kaoriさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

カセットテープ懐かしい。
同じような毎日の中でも、嫌なこともあれば良いこともある。
良いことを少しでも増やせたら幸せ。

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかったのが配信に来ていた。
タン編集長大丈夫か?!って思ってたらやっぱり大丈夫じゃなかった。
少年の心を持ったままの大人で、離婚歴があることに納得。
離れたほうがいいんだろうし、愛想を尽かさ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.0

グロいと有名だけど平気だった。
でも、女性への性加害シーンは気分悪かった。

六月の蛇(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ブルーのモノクロと大雨。
雨の日は嫌だけど映像で見るのは好き。

ストーカーが実はいい人だった。
まさかの監督本人。
夫はずっと角野卓造さんだと思ってた。

私もコールセンター勤務時代に検査引っかかっ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく『台風クラブ』みたいな雰囲気だなと思った。
あみこの執着が気になった。

あの両親は好きになれない。
どんな事情があっても、親から捨てられた経験を子どもにさせちゃいけない。

人と違って苦労
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ここまで万人受けしなさそうな、すごい映画を観てしまった。
クリスタという名前は『TAR』でも出てきたなと思った。
差別の二重構造と偏見の描写がこれでもかというほど衝撃的。
2人でいても感じる孤独。
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

メインビジュアルから、美人が出てきておしゃれな雰囲気のアート的な作品かと思っていた。
途中で切ってしまったけど最後まで観ようと思い鑑賞。

身勝手で無責任な人に愛なんてないと思うし、かっこよくない。
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「世界にはたくさんの男がいる」
「他の男を見つけなさい」と、戦争で側に居ないとはいえ、夫のいる人に別の男性を探すようけしかけることに違和感があった。
これはファスビンダーの性的指向から来るものかと思っ
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自己中心的だったフィルが同じ日を繰り返すごとに人として成長し、親切な人に変わっていくのが面白かった。

人間関係で、私は相手とは後悔しない接し方をするように決めているのだけど、それでもあの時こうしてい
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

『恋のサバイバル』含め、音楽が良かった。
トゥルーロマンスでの女性キャスト集合のシーン、コロナ禍前に仲良くしてた男友達2人組を思い出した。

心と体と(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

同じ夢を見る2人。
夢の中の鹿がいる風景が静かでひんやりしていて好き。

「携帯を買ったの」「また夜に」「今から寝ます」の不思議な距離感の通話は良かった。
その後の「2人で寝よう」からエンドレの部屋で
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恋人たち(2015年製作の映画)

3.9

不慣れな新しい仕事や対処しなければならない親とのあれこれで、疲れてどん底の気分で鑑賞。

妻が事件に遭い亡くなったこと、犯人を殺してやりたいと感情的に話すアツシ。
突然、カメラが彼にズームするのが印象
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

バイク事故直後にイチャつくシーンからこの2人がどうしようもない人たちだとわかる。
でも、朝子そこまで嫌じゃない。近くにいたら嫌だけど。
4人での家飲みシーンがすごく気まずい雰囲気なのと、それ自体も演劇
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親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

2.9

私だったら彼の支えになりたい。
会えない寂しさはあっても、ちゃんと手紙で気持ちを伝えてくれているのだしと思いながら観ていたけど…。
一度離れてもご縁があればまた繋がる時が来るということなのかな。
サヴ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

「You Will Be Found」の「君はひとりじゃない」という歌詞は良かった。
このキーメッセージを軸に、紆余曲折はあっても一貫してそのことを伝える物語のほうが私は好き。
正直なところブレていて
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

電話番号は教えてくれるけど名前は教えてくれないんだ。
名前は知らないけど結婚相手の候補になっているのが面白い。

2人の言葉は少ないけど、アンサのためにお酒をやめたり、ホラッパが事故に遭った時病院に通
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冴え冴えてなほ滑稽な月(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ポスターに惹かれて鑑賞。

血をさらさらと砂みたいに見せる演出は苦手なほうの安っぽさを感じ、無しにすれば良かったのになと思う。
Vシネマのような感じ。
ずっと観ていても終わり方が意味わからなかったけど
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

孤児院で里親に品定めされるように選ばれるシーンは、良い家庭に生まれたら無条件に愛される時期なのにと胸が苦しくなった。

起こっている全ての不幸は望まない妊娠からであること。
その人を守るためにルールを
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愛に迷った時(1995年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

『ギルバート・グレイプ』がとても良かったので監督繋がりで鑑賞。

夫のエディに浮気されたグレイスの両親からのアドバイスが嫌だった。
エディの失言からの逆ギレも。私だったらここでもう無理かもしれない。
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

家族のオンラインダンス対抗戦以外は静かな映画。

ミカが「家族」のことで悩んでいた時、接木の話をして諭すヤン。
先日、生活の悩み事をAIに相談してみたことがあり、その回答は頭の良い礼儀正しい人の言葉の
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深海 Blue Cha-Cha(2005年製作の映画)

4.0

メインビジュアル含め大好きなのに…観たことを忘れていた。
鑑賞当時はアユーのダメさにちょっとだけ共感していたけど、今の自分が観たらどう思うだろう。
また観てみたいな。

ある役者達の風景(2021年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

勝村さんが見たくて鑑賞。
でも、数分しか出てこなかった…。
ここまでではなくても、当時に近い感染対策が今もあれば、私ももっといろいろ出かけられただろうな。

バビロン(2021年製作の映画)

2.7

クララ・ボウがモデルだったんだ。
写真でしか見たことないけど。
私には長かった…。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

世界観が好きなデル・トロ監督の本作は見世物小屋が舞台。
高まる期待。
しかし、意外にもクリーチャーはそれほど出てこなかった。

読心術は興味深い。
私も学んでみたいな。

憎んでいたお父さんと同じで最
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ロープに洗濯物が干してある街中の風景が好き。
トニーとマリアが結婚式ごっこをするシーンで「良い時も悪い時も愛し敬うことを誓う」と言うのだけど、これが最近思っていたこととリンクして、おおと思った。
相手
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

「あなたの姿がなくても気配で感じる。あなたの愛が見える。愛に包まれて私の心はやさしくただよう…」
自分と同じくらい孤独な人と出会いたいと思っていた私には刺さる物語だった。
性的な描写が思いの外多かった
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.4

繰り返しの夜を過ごした後の男女の会話で冒頭から引き込まれた。
愛を読むとは、その人の持つ物語を知ること。
突然目の前から消えた、忘れられない人との衝撃的な再会。
良い悪いが言いにくいような、善悪で測っ
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いまを生きる(1989年製作の映画)

2.0

大勢の少年が苦手だと改めて思った。
私が大人になってからいいなと思った男性にも少年時代はあるわけで、でも、その頃からちゃんとしていたのだろうとも思った。
モラハラ彼氏持ちの女子に執拗に迫る男の子…。あ
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アリスの恋(1974年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

期待のスコセッシ作品だったのだけど…シングルマザーで、悪い男性との恋愛を繰り返す人にはなりたくないと昔から思っていた。
悪いとわかっていても好きになってしまうことはあるけど、子どもがいたら話は別。
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

信頼関係を築く過程を描いた映画が観たいという私のリクエストからおすすめされた3作目。

淡々とした映し方が好き。
観る前は、こんなしんどい世の中に勝手に目覚めさせるなんてと思った。

人付き合いが苦手
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

棺桶リストの実行もエドワードとカーター、お互いの存在があったから最高の物になった。
死ぬ時心に残るのは、大切な人たちと過ごした思い出なのだというメッセージを受け取った。

ただ一つ、こんなに元気と意欲
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