな素養を見出せないが、それでも古川琴音の出ている作品は全て観たいと思う抗えない魅力が炸裂していた。

2019年に撮影したというデビュー2年目当時の
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大統領のカメラマン(2020年製作の映画)

3.6

言葉より語るもの。

レーガンとオバマに仕えたアメリカ合衆国大統領専属写真家のドキュメンタリー。

畏れを抱えた被写体には精霊が宿る。

被写体に最大限の敬意を払う者にしか人物画は撮れない、撮ってはな
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このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

3.7

2つ隣の席のオジさんは80分ずっとクスクス笑っており、前の席のオネーさんも最後はゲラゲラ爆笑していた。

この監督のセンス凄いな。
役のしょうもなさと可愛げを引き出す手腕が絶妙。

全席売り切れという
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