ラスト場面の最後の瞬間、個人的に すべてがオールOKになって、ニヤリ。
音って、やっぱり大事だね。
もちろん全ての、何かを語るような(そして語らないような)ビジュアルも、エンドクレジットの背景 含め>>続きを読む
僕だったら、どうしただろう。
何度も そう思いながら観ていた。
それだけ引き込まれたのは、設定の妙だけで終わらない、それぞれの人物の繊細でリアルな“表情”があったから。
「今だけを生きること」は、>>続きを読む
「負け犬は、君らじゃなくてオレの方だ」
後味が清々しい。でも単なる感動コメディと片づけるのは もったいない。
鬼コーチの過去が明らかになる過程が、すこぶるイイ。
(それにしても、あんな過去… 僕だ>>続きを読む
最初から最後まで目が離せず。
ドキュメンタリーなのに、語り口が “映画的”。
彼女の小説を原作とした映画化シーンの数々も、現在の縁の地で撮影されたスローモーション映像も(特にロデオ場面は意味深)、途>>続きを読む
すべて繋がる──
自分をシンプルなところに戻したい時に、これからも何度も観たい作品だなぁ。
すげぇ面白いドキュメンタリーだった。
写真家ユージーン・スミスとミュージシャンたち… みたいな構図で語られるのかと思いきや(この両者については僕はどちらも全く詳しくないけど)、この場に関わる人達の経>>続きを読む
んー、惹き込まれる部分もあったけど、個人的には 色んな意味でモヤモヤする作品だった。
フィクションとはいえ、アメリカとかアジアとか実際の名称が出て来る中、構図が二元的すぎて(勝ち負け、善悪、強大国家>>続きを読む
惹き込まれた。こういう映画が観たかったんだなぁ ── 歴史的な“傷”に関して、実際に存在していた多様な反応や日常の影響とかを肌身で垣間見るような。
先入観的な“ホロコースト主題の映画”とは 全く違う語>>続きを読む
今更ながらホン・サンス作品 初鑑賞。
千載一遇の映画体験。
終わったとき、とにかく顔いっぱいニコニコしてる自分に驚く。
レイヤーに次ぐレイヤー、あからさまでない繊細さ──たった92分間に、これだけのこ>>続きを読む
映るものは穏やかなのに、強烈体験。こんな映画 観たことない。他の何にも似てないセンスと感覚。
ジワジワと味わって終わるのかと思いきや、あの曲あの場面😭
表情の機微と息づかい(&もちろん音楽)が肝ゆ>>続きを読む
どうやったら、こんなドキュメンタリー作れるの?
圧巻。
リズム、ユーモア、深さ。
(既に亡くなった人物を語るということに対する)謙虚さと大胆さ。
実際を物語りつつ暗喩も醸し出す写真や映像と、チャーミ>>続きを読む
なんてこった。
独特の描画の表情や風景を見てるだけで 何故か涙腺が緩んで仕方なかったけど、そんな表面的なものじゃ終わらなかった。
こんな宝石のような作品が、実際に形になって存在するなんて。
口にす>>続きを読む
見事だった。
練られた語り口やテンポの良さだけじゃない。
「真実なんて存在しない」
──今となっては唯一のサバイバーであるバリー・ギブが いきなり冒頭で口にする この言葉で、“よくある音楽ドキュメン>>続きを読む
ようやく鑑賞。
時代的に雑なところも諸々ありつつ (^^o) 当時 誰もやってなかったことをやりまくって人々を夢中にさせた “真の熱気” を直に感じられた気がした。
そして、今にも通ずるテーマを体現>>続きを読む
やっと観れた。
可愛らしい映画だけど、思ったより真っ当な作品だった。
肝は、何と言ってもラストの あの曲。
全編でストーリーと味わいを深めるビー・ジーズの曲たちもそうだったけど、
表現を押し付けず>>続きを読む
素晴らしかった。
最初から最後まで「素晴らしい」と実感した新作は、本当に久し振り。
正直で蛇足なく、毅然としてて、でも温かい── まるで本作のエデ医師(実際の名医本人が出演)のような作品。
今どん>>続きを読む
この映画のすべての要素を味わい尽くしたくなってしまう。
微笑みとウルウル。
肩ひじ張ってないのに、深さ。
それでいて、どこまでも美しく、チャーミング。
少ないセリフの一つ一つが金言すぎる。
映画館で>>続きを読む
短編なので深い人物描写があった訳ではないけれど、無知な僕には 必要な情景だった。
せつない。
繊細。
あの子の、えも言いわれぬ表情と佇まいが、物語に真実味を持たせている。
「あれは出歩く時の変装なのよ」
痛快。綿密。
我々の “全てを捨てて別人として…” 願望をくすぐる設定と、翻弄し惹き込む選ばれたセリフ。最後の あの瞬間に向かって 幾重にも織り成される、よく練られたチラ見せ場面と展開。
アイデン>>続きを読む
救われた。いま観れて良かった。
ロシアのウクライナ侵攻の情報に、何とも言えない暗澹とした気持ちから抜け出せない日々が続いていたけど(そして、いつもは日常的に観ている映画も観る気にならなかったけど)、>>続きを読む
これは最後まで観て欲しい。あのラストをどう感じるか。
そこに至る過程の物語も、“美談”と言えるほど単純でない。
短絡的に映る演出もあるが、それすら実際僕らが日々見聞きすることからすれば“過剰”とは>>続きを読む
震える。
この形で世に出され遺されたのは、とんでもなく意義深いし、この “熱” が 多くの人に直接伝わるのは、代え難い価値。
始まり方と終わり方も、この作品にどれだけの想いが込められているかが暗に>>続きを読む
素敵。
Mastery. Crafted.
職人の作風。
作り手の全ての選択(後述)が、好きだったし、腑に落ちた。
僕の映画遍歴 史上、“世間で最も過小評価されてる映画” の1つになりそうな予感。>>続きを読む
約1時間半、これほどまでに釘付けになったまま、目と耳を研ぎ澄ませて没入しっぱなしだった時間が、かつて あっただろうか。
そして、その先に、あのラストよ…。
やり過ぎてなくてイイ。チャリティー目的という “言い訳” も素敵だし。
そして、この懐かしい面々の中に、アラン・リックマンがいない(前年に死去)のが、返すがえすも、切ない。
『スリラー』より ずっと前に、彼がとんでもなく崇高なものを、具体的にハッキリと目指していたことを目の当たりに出来たのは、非常に貴重で人生の見方が変わる経験だった。
ただ、未発表パフォーマンスの乱発は>>続きを読む
RDJ、成り切り&血肉化、さすが。
“あの瞬間” を ちょこっとファンタジックに描きつつ、冗長や乱発してないところ、好感。
時代的な作風の古さは全体的にあるけど、現実のシャレにならない間一髪・逃走>>続きを読む