JaJaさんの映画レビュー・感想・評価

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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

登場人物たちが自分とはまったく違う価値観で生きてる人たちなので興味深く見た。ディカプリオの演技がはまりすぎていて実際の彼もそういう人なのかと思ってしまったり。
船が沈没するくだりがこういう人たちのイカ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.7

ここ3ヶ月ぐらい韓国映画を見てなくて、この作品みたらやっぱり韓国ノワールは面白い!ってなった。
キム・ユンソクが好きだ。チュ・ジフンのサイコパスなヤバい演技もすごかった。
素人目には証拠が揃っているよ
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明日は来らず(1937年製作の映画)

3.8

この映画が「東京物語」の下敷きになっているとのことで視聴。
たしかにそうなんだけど「東京物語」よりも最近見た「人生は小説よりも奇なり」のほうがこの映画に近い。
老人になってから夫婦が家を失い、子供たち
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.5

アメリカで起きた実際の事件を下敷きに作られた映画で、最後に何がおこるかはあらかじめ知っていたので今まで見る気がおきなかった。
見たら、結構ポップな作りでびっくりした。
思春期は複雑で、好きという思いと
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

2.5

あまり面白くなくてテキトーに流し見してしまった。真木よう子が主人公のキャラに合っていない。演技も下手。
原作のほうが面白そう。そのうち読んでみたい。

群衆(1941年製作の映画)

3.4

フランク・キャプラの映画はいつも権力の冷たい嫌らしいところを良くわかっていて、でも人の良心というのも信じたいというのもの。
最後にビルから飛び降りようとしたゲイリー・クーパーをエドワード・アーノルドが
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.0

アル・パチーノの役がサイコパスすぎて嫌で、こいつはやく殺られないかなと思いながら最後まで見た。女子供に優しい一面があるというところを彼の救いとして描いているけど嫌なものは嫌。
サイコパスの生態がよく描
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らせん階段(1946年製作の映画)

4.3

ヒッチコックのサスペンスよりよほどいい。エセル・バリモアが最後のシーンで格好よすぎで好き。
1900年代の田舎のお屋敷がサスペンスに合っていて恐怖の数値をあげてくれる。
ヒッチコックの「バルカン超特急
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.6

意外に面白くなかった。真新しさもなかったし。高校生の女の子が俊敏な動きでめちゃくちゃ殺すっていうのが面白いのかもしれないけど。

フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.3

メグ・ライアンが自分の貯めたお金をケヴィン・クラインにあげてしまうラストは好きじゃない。古いと思ってしまう。
懐かしい90年代の匂い。
メグ・ライアン可愛いな。10代のころはそうは思わなかったのに。

花嫁の父(1950年製作の映画)

3.3

母が若い頃にこの映画を見ていて、ことあるごとにあのエリザベス・テイラーが美しかったという話をするので前々からいつかは見たいと思っていた。
たしかに花嫁姿の彼女はとてつもなく美しかった。
どこの国でも結
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.5

死体を集めてそれをつなぎ合わせて怪人をつくったら、暴れだして人を殺して…、というわかりやすいストーリー。怪物が誕生するときの実験場のセットとか昔の科学イメージが反映されていて面白かった。白黒を活かした>>続きを読む

ダブルミンツ(2017年製作の映画)

3.1

BLが原作みたいだがBLっぽくなかった。田中俊介の役が「名もなき野良犬の輪舞」のイム・シワンにビジュアルが似ていてヤクザ物だから、あの映画みたいなブロマンスBLを期待したが、異性愛表現のほうが力強くて>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

若い頃は過食しがちなタイプだったので主人公の感覚はちょっとわかるなと。
宗教上の理由でレイプで身ごもった子供を産むというのはアメリカではよくあることなんだろうな。生まれた子供はそれを知って傷つかないわ
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人生は四十二から(1935年製作の映画)

3.1

仕えている屋敷主人が賭博で負けたので奉公先を強制的に変更させられたチャールズ・ロートン。アメリカの田舎の屋敷で働き出すが解雇され、自分でレストランを開くというのが大まかなあらすじ。
チャールズ・ロート
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.0

なかなか凄くてびっくりした。サイレントをなめてた。
明らかにセットで建物もベニヤ板で作りましたみたいな学芸会的な安っぽさに加え歪んでいるので、不思議な世界観だなと思っていたら、最後に主人公フランシスの
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.6

前から見たかったんだけど、39年連れ添った老ゲイカップルが正式に結婚したら職場を追われ、ローンが払えないため家を手放さなければいけなくなり、それぞれバラバラに親戚や友人のところへ居候生活をしなければな>>続きを読む

群衆(1928年製作の映画)

3.5

久々にサイレント映画を見た。
トーキーとは表現が全然違う。当たり前だけど。
ラスト、ハッピーエンドだったけど普通なら離婚してると思った。
20年代後半のアメリカの都市風景を見るのが楽しい。

エコール(2004年製作の映画)

3.3

なにやらよくはわからないけど、雰囲気や色調が好き。
最後に少女に初潮がきて学校から出され男と出会って終わりというところは定型すぎて面白くなかった。
学校の背景にカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」
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白き処女地(1934年製作の映画)

3.0

ジャン・ギャバン演じるフランソワの死が間抜け過ぎて。死に帰ったようなもので判断間違えすぎ。いくら女に会いたいからとはいえ。
マリアが結婚することになった相手も母親が危篤の時に口説いてくるしなんだかな。
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ミネソタの娘(1947年製作の映画)

3.0

農家の娘がメイドとして勤めた先の議員の家でジョゼフ・コットン演じる議員に好かれ、なぜかトントン拍子に自分も彼の敵方の党から議員として立候補することになる。
なんか「ワーキングガール」や「キューティーブ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.6

昔若い頃、テレビ地上波の吹き替えダイジェスト版を見たときにそれほど面白いと思わなかった。
40過ぎて親を一人なくした今見ると心に染みた。若い時は懐かしがる過去もない。しかし年を取ると現在の日々の記憶よ
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乙女の湖(1934年製作の映画)

3.1

この映画の結末は2パターンあって、ジャン=ピエール・オーモンがシモーヌ・シモンを探して溺れ死ぬパターンと彼が生き残るパターンがあり、日本で公開されたのは生き残る方で私が今回見たのもそれ。
でも亡くなる
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どん底(1936年製作の映画)

3.7

川岸でのジャン・ギャバンとルイ・ジューヴェの語らいシーンがよかった。
ルイ・ジューヴェの顔にとても惹かれる。
木賃宿の貧しい感じが見ごたえあった。
ルノワールの映画は見ていて絵的に落ち着く。

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.0

この類のブロマンスコメディ映画は2000年代にアメリカで流行っていて、当時は面白くみてたけど今はくどく感じる。
自分の老いを感じる。

レディ・イヴ(1941年製作の映画)

3.3

プレストン・スタージェスの作品はこれで3本目。私はそれほどスタージェスが好きじゃないのかも。荒唐無稽すぎて合わない。スクリューボールコメディでルビッチとかは好きなのにな。
詐欺師女につかまるヘンリー・
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.5

病で死ぬ直前に、私はモーゼスみたいなタイプの人とは付き合いたくないという気持ちで見てしまったのでうまくはまれず。
久々にオーストラリア映画を見た。オーストラリア独特の風景の色味があるなと感じた。
画面
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商船テナシチー(1934年製作の映画)

3.4

池波正太郎の好きな映画ということで前から見たかった。アマプラに来たので鑑賞。どうもところどころカットされているらしく池波正太郎が名場面だと書いていたシーンが見当たらなかった。
カナダに行った男は気の毒
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忘れじの面影(1948年製作の映画)

3.4

話が私に合わなさすぎて。こんなくだらん顔ばかり良いチャラ男にはまる女の気持ちがわからないので、単純にバカ女としか思えない。
でもホスト狂いになる女なんて山ほどいるんだから現実にもこの手の女性は多いでし
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教授と美女(1941年製作の映画)

3.3

脚本がビリー・ワイルダーなので前から見たかった。
ギャングの情婦が事件に巻き込まれ、百科事典を編纂している男たちの仕事場兼家に身を寄せる。
ヘンテコな設定で見たはなの先から忘れていきそう。
ギャングを
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.6

人工内耳の聴こえ方にショックを受けた。手術してあれなら絶望感半端ない。
耳が聴こえなくなった瞬間の静寂はとても恐ろしいものだったのに、最後のシーンの静寂はこころ安らかで良かった。

終身犯(1962年製作の映画)

4.2

世の中には独房で才能を開花させてしまうタイプの人ってそこそこいるんだろうなと思った。人とそんなに交わらないで静かな環境を与えてもらうことで集中して能力を発揮できるタイプの人が

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.2

この映画も「晩春」の焼き直し。父と娘の情愛はそれ程色濃くなく、物語の筋道がしっかりしている。見易い。
岡田茉莉子と佐田啓二夫妻が好きだった。
岩下志麻が本当に綺麗。

松竹チャンネルで視聴。

if もしも・・・(1968年製作の映画)

3.5

23年組の漫画家たちがインスパイアされた作品の1つということで前から見たかった。
ラストまで見てこの作品が問題作と言われるのがよくわかった。30年くらい前から起きるようになった学校での銃乱射事件を先取
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秋日和 ニューデジタルリマスター(1960年製作の映画)

3.5

「晩春」をアレンジしたような映画。
笠智衆と原節子の父娘が原節子と司葉子の母子に置き換わった感じ。母想いの娘と母の間にはどことなく百合の香りが漂う。
岡田茉莉子がいつもの杉村春子の役回りで大活躍。
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特急二十世紀(1934年製作の映画)

3.3

スクリューボールコメディの元祖と言われる作品。確かに男女の丁々発止があるし、ずっと喋ってるし。
キャロル・ロンバートがジョン・バリモアにしてやられる終わりはいただけないけど楽しく見た。

レンタルで視
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