haruhiさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

岡田准一に対応できる演者がいなくて明らかスタントマンが相手してたよね?笑

地雷処理シーン以降変なコマ割り入ってきたり急に女の子が歩けるようになって、締まりがなくなったのが残念だった。ただ、それを踏
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.9

「岡田准一のアクションと柳楽優弥の演技えげつないって笑 」というのが原作未履修時の感想。原作読んだら読後感変わりそう。みんな良いキャラしてたのは原作がよく出来てる証拠だな。

冒頭の殺しの場面に文字入
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HERO(2015年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

『二作目が失敗する』という言説の象徴のような作品。商業的成功の勝ちパターンに当てはめただけで中身のない壮大なコント。冒頭はコメディ色が強いだけか?と思ってたけど、久利生検事が自らトラックの前に飛び出て>>続きを読む

HERO(2007年製作の映画)

4.2

2000年代を代表するテレビドラマシリーズの一つ。好きなシーンは選びきれないけれど、定点カメラで東京地検城西部の広間を上から見下ろす構図が特に良い。

検事や弁護士が主人公の作品は、閉塞感で息の詰まる
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.7

偶然今日は両親の結婚30周年記念日。私が今ここにいられるのは両親が出逢って、恋に落ちて、結婚して、家庭を築いてくれたから。かけがえのない家族の思い出を振り返りながら鑑賞した。もしも私が死ぬ前に過去のあ>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

鈴木亮平に関しては演技もキャラクターも文句無し。そもそもこの作品を観ようと思ったきっかけは、X(旧Twitter)でもっこりダンスがバズっていたから。「外大卒で頭脳明晰、マッチョで容姿端麗、英検1級で>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

希望を捨てずに必死に生きていきたいと思わせてくれるパワーのある作品。これを超える傑作はそう現れないだろうな。死ぬ前に一度でいいから映画館で観たい。

そしてこれだけは言わせてほしい。トミー高卒資格認定
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.9

耳の聞こえないお父さんが娘ルビーの喉に手を当てて歌声を感じ取るシーンでは、嗚咽するほど泣いてしまった。大切な人にはずっと自分のそばにいてほしいと自分本位の願いを押し付けてしまうことがあるけれど、大切な>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

「我は死なり、世界の破壊者なり」

3時間の密度の濃さに、これがノーラン作品か、と思わず唸った。仕事が終わらなくて冒頭15分逃したし、現状全く消化できてないけど、IMAXで観る価値ありすぎた。

オッ
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーの域に達してると言っても過言ではないくらいの切迫感と熱気が感じられる作品だった。

ポール・ライザー、既視感あるんだけど誰に似てるのか思い出せない。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

四六時中他愛もない会話をしながら相手の瞳を見つめて愛おしいねと笑い合い一生忘れられないキスをするような、情熱的な恋愛がしたくなった。これから列車旅の途中で隣席の夫婦が痴話喧嘩を始めることがあれば、「こ>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

人には人の事情がある。自分の物差しで他人の感情を推し量ることが親切だとは思わないし、気が乗らないのに帰省帰りにお菓子を分け合う関係性になる必要もない。だけど私は、自分の半径1メートル以内にいる人の感情>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.9

エキストラが万を超える大作。信が矢の如く馮忌に飛びかかるシーンに大興奮。大沢たかおの貫禄が凄すぎて、観ているこちら側も圧倒された。成るべくして王騎将軍の役を演じ、全うしていると感じた。

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

「俺はもう無理だ」「無理じゃない。だって、お前はまだ生きているじゃないか」
原作にこんなシーンあったっけなと思ったらオリジナルらしい。62巻で止まってるけど、久々に原作を読み直したくなった。

それに
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.8

ジム・キャリーの名人芸が光りすぎてる傑作。マックスかわいい。飛行機追いかけるシーンでJALの機体映ってたのちょっと嬉しかった。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ウィノナ・ライダーの "Okay, mom." がよかった。ロサンゼルス行きたくなる。ローマの死んだふり司教様、死ぬならもっとちゃんと死んでほしい。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

期待以上で良かった!原作読んでたから変な改変なくて嬉しかったし、むしろ回想を出す順番とか良再編されていた印象。キャラも漫画から出てきたんかってくらいそのまんま。あとタイトルをラストに出すのが最高にイケ>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.3

イーニドのY2K(どちらかといえば90年代?)ファッションや口紅、カラフルなインテリア、50年代風ダイナーの世界観は好きだったけど、それ以上の感動はなかったかな。

私が21〜23歳のとき、他の女性を
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

分厚いファンタジー小説を読み終えたときのような余韻がある。ロビーボーイのムスタファをはじめ、全てが魅力的すぎた。部屋中にウェス・アンダーソンの作品のパンフレットを飾りたくなった。いつかこの作品を映画館>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

4.1

こんなハッピーになれる映画ある?テンション上げたいときに観返そっと。

追記。2日経つけど、すでに最後の登場シーン4回くらい観返してる。マイロ優秀すぎ。Smokin'!

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

ジム・キャリーという偉大な俳優を知った。

追記。礼賛のTRUMANがこの作品を元に作られたことに気づき、点と点が繋がった。「こんにちは こんばんは そしておやすみ」

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

4.1

I love you more than everything.

車で逃げるニックをカレンが追いかけるシーンで涙腺崩壊。ティモシー・シャラメの躁鬱の鬱っぽい表情が"本物のそれ"すぎて鳥肌が立った。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

最後の手紙のところで泣いてしまった。トニー、あんた最高だよ!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

『今度は今度、今は今』

当の私は、好意を寄せていた異性とこの作品を鑑賞する予定だったが、目的地に向かっている最中にドタキャンされた。「また雑に扱われた。私は雑に扱われていい存在じゃない。許せない」と
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.9

たった9分という時間で素敵な夢を見せてくれるディズニーは偉大。クリスマスディズニー行きたい。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.8

言葉を失うほどの欲動と狂気。これ映画館で観たらスタンディングオベーションでしょ。ヒステリックな母親のキャラクターが、まさにバレエやってる女の子の母親って感じ。5年間バレエやってたけど、現実の世界はもっ>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

4.0

2023.11.24 再見。憎愛、友愛、無性の愛を視線だけで表現できるアンジェリーナ・ジョリーの演技力に思わず感嘆の声が漏れた。心がじんわり温まる素敵な作品。

P.S. 赤い妖精がハリーポッターのピ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.3

ファッション誌で働くのが夢だったからずっとワクワクしながら見てた。エミリーの鮮やかなターコイズブルーのアイシャドウと囲み目アイライン真似したい。

アラジン(2019年製作の映画)

4.4

公開月に当時の彼氏と観に行った。

2023.11.23 再見。ジーニーの魔法が解けたようにあの時の記憶が蘇ってきて、鑑賞後にUFOチキンを食べたところまで思い出した。ナオミ・スコットのジャスミンとウ
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モテキ(2011年製作の映画)

4.5

森山未來の振り切った演技が最っっっ高。好んでコメディ映画観ないけど、最と高の間に「っ」を3つ入れたくなるくらいには藤本幸世の人間臭さに圧倒されたし、終始声出して笑ってた。

「わたし、幸世くんじゃ成長
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

文句無しの傑作。格が違う。エンドロールが終わった後、自然と拍手が起こっていた。この作品以上の「愛してる」を私は知らない。

登場人物全員、愛してる。ニット帽は風邪予防。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.3

小説のような映画。アンティークな色づかいと構図に見惚れて字幕追うの難しかった。ウェスアンダーソンあるある。この後この映画を観る人は、コーヒーにチョコレート、お好みでたばこを準備するとよいです。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.3

グロ顔男性の高すぎる声が、サセン特有の気持ち悪さを倍増させていた。

Viewers:1(2021年製作の映画)

4.1

viewers:1 ってそういう意味か…これスルメ作品だ。140秒で満足させてくれるの有り難い。

パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

あのクリスファー・ノーランに影響を与えた天才、今敏が手掛けた作品と聞いて鑑賞。まるで捨て身のテロ。失恋中や浪人期に観たら精神がおかしくなりそう。こういう類の映画を作って賞賛されるのは今敏と宮崎駿くらい>>続きを読む