oisさんの映画レビュー・感想・評価

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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

おしゃれな復讐
劇中劇だけでも面白い
スーザンが小説の意図を汲み取れないことを最初から分かっていたんだな
メッセージ性も込めつつスーザンの心も引きつけたエドワードの勝利

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

3.9

復讐を果たして抜け殻のようだ
過程をすっ飛ばして結果を見せてくるから独特のリズムが生まれる
どのキャラも極悪人でありながらもユニークでどこか愛らしく憎めない
俯瞰のショットはキアロスタミのよう

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

アニメの方が断然良い
やはりスパイダーバース以前以後に世界は変わったようだ
リアルなティーンエイジャー感
コウモリのミュータント可愛い
続編楽しみ

blue(2001年製作の映画)

4.0

映像すんばらしい
特に光と影
この容姿に雰囲気で音楽や絵画も詳しくてとなるとそりゃ好きになるし周りの男子はただの猿に見えるだろう
あんバターのお金が4人5人なら割り勘できたけど3人になると割り切れない
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おもかげ(2019年製作の映画)

3.4

序盤の緊張感半端ない
誰に感情移入するかで見え方が変わる
ラストはそっち!?ってなった
気持ちの整理がついたのか赦しを得たのか
ヨセバ気の毒、棚ぼたラモン

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.9

全然大人にもぶっ刺さるテーマ
みんな何かしらのコンプレックスはある
体育館のシーン泣いてまう
足立紳さんの原作へのリスペクトを感じる脚本がとても良かった

ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.2

胃が縮むというか消えた
ここまで事態が悪化するコンボが決まるともう止められない
問題のしわ寄せが生徒にくるというのが12歳の生徒の口から出てくるのはキツい
ラストの王の帰還(帰宅)は痺れた

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.6

なんて捻りのない邦題
夜ピアノが聞こえるとゾロゾロ集まるの微笑ましい
動物園も爆撃の標的になるの悲しい
ワルシャワ動物園行ってみたい

凪の島(2022年製作の映画)

3.8

凪の島には悪い人がいない
海がキラキラしておる
島に帰ってきてからの太っちょの子供とお爺ちゃんのやり取りむっちゃ泣く
チュートの徳井さんがいつ豹変するか怖かったけどそんな事なかった

(ハル)(1996年製作の映画)

3.9

いいから君らくっついちゃえよ!をじっくり楽しむ作品
LINEではこの感覚は味わえない
サンドバッグ叩く深津絵里めちゃ良い
音楽もめちゃ良い
トムヤムクン食べたくなる

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.6

粋なラスト
笑いが起きる温かい法廷シーン
結局母ちゃんが強い

鬼が笑う(2021年製作の映画)

3.9

だめだキツすぎる
胸糞をコトコト煮込んだ作品
肉じゃがを囲む母親と信仰宗教の人を見つめる主人公の複雑な表情ね
ラストの意識が戻ってから血飛沫あげて倒れるの最悪だけどかっこよ!ってなった

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.1

ソウルメイトといえばMランドを思い出す
ミステリーでもないのに2重3重の展開に驚かされるしやられた感がある
「少年の君」の監督なら納得
安生のくるくるパーマ好き
キム・ダミの韓国版も見たい

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

4.0

予想以上に面白かった
見上愛が可愛らしい
というか衣装が可愛い
要するにスタイリストも素晴らしい
前田敦子が脇で出てくる作品の良さとスカートの音楽が心地よい
「明日も健やかにね」

この日々が凪いだら(2021年製作の映画)

3.6

明日はどうなるか分からないが一生懸命生きるしかない
最初の出会い方理想のやつ
羊文学が売れなかった世界線の話

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.8

痺れるED
一人前の男は牛肉もパンケーキも食べる
ドレス着たギャング集団怖すぎる

ささくれ(2022年製作の映画)

3.6

いつまで経っても親の前では子供になる
「どうだった?」「死んでた」が良かった
板尾さんの柳に風のような受け答えが印象的

誰のための日(2021年製作の映画)

3.6

妹側の生意気さに身に覚えがありすぎて恥ずかしくなってきた
友達や恋人なら関係が終わりそうな大喧嘩も兄弟姉妹ならなんやかんやで落ち着く

Mr.3000(2004年製作の映画)

3.5

3000Mark記念
史上21人目の3000本安打を達成して殿堂入りを果たし即引退したが9年後に記録に誤りがあり記録まで3本足りない事が発覚して現役復帰する話
嫌われ者だとしてもザッピングしてどのチャ
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カリスマ(1999年製作の映画)

4.0

犯人と人質、カリスマと森
両方を救うのは難しい
皆それぞれカリスマに対して考え方があってどれも狂ってるようで共感もできる
「悪は存在しない」はこの作品からも影響を受けているように思える

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.5

この手のストーリー魔法のiらんど時代からどれだけ擦るのって思うけどプロットがしっかりしてるから見れる
Love Letterばりの雪景色を行く旅は寒さの中にこそ人間のあたたかさが感じられる
ここ泣くと
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.5

女子高生も先生も言ってる事が分かるところと主語が大きすぎる部分もある
最近山下敦弘のリンダリンダリンダを劇場で見る機会があってかなり刺さったけど令和にああいう作品はもう撮れないのを実感して悲しい
ポカ
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.5

ハイジャックものかと思っていたら不時着してからが本番とは
助っ人傭兵の安心感たるや
ガスパールさんあんたよくやったよ
どうかお幸せに

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.9

大事なのはバランス
自然と人間、田舎と都市、青と赤
息を呑むような美しい映像、引き込まれる会話劇、魅力的なキャラクター造形、要所要所を締める音楽
陸わさびや鹿といった自然側から人間を見つめるショットが
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.8

廃工場と外の緑とのコントラストが美しくも気味悪い
車の中から映す住宅街の景色からもサスペンスの匂いが漂ってくる
根拠不明ながら堂々として最初から全てをわかっているような哀川翔から目が離せない
誰の目線
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.3

「息子はマトモさ」
クマにやられるだろうなって人がちゃんとやられていく
映画内で出典:Wikipediaは初めて見た
オラフとエルザて

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

村の醜悪さがよく出ておられる
Xでゲゲ郎と水木が子育てしてる絵をよく見たけどそんなシーン勿論無かった
今の猫娘に一番驚いた

Here(2023年製作の映画)

4.5

苔は生命力に溢れた小さな森
なんて目に優しいヒーリングムービー
お土産にスープ渡して納品が1日縮んだところと草むらでみんなでスープ飲むところが好き
シュテファンが木の棒で草を打ちながら歩いてる時のシュ
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.4

終電で寝過ごしてしまったおばちゃんが徒歩でお家に帰るお話
多種多様な人間が暮らしている寒そうな夜のブリュッセルの街を映すのにフィルムの不完全さがマッチしている
合間合間に流れるガットギターの音色が心地
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.9

すんばらしいラスト
ラストカットはあらゆる壁を乗り越え再生を始めた佐々木家への全家族の尊敬と渇望の眼差しと思われる
プロのリストラ師っているんだ
電車でエロ漫画読んでたことをバラされるアンジャッシュ児
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.9

1000の映画を知る男vs1000の事件を知る女
OPの配給会社クレジットの数が凄い
リーさんがKing Gnu井口と新井浩文をミックスした感じの顔
映画1000本見ても世界のことは何も分からない
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.3

怪獣大喜利大会にコングが鈴蘭のてっぺん獲るだけの内容なんてあってないような話
怪獣がいきなりワープしてきて大乱闘始める非難警報もクソもない世界怖すぎる
ゴジラもコングも言うほど人類の味方か?
無敵超人
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.7

Get Wildのイントロのフェードインは否応なくテンション上がる
ハンマー振り回す香懐かしい
アクションのリアリティラインは気になるところもあるけど拳銃バラしたりリロードする所作カッコよい
フランス
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ロードゲーム(1981年製作の映画)

3.7

ロードスリラーというには音楽や狼犬とのやりとり等、癒しの雰囲気が漂っておる
忘れた頃に殺人鬼と邂逅する不思議なバランス感覚が良い
トイレの人違いくっそ気まずいって

タイムズ・スクエア(1980年製作の映画)

3.6

若者が抑圧から解放される瞬間の気持ち良さたるや
ニッキーもパメラも街中の人もみんなお洒落
廃工場のカットが素晴らしい

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.5

店長悲しい…
インタビューしてた実際の被災者の方達の中に混じっても違和感なかった高校生の子すごい
防潮堤ってほんと進撃の巨人の世界だ

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