そしゃさんの映画レビュー・感想・評価

そしゃ

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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

鮮烈 衝撃 目まぐるしく廻る色とりどりの世界と仲間 エンタメの真骨頂 とてつもなく凄いものを見たという感動だけが残って感情が追いつかない 2早く観たい

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

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無謀で身の程を知らず、その無謀を無謀と知りつつ叶わなくても、それが諦める理由には決してならない不屈の正義感と粘り強さ
自己犠牲を厭わず 転がってきた手榴弾には身を投じ子供が溺れそうなら迷わず自分以外を
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

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「賢い王は進んで戦などしない」
戦を起こすことは不安に駆られることと同義なのだと再確認する冒頭

あとはもうマイティ・ソーが可愛すぎて正常な判断が出来ない

アイアンマン2(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

“父親に愛されていない(と思っている)”という経験がトニーの心の穴の原因なのだろうか
しかし、それより頑なに母親の話が出てこない
トニーは自身の最後の誕生会に女性ばかり呼ぶことや女癖が悪いことから「女
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アイアンマン(2008年製作の映画)

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無鉄砲さと孤独さと圧倒的な求心力
心の欠落と尖った人間性がトニーをより魅力的にしていて、最高の“主人公”
私自身がヒーローは元々ヒーローという存在としてそこにいるものだと思ってしまっていた為にアイアン
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

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この映画は恋愛映画でくくれる作品ではない。とベタなメロドラマのようなポスター写真で敬遠している人に告ぎたい。
この映画は男女の関係はただの舞台装置に過ぎない。その舞台の上で思慕と忘却に振り回され、展開
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

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こんなにお腹を抱えて笑うなんて思わなかった、最高

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

東京と富山。松濤と神田神保町。内部生と外部性。田舎と都心。
ボーダーのように切り替わる人と街の“ランク”
グラデーションよりも激しく切り替わるそれらは個々の持つ歪な「普通」。その中に共通する認識は男性
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.8

私の人生初めてのファンレターはこの原作作家の鶴谷香央理さんに宛てたものでした
漫画を読み終わった時、あまりの素晴らしさに筆を取らねばと感動の衝動で書き始めたのを覚えています
その感動が1秒ごとに色褪せ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.6

水を揺蕩う個々の泡のような存在の人間たち
それが立つ波によってついて離れて、そして、許し合うような物語
色鮮やかな市場の野菜、ムーミンのマグカップ、萌える木々の緑、西日に光るつやつやとした揚げ物の油、
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

横浜の観覧車、夜の街でのダンス、
一緒に食べた誕生日のケーキ、
2人で住んだ家の駅から遠い帰り道も、
“今この世界には私たち2人だけかもしれない“と
本気で確信したあの夜も、
「もう1回するの?」笑い
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

「ここは男の世界」
家庭 警察署 マフィア バーの歌姫という男社会から飛び出した女性4人と
ジョーカーのために生きることをやめたハーレイ・クイン
人種 国籍 年齢 境遇も思念もバラバラだった5人が縦社
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.5

鉄道博物館と大宮と春日部に住んでいた事があり尚且つ、友人に群馬 千葉 茨城県民がいた為共感できる部分が多かった
関東出身者以外が面白いと感じるかは不明
アニメ的世界観で耽美なBLを誇張した世界観

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.1

キューブリックファンの作った改変二次創作作品だった、良い意味でも悪い意味でも

作者がもし絵師なら冒頭に黒塗りに白地で
「⚠️ダニー大人化注意 原作にはない超能力表現があります(^q^)」って1枚絵が
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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スプラッタ描写が嫌いじゃないことに気付けた作品
ただ、後半の運動会からの学芸会の怖さは本当に1つも分からないのでこれを怖かった…と言ってる人に是非とも解説願いたい

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.6

夢を追い好きな人と出会い交際を始める序盤は画面全体を芸術として捉えるまさに夢の中のような色合い
後半にかけ着実に色褪せていく様子が分かりやすくて素敵だと思う

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

2.7

愛に怠惰な男たちに嫌気がさす
夢を追い求めることは果たして正義なのか
誰もそこに突っ込まない
男性権威な社会

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.8

ゲイを人間ではないと言う人がいた。
その人は異性愛者だ。

その人に問いたい。
孫に会いたいと焦がれ葉書を出せずにいたルビイの気持ちも、自分の醜さを克服し好きな服を勇気を出して着れた山崎の喜びも、かつ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.1

人間の倫理観を問う作品

万引き家族を見た夜、
私と夫と友人と食事をし家族の話になった

私の父は私の親になる前に違う家族がいた
夫の母親もそうだ
私の母は育ての親と生みの親がいる
友人の祖父は友人の
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.5

アメリカの片田舎と韓国ソウルのそれぞれの都市が選ばれた理由、繰り広げられる下らない友人同士の喧嘩と世界がシンクロした意味
関係性も物理的なスケールも絵に書いたような大と小で面白い比喩だった

プロメア(2019年製作の映画)

2.6

元々TRIGGER制作のアニメ作品ファンでキズナイーバー、キルラキルが好きで見に行った。

が、疾走感が圧倒的に物足りない。
大画面で見る前提なのか単純に映像のスピードがアニメ作品より遅い。
TRIG
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未来のミライ(2018年製作の映画)

1.0

主人公のくんちゃんの成長物語。

ある日突然「お兄ちゃん」の肩書きを押し付けられぽっと出の妹に全てを奪われる。
それで赤ちゃん帰りする気持ちも甘えたい気持ちも理解はできるが共感には程遠く及ばない。
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.7

カイとルーが日無町を散歩するシーン涙が止まらなかった。夜から明け方に空が白んでいく様子は2人の傷が癒えていくよう。
ルーは当たり前の日常を教えてもらい、カイはそれを誰かと共有する経験を得る。
大切な人
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