insomniaさんの映画レビュー・感想・評価

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渚に咲く花(2022年製作の映画)

2.9

あり得ないけど、あったら良いなと思う出会いで、良い映画の予感がしたと思ったけど全然テーマがグチャグチャな映画だった。
渚と彩花が自己中心的過ぎるのと、元彼の登場と発言も突然過ぎてずっとハテナ。

生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

3.8

何で嫉妬をしてしまうんだろう。
単純に好きな人の事を応援出来て支えられたら良いのに。
自分を良い人である、と思い込み、いつもヘラヘラしている主人公が嫌だった。可哀想だから一緒にいてあげていると何度も言
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関心領域(2023年製作の映画)

3.6

一日中続く叫び声や銃声に慣れる、というのはどういう感覚なのだろう。適応しないと生活は出来ない訳なのだけど。
皆幸せそうで、自分のことばかりで。
毛皮を羽織って嬉しそうな奥様が、ポケットから見つけた紅を
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踊ってミタ(2020年製作の映画)

3.3

面白くないのだけど、こういう映画好きだなあ。
若手の役者さんばかりで、がむしゃらに頑張ってる感じが伝わりまくりで可愛い。
そして何より私は岡山天音が好き過ぎる。

ミッシング(2024年製作の映画)

4.1

実際にこの様な事件があったとして、娘がいなくなった時に母親はライブへ行っていた、という事実だけ聞いたとしたら私はどう思ったろう。無責任だ、と思っただろうか。
普段大変な想いで育て、たまにの息抜きと思え
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.0

久しぶりに観た、ここまで面白要素を感じられないミステリー。
ミステリーというよりコメディ、ラブロマンス。やっぱり吉田羊さんが出演している映画は合わないものが多い。
岡山天音さんがちょっぴりだけ出ていて
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.5

試写会にて。
え?こんな展開だったの??とキョトンとなりながら大爆笑なスリラー。スリラーよりホラー。
ジヨンの「告白しろぅぉぉう」が面白過ぎて笑いがとまりません。是非ご友人や仲の良い方と鑑賞してくださ
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.6

ダメ男で自己中心的な主人公。
良いところもあるから、周りは優しく手を差し伸べてしまう。
「なんか頑張ろうと思います」説得力が無いのがまた彼らしい台詞。何か、泣けてしまった。まだ這い上がる力は残っている
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.4

美味しそうな食事と大自然。
日々に感謝しながら楽しみながら生きる。
松たか子演じるまちこが美味しそうに食べ、ツトムによく懐いていて可愛らしいが、恋人にはやはり見えない。
映画のストーリーとしては微妙だ
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グッバイ、ケイティ(2016年製作の映画)

3.8

自分だけの力で稼ぐ彼女は誰が何と言おうと立派だった。
馬鹿みたいな男たちに腹が立つバッドエンドだけど、ケイティは絶対に負けないと分かる。
メイベルがずっと優しくて、その度に泣きそうになった。
17歳で
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PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

3.3

オリジナルと違う点は、猿が本当に猿で、人間は皆言葉が喋れて人間らしいところ。
オリジナルが2話までしか観れていないのでラストがどう違うかはまだ分からないけど、かなりのバッドエンドで胸糞悪い系。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

思っていたより数倍楽しめたサイコスリラー。
霊とサイコの対決と言ってしまうとコメディみたいだけど、凄く悲しい戦いで、勝利の瞬間はちょっと泣けてしまう。
妹や父との関係性もスパイスになっている。
ハラハ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.5

感覚で捉える美しい映画。
雰囲気だけ良い作品とは違ったけど、惹かれる要素は少なめだった。前作コロンバスがとても良かったので、次回作が楽しみ。
ヤンの話方がとても綺麗で、こんな人と会話をしてみたい、とぼ
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.6

晩餐会までが長く、割と退屈に感じてしまった。
料理の準備、当日までのそわそわとした雰囲気はとても好き。
美味しい食事には優しい空気が大切。
どんなに美味しく豪華な食事でも、笑顔がなければ楽しめない。
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異人たち(2023年製作の映画)

3.8

ずっと待っていたアンドリューヘイ新作。
心に静かにグサグサと来るのはいつもながら。
愛されたかっただけなのに、自分自身を分からなくなっていく。
それでも周囲には優しく、笑顔を絶やさないアダム。
自身の
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.4

主人公役の山本さんの演技が、ヘラヘラしていて苦手だった。
猫は可愛いけれど、いつもの今泉監督感で、得られたものがなかった気がする。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

ジャズに興味が無くても、原作を読んでいなくても面白かった珍しい音楽映画。
彼等の熱量に感動するのだけど、熱苦しくなくて、そこが良い。
玉田はドラムを辞めてしまう未来が悲しい。
3人でずっと頑張って欲し
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愛しのローズマリー(2001年製作の映画)

3.7

ありがちなラブコメでも、散りばめられた考えさせられる部分。
素敵な人って一体どんな人なんだろう?
運命の人と思える人は?
そういう人を探す前に、自分自身が変わらなければ、誰にも相手にされないよね。
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ウェスアンダーソン監督は自分の色がよく分かっていて素敵。
なんだけど、もう自分には合わないのかなとよく分かりました。
こういうテンションが好きではなくなってしまったんだ。
体感3時間。内容としては昔の
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.6

1話と2話の差が全然無いなと思っていたら、後半の巻き返し。
宗教的なノリや核兵器の登場もあり面白かった。
どちらも衝撃的なバッドエンドだけど、この続きが2作もあるのだから気になるのに、、。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.4

うわー!予想出来なかったー!な展開なのに面白くない。
これは間違いなく原作が面白いのに、映画で台無しになってる。
東野圭吾さんはよくこんなに案が出るなあ。
岡山天音さん相変わらず良い。

ジャイアント・ピーチ(1996年製作の映画)

3.3

子供向けなのに表現がホラー。
食料の奪い合いも起きるし残酷。
最後は全部まるくおさまっちゃってハッピーエンド、、なのか?

耳をすませば(2022年製作の映画)

3.1

分かっていたのに観てしまった自分が悪い、のだけど、本当につまらなかった。全ての展開が早く、解決するのも早い。
こんな大人になっても青春している痛い2人でしかなかった。
原作の美しさが全く違う形として使
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.8

マルセルは本当にお喋りで、いつも元気にぺちゃくちゃ。
それがめちゃめちゃに可愛い。
ディーンとマルセル、おばあちゃんのコニーの3人の関係性がとても優しくて素敵だった。
それはいつまでもは続かず、放って
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.4

ストーリーはシンプルだけど面白い。
明るくてハッピームービー。
登場人物みんな可愛いから癒されますね。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9


実験の成功は、ただ科学者としての喜びで、その責任と後悔は彼を破壊していく。
後半は殆ど裁判映画だが、数々の裏切りなど、関係者の視点が面白かった。爆破の瞬間が強烈で、恐怖で涙が出そうになった。
もう二
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.6

桃井かおりさんが演じる星ばあが、とっても素敵で、それ以外のストーリーが今ひとつでも忘れさせてくれるくらい良かった。
絵本の世界にいる様で、美しい世界観だった。
思春期時代に、こんな存在に出会えていたら
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.0

お弁当を楽しく作っているお父さんという話は良いけど、歌とか、セリフとか、全部こださくて観てられないやつだった、、。
恥ずかし過ぎる、、。以上です。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

ほっとする話の中に厳しい現実もあり、思っていたより数倍ヘビーな映画だった。
生きる為には働いて食べていかないと。
ご飯は皆んなでわいわい食べないと味気ない。
必要最低限を楽しく、感謝して暮らせる人はど
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.4

序盤からもうテンションがふざけ過ぎて面白みが無かった。
勿論コメディだからふざけて良いのだけど、こうすれば面白いでしょ?感が透けて見えてつまらない。
アフターライフが良かったので残念。ゴーストは豪華で
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オリオンと暗闇(2024年製作の映画)

3.7

チャーリーカウフマンらしい単純に見えて複雑な面白さ。生きていくには世界に目を向けないといけない。世界に存在するもので、無意味なものはない。

主人公のオリオンが恐怖を克服する過程で、全てを言語化してく
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ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

3.4

何だかんだ偉そうに言ってるけど、全ては本能のままに。
皆大概馬鹿なのです。
という映画。

アノマリサ(2015年製作の映画)

3.6

皆んな同じ顔、同じ声に聞こえる主人公のマイケル。
そんな中で出会った運命の女性リサ。
リサに夢中になるも、次の日には結局同じ。
退屈な人生は自分自身で変えなければ。
チャーリーカウフマンの薄気味悪さは
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あしやのきゅうしょく(2021年製作の映画)

3.2

面白くはないのだけど(失礼)
穏やかで優しい映画。
給食が美味しかった事、何が好きだったか思い出したりして懐かしい気持ちになれました。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.9

まず初めに、物凄く好みだった!!

男性とは、女性らしさとは、日頃から言葉では聞かずとも感じる奥に潜むもの。女性蔑視、差別、ストーカー、セクハラ。
ハーパーはただ一人で過ごしたいのに必ず男性たちに邪魔
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