Takumuさんの映画レビュー・感想・評価

Takumu

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アポロ13(1995年製作の映画)

4.9

絶対に生還する。

1970年4月11日13時13分、アポロ13号が月面着陸を目指して発射された。不安視されていたドッキングも成功し、順調な航行かと思われた矢先、酸素ガスタンクの爆発によりジム・ラベル
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

センスがビカビカ。

オープニングから心を掴んでくる映像センスには脱帽。タランティーノに似た人いると思ったら本人やったしちょい役やった笑。ミスター・オレンジの生命力高すぎるとは思ったが、あの死にかけの
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戦場にかける橋(1957年製作の映画)

4.5

何のために。

確かに、誇りや健康ためには正しい手段だったが敵に塩を贈るとは本末転倒。ニコルソン大佐の真意はわからないが、この結末は正解だったと思う。本編は長いが、うまくパート分けされていて、中弛みも
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.5

演出神がかってる。

こんな面白いタランティーノ×ブラピ作品があったなんて。誰か教えてよ。ナチ映画だけど、史実はフル無視の完全フィクションなのは注意して欲しいけど、この歴史もいい。タランティーノらしい
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ミスト(2007年製作の映画)

4.2

こんなパニック映画とは。

有名すぎる結末はTwitterとかで見たことあったんだけど、本編は初見だったのでそのファンタジーぶりにかなり驚いた。にしても、あの結末には衝撃を受けるし、開いた口が塞がらな
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.3

信じられるのは自分だけ。

ここまで人格破壊されといてサプライズでしたじゃ済まないだろうというツッコミはさせて欲しい。ネタバレできないのであまり感想は語らないが、動機とゲームの規模が釣り合って無さすぎ
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

4.4

エキサイティング!

今まで見たサメ映画で一番面白かったかもしれない。本命のパニックシーケンスに突入するまでのテンポ感もいいし、脱落者も多くて中弛みがない。登場人物のキャラ分担も王道で完璧。サメ映画に
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

4.1

犬派です。

猫だけの世界という可愛らしく幻想的なイメージを巧みに表現した本作は、単純に可愛いだけではない猫に運命を左右される主人公ハルが面白い。猫が喋るあり得ない状況をすぐに受け入れ、猫の世界に住む
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.4

どこまで真実なんだ。

これはネタバレできないですね。アドバイスとしては、1シーンも見逃すことができないので、何か食べながら見ると重要な場面を見逃すかも。その伏線の多さに困惑し、途中は嫌になるかと思い
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名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)

3.4

これは初見でした。

日本の海に沈む海賊のお宝というのは唆られるものがあるし、それが2人の女海賊であったというのもなんだかロマンチック。けど、魅力的な限定キャラも登場しないし、無理のある展開も目立つ。
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.3

ハッピーエンド(?)

読み書きもできない田舎娘がこんな眉とか整ってるわけないという気持ちは押し殺して、美しい湿地帯を巡る恋愛サスペンス物語には興奮しました。まずロケーションが優勝してるので、湿地帯の
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.2

そこまで〜?

「コンフィデンスマンJP」みたいな大どんでん返しが好きな人におすすめ。俳優も一流なだけあって、物語に引き込まれてオチに驚愕する。特にニコラス・ケイジの繊細な演技が凄くて、かなり感情移入
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.1

いつもと違うぞ。

にわかは着いてけないみたいに脅されてたけど全然理解できたし良かった良かった。近年のド派手な展開はなく、ミステリーを解き明かす様子が見どころ。最後には衝撃の告白が待っていて、コナンフ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

何に使うのかと思ったら…。

エアー噴射器を重そうに持ち歩くおかっぱ風のイケボガイ。噴出口を額に当てたと思ったら『プシュ!』と、思わず悲鳴が出てしまう。そんな冷酷非道な男からの逃走劇と直接対決は緊迫感
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

紅だぁ〜!!!

評判通りめちゃくちゃ面白かったです。誰にでもおすすめできる良映画は最近では珍しい。特に良かったのは中学生がちゃんと中学生だったこと。日本のドラマって学生役に無理がありすぎることが多い
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006年製作の映画)

3.4

主張の控えめなキッド様。

キッドが出てくるのにサブストーリーみたいな感じで全然主張してこないから驚き。メインストーリーは、犯人たちの残虐性がバックボーンで説明がつかない気はするけど、事件そのものを見
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.6

好奇心に取り憑かれて。

こういう人生が変わるような刺激的な出来事に遭遇したいとは思っているので、主人公の行動には共感できてしまう。どこまで踏み込んでいいかの線引きは、客観視すると当たり前に判断できる
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.7

そのままなんだ。

立ちんぼリヴァー・フェニックスも初めて見る属性で良かったけど、キアヌに爽やかイケメン路線があったことに驚き。最初わからなかったもんね。2人が送る底辺生活はフィクションにしては皮肉っ
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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

4.0

見てないと思ったら見てたわ。

コナンそういうの多い。恋愛のABCってこの映画で初めて聞いて調べて衝撃を受けた記憶がある(ガキすぎる)。先が見えない展開と恐怖感は今のコナン映画に不足している要素だと思
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.4

キモすぎ!

SFとは知ってたけど、ここまでパニック系とは知らなかったので仰天。しかも、クリーチャーが見た目も動きもリアルでキモすぎてやばい。82年でこのクオリティは他にないんじゃ無いかな。10万年前
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.6

エリックイケメンすぎる。

めちゃくちゃ切なくて泣ける。結末にはどうしても涙してしまうけど、全体を通しては笑顔で鑑賞していたと思う。ひとりぼっちの2人が出会って、永遠の絆を築き上げる物語。

テントで
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

無理やり難解にしないで。

伝記映画であるため通常は時系列に従って進んでいくはずなのに、例に従ってバラバラなせいで超難解になってる。オッペンハイマーが政府に任命されて核爆弾を開発するところまではまだ理
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メメント(2000年製作の映画)

3.7

むずすぎるだろ。

構造は理解できたけど、事件の真相は微妙に理解できず。多分合ってるけど。にしても、編集ミスった?てくらいに破茶滅茶な時系列でストーリーが進行していくのが真相をより難解にしている。“1
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イノセンス(2004年製作の映画)

3.3

?????

「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」は多少は理解できたけど、こっちはマジでわからんかった。前作からそこそこ時間が経過してるということはわかったけど、今作はあのアイコニック
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

電脳中華。

“攻殻機動隊”というコンテンツ自体に初めて触れたが、日本が舞台じゃないことに驚いた。ミリしらなので間違ってたらすまないが、大陸に侵略された日本なのかとも考えた。

ギリ理解できる箇所もあ
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

4.2

ネトフリにきた!

平次がかっこいい回。毎度の如くコナンくんと身体能力と推理力には驚かされますが、今作はそれに匹敵するほど平次が活躍する。なんと平次との結婚を賭けた百人一首バトルが始まるのですから。そ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

SFスリラー映画。

近未来とレトロが入り混じっていて面白かった。人造人間といっても、機械的なものではなく遺伝子工学による創造物であるというのにリアリティを感じる。倫理的に禁止されてるだけで、現時点で
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.7

ドゥニ旧作視聴。

サイバーパンクだけどあまりにも暗い、物語も世界観も。監督らしさはあるけど、期待してたサイバーパンクじゃなかったかも。「ブレードランナー」を見てなくても楽しめる内容だと思うけど、他の
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

後回しにしてごめんなさい!

やっと観に行きました。もはやサブスク待とうかと思ってたけど、オスカー獲得により上映回数爆増してたので。平日の昼間なのにほぼ満席だし(おかげで気になる客は多かったけど)、反
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

4.4

臨場感に震える。

1975年カンボジア、“赤いクメール”内乱時にニューヨーク・タイムズのカンボジア特派員だったシドニー(サム・ウォーターストン)と通訳兼助手のプラン(ハイン・S・ニョール)の壮絶な体
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

2.0

はてな。

NHKとジブリの共作的な今作は、劇場公開より前にNHKで放映されているのでそれ以来の2回目の視聴でしたが、やはり全てが中途半端。原作が未完であることに準拠しているらしいが、そんなものは言い
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

圧倒的没入感。

キャメロンが水を支配しているとしたら、ヴィルヌーヴは砂を支配している。映像なのに目を細めてしまうし、喉がめっちゃ渇く。そして、前作同様IMAXレーザーGTでフルサイズ鑑賞。遠いし高い
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

内容濃すぎる笑。

ショートフィルムなのに、長編映画以上にセリフが多い。各人のマシンガントークに圧倒されている間に終わっちゃった。映像はウェス・アンダーソンらしい定点、唯一無二の彩色でgood。W・ア
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パレード(2024年製作の映画)

3.5

世界観の雰囲気が好きだった。

音楽も演出が良かったので退屈はしなかったけど、キャラがブレブレなのと世界観の設定がガバガバでうまく映画に入り込めなかった。鑑賞者の考察に任せるという監督の意思は感じられ
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

かわいいヤクザ。

組の幹部である村川(たけし)が沖縄を舞台に抗争を繰り広げる話なんだけど、尺の大半はヤクザが沖縄で工夫を凝らして遊んでいる時間に使われている。その視聴前とのギャップに驚いたが、お遊び
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.1

静かで見やすい。

主人公カップルは聾唖者同士で、作中のセリフは一切ない。なのに、これだけ感情移入できてしまう。長回しの多用により生まれる静かな間が聾唖者の世界を再現しているからなのか。もう一つ考えら
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