三河豊川軍需工場跡( 伊良湖岬 )が舞台。
秋吉久美子のデビュー作品でもある。
心中の死体を見る2人、アズナとジン。
アズナは 16歳でジンは 24 歳、金沢に女性を置いて来ている、何か事情があるのだ>>続きを読む
石井裕也監督は始めて鑑賞。
前半は花子( 松岡茉優 )と正夫( 窪田正孝 )との出逢い。血に染まる小さなマスクが痛々しい。親友を亡くし穏やかで正しい青年を演じ、松岡茉優はひたすら映画製作、しかも自身の>>続きを読む
2時間半、正直眠くなってしまった。
テーマは興味深く面白そうなんだけど、内容が薄いかな…結局何か起こるわけじゃない。
更紗( 広瀬すず )が小学生の頃、両親の死に別れにより、預けられた叔母の息子から性>>続きを読む
今は色々変わりつつあるミポリン。最も美しかった頃のミポリンの作品で、「 私の頭の中の消しゴム 」のイ・ジェハン監督。原作は辻仁成。
結婚でブランクが空いたせいか、ミポリンって「 love letter>>続きを読む
タイトル「 黒水仙 」とは香水の事のようです。
撮影監督は、「 あの胸にもう一度 」のジャック・カーディフ、そして「 赤い靴 」と同じく撮影監督ジャック・カーディフ、監督は、マイケル・パウエルとエメリ>>続きを読む
フランソワ・トリュフォー作品の中でも凄く好きな作品。以前に観た鑑賞記録です。DVD や単品レンタルが不可能な為観れなくて残念。サブスク入らないと駄目かな……
主演は、ジェラール・ドパルデュー( ベルナ>>続きを読む
正直観て後悔してしまった。途中で止めたかったけれど最後まで観た。全く共感できないし、私が映画に必要とする情緒や哀愁が微塵も感じられなかったし、意味が分からないところも多々あった。
物語は新人の三輪明日>>続きを読む
最も美しかった頃のマリアンヌ・フェイスフルとバイクのお話し。
結婚以前にスキー旅行でダニエル( アラン・ドロン )と出逢い、レベッカ( マリアンヌ・フェイスフル )を愛しはしないダニエルにぞっこんにな>>続きを読む
昔はこの作品が大好きで、毎日画像を流してミシェル・ルグランの曲を聴いていました。昔程では無かったけれど、久しぶりに観ても明るくとても良かった。
お祭りがある日曜日、金曜日からパリに立つ月曜日までを描か>>続きを読む
心療内科に行って下さい、寧子さん!と言ってしまえばそれでレビューが終わっちゃう。
不思議な性格の寧子。部屋はぐちゃぐちゃで仕事をしようにも起きれないし、優しい仕事仲間にも自分自身が自分を受け入れられず>>続きを読む
ちょっと私には理解できない内容だった。だけど、この作品アラン・ドロンが製作にも関わり、1985 年セザール賞男優賞まで受賞している。
まぁコメディではないが、内容めちゃくちゃ。
ある日列車で旅に出たロ>>続きを読む
偶然観たら引き込まれて面白かった。
主演が岩下志麻なんで、きっと犯人だろうと察しが付いた。
製作が角川春樹、監督脚本増村保造、音楽が大野雄二と出演者も豪華。
この当時の脇役である、神山繁と戸浦六宏は大>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
監督、脚本、主演を演じる上西雄大。
私はこの俳優さんをこの作品で始めて知った。
ダーティヒーローな役柄。
全体的に安っぽい雰囲気が流れる作品だけど、内容はなかなかスッキリして良かった。
ネグレクトと虐>>続きを読む
何て難解なストーリー、素直にストーリーを追うと頭が混乱する。
冒頭からの主人公キャスリン( スザンナ・ヨーク )の書く物語も意味が分からない。
すべてがキャスリンの妄想なのだ。
きっと何かの精神障害な>>続きを読む
大好きな作品。
マルセリーノ役の当時 6 歳のパブリート・カルヴォのいじらしく可愛い。
スペインの子供は当時こんな服装をしていたのか片方だけのズボンの肩紐が可愛いく、お腹がポコリ。
12 人の神父に守>>続きを読む
ヴァレリオ・ズルリーニ監督 3 作目。
めちゃくちゃ若いジャン=ルイ・トランティニャン。学生役で戦争未亡人のロベルタ( エレオノラ・ロッシ=ドラゴ )を愛してしまう。同じ学生役のジャクリーヌ・ササール>>続きを読む
この映画、当時ジャック・ペランは 20 歳、カルディナーレは 23 歳。凄い歳の差を感じたけれどそれ程離れてなかった。
ジャック・ペランがめちゃくちゃ若く見えて、知らない事を教えてくれそうなお姉さんに>>続きを読む
宮本輝の「 河 」三部作の一作。
映画化されているのも、ソフト化されているのも知らなかった。すでに廃盤高騰で残念です。
宮本輝の作品は、最近の物以外はすべて読んでいます。勿論この「 螢川 」も。
だが>>続きを読む
1982 年の火曜サスペンス劇場。岩崎宏美の「 聖母たちのララバイ 」が終わりに聴けるのがなんて懐かしい。
ストーリーは、やはり大林宣彦監督らしい。8 歳の川村ありす。「 死んじゃえ 」の一言で殺人>>続きを読む
不思議な内容だった。花や歌声と美しい風景であるが恐ろしい事が待ち受ける。
主演ダニー( フローレンス・ピュー )は、両親と妹が無理心中をし、心が穏やかでない頃、恋人のクリスチャン( ジャック・レイ>>続きを読む
この作品を鑑賞するのは2度目。
今村昌平監督の有名作品であり、緒形拳の代表作かもしれない。
この作品のよく見るスチール写真2枚にある緒形拳の佇まいと人相が凄い。エネルギッシュな演技は素晴らしかった。>>続きを読む
嫌いなテーマではないけれど、もっと面白みや洒落た演出ができなかったのかと少し残念。
主演のジョナサン( ジャック・ニコルソン )とサンディ( アーサー・ガーファンクル )。ともに同じ女性スーザン( >>続きを読む
冒頭、落語家の春団子にきくぼんが自身の過去を話すところから内容がスタートする。
映像が美しい映画だった。
しきたりと厳しい祖母と母親の最強の二人に育てられたきくぼん。立派なぼんちになる為に恐ろしいしき>>続きを読む
この前「 ベニスに死す 」を久しぶりに観て、無性に興味を感じたビョルン・アンドレセン。
まだ 60 歳代だと言うのにかなり老け過ぎているが、佇まいがやはり美しい。
ヴィスコンティに一時溺愛されたものの>>続きを読む
ビョルン・アンドレセン目当てで観たんだけど、少ししか登場しないし、充分主役を演じられたと思うのだけれど残念だった。
若過ぎるペールとアニカのカップル。
この2人だけではなく周囲の大人達の切実な事情を>>続きを読む
80 年代特有さを感じさせる、ひたすら若いケヴィン・ベーコンがカッコ良い作品。
埃っぽい田舎町で、硬く厳しい規律のある閉塞的な町に都会からレン( ケヴィン・ベーコン )が転校して来る。
個人ではなく、>>続きを読む
病気である薫( yui )は太陽が沈むと行動できる。yui が家の窓からバス停にいる孝治( 塚本高史 )をずっと思っている。
それだけで、凄くすきなシチュエーション。キュンってなってしまった。
特に塚>>続きを読む
この当時の風間杜夫の人気は凄かった。レコードまで発売されていたしね。
だが、この作品の主演男優賞は平田満、助演男優賞が風間杜夫だった。
ヤス( 平田満 )と小夏( 松坂慶子 )の無茶苦茶な純愛が涙を誘>>続きを読む
ルキノ・ヴィスコンティ監督はなかなか手がだせない。古いモノクロだったり「 山猫 」は劇場で観たにも関わらず途中で挫折したが、「 ベニスに死す 」だけは馴染み深い。
何て美しい 130 分。
アッシェン>>続きを読む
アラン・ドロンとルネ・クレマン監督のコンビ作品。
軽快でスパイスが効いていて面白かった。第一次世界大戦後除隊したもののお金と仕事に困りファシスト党員の黒シャツ隊に入隊。
始めの任務はある反ファシスト達>>続きを読む
私の様な下心が強い人間にはもの足らない内容というか、どこか寂しくもどかしい。
渡辺大知と奈緒の二人。ずーっとパラレルな関係のまま。渡辺大知は買った缶ジュースやケーキまで素直に渡せない繊細さ。気持ちを奈>>続きを読む
愛の不毛三部作や「 欲望 」のミケランジェロ・アントニオーニ。あまり分かりやすい内容ではないと覚悟していたが雰囲気が最高だった。
ジャーナリストであるデビッド・ロック( ジャック・ニコルソン )が砂埃>>続きを読む
1970 年代の若者の青春映画。
下駄を履く仙台の高校生達4人。
東北の訛りが強くて台詞がなかなか入ってこなかった。
中でも、端正で垢抜けた草刈正雄の美しいこと!そして秋吉久美子の初々しい姿が特に素敵>>続きを読む
藤山直美という女優さん大好き。大阪弁で話す台詞と佇まいがとっても良い。
この作品の彼女は関西の尼崎で妹を殺害した逃亡者を演じる。時にコミカルに、時にシリアスに…。
母親が亡くなり香典を鞄に詰め込み逃げ>>続きを読む
心が凹んだ時に観たくなる「 トッツィー 」。特に日本で放送された「 ゴールデン洋画劇場 」の小松政夫の吹き替えバージョンが大好きです。
主演のダスティン・ホフマンが演じる女優ドロシーが大好きです。
実>>続きを読む
昔 VHS で鑑賞してから数十年がたち再鑑賞。すっかりレア作品となったこの作品がプレミアムシネマで放送されて嬉しい。
大学の漕艇部のサイモン。ストライキ中の大学内に徐々に染まって行く様子が描かれる。そ>>続きを読む