ちりぽりさんの映画レビュー・感想・評価

ちりぽり

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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.0

とにかく濃密なキャスト陣で、ちょい役でもメジャーな人ばっかり。
それぞれにそれなりの出番作っちゃったからこうなったの~😅?って思うくらい、作品自体が薄味。

話が展開していくというより、小咄が繋がって
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

自分で選択するということ。
自分が選んだ、好きなものだけに囲まれて暮らす贅沢。

木を育てること。
草花でなく
日々の変化は分かりにくいけれど、長い年月をかけて大きく大きく育つ木を。

平山の過去は語
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.8

キャスティングが❗
この作品は、キャスティングが8割では❗
もちろん、名セリフありきですが。

皆さん、与えられた役を水を得た魚のようにのびのびと演じているように見えました。

特に尼崎でなくても成り
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.4

恐かった。
というより、イライラした⚡⚡

なんなん?
世直しオジサン?
こういうの、ありがた迷惑だわ。

ニワトリ☆フェニックス(2022年製作の映画)

3.8

旅好き、ロードムービー好きの私には大当たりでした🥰

そです、すです。
旅の醍醐味って、こういうことです。

でも、私はここまでラフな旅は未経験なので、「負けたなぁ」というか、羨ましくもありました。
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.8

原作が池井戸潤とあらば、ハズレということはない。
誰がどう作っても。
と思ってはいたけれど、この監督は『釣りバカ日誌』も3作撮ってらしたんですね~😆
ちゃんと人情味を盛り込んでて、よかったです。

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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

よかったです。
私は、元の作品よりこちらが好きです。

比べてどうというものではないですが、なんとなく本作品の、オリジナルを観てこう解釈しました的なところに共感できました。

どちらにしても、ちっぽけ
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湯道(2023年製作の映画)

3.1

日本人は、お風呂大好きです。
他の国の方たちは、どうなのでしょうか。
わかりませんが、とりあえず観るとお風呂に入りたくなります。

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.0

いろいろ突っ込みたくなるところだけど、そういうのを気にせずに、ジェットコースター気分で観るのが正解なのでは。

科学ものと思って観ると、失敗します。
でも、退屈はしません。

湖の女たち(2023年製作の映画)

3.5

もう少し、観ていて気持ちのいい感じにならなかったものかと…。

なんだろう、ひねた言い方をすれば、社会派のテーマに惹き付けるためにエロいシーンを入れたようにも取れないか?

でも、人間の表と裏を表現す
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

ビックリした。
何にって、露骨な性描写にも、エマ・ストーンの体当たりな演技にも、映像の多彩な表現にも。

遠慮がないというか、自由奔放というか、もうやりたいようにやりました‼️って感じ。

資金も潤沢
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.7

コマ送りのちょっとぎこちない感じ、好きです🎵
キャラクターたちの顔も、なんとなく、そこはかとなく、かわいい👍️

ウェス・アンダーソン監督作品だぞ!わけわからんくても、とりあえず映像の美しさを楽しもう
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

ラストのどんでん返しで納得できましたが、ストーカーがすべてのベースになるのがどうも安易な感じかして、終盤まで不満をかかえて観ていました。

エジプトの風景はなかなかに楽しめましたが😌

『オリエント急
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.6

商業的な競争のストーリーという点では、ナイキシューズの『AlR』を先に観ていて、似てるなあとすぐに思いましたが、『AIR 』もマッド・デイモン主演。
この人が演じると、現実味が増すのかしら。

ル・マ
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六月燈の三姉妹(2013年製作の映画)

3.6

鹿児島で和菓子やを営む夫婦と、その三人姉妹。
仲の良い幸せ家族に見えて、実は各々にいろんな事情があります。

まあ人それぞれに、生きていれば何かにあるものですが、何があっても「帰る場所」があるというの
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ドーナツもり(2022年製作の映画)

3.1

44分の短編のなかで、『かもめ食堂』や『めがね』に似た坦々とした日常のなかにある大切にしたいものを描いています。

中澤梓佐という役者の存在感が、この作品のなかでかなり大きなウエイトを占めています。
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(2022年製作の映画)

3.4

40分たらずの時間にちょうどよく収まった、ちょっと現実っぽいファンタジーの世界。

死をふんわりと表現することで、抵抗なく作品に吸い寄せられていき、『人』というタイトルを考えることになります。

「遺
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

おもしろかった‼️

以前のゴジラ作品を1-2作しか観てないくせに、勝手にたいして期待しないで観たけど、予想外に楽しめました😆

初めからゴジラが登場するのもよかったし、ストーリーもなかなかに深かった
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.1


ロバート・デ・ニーロの演技、というかその役が憑依したようななりきり方にはいつもながら圧倒されます。

ですが、私にはこの主人公が好きになれず、彼のこの思いの押しきり方を最後まで見ることになってしまい
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

アガサ・クリスティの作品をケネス・ブラナーが監督、主演かあ✨
しかも他のキャストも、これでもか!というくらい豪華なんですね。

あまりに安定感がありすぎて、ちょっとお腹イッパイかも。

何者(2016年製作の映画)

3.7

アマプラのお勧めにしたがってふら~っと観始めたのですが、いつの間にかガッツリ引き込まれていて自分でもビックリ👀❗
リアリティーの賜物、ですかね~。

遠いむかし、私にも就活という時期がありました。
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.7

ボクサー映画の名を借りて、「本当の強さ」について語った人間ドラマ。

負けてばっかりの瓜田。
ヨコシマな気持ちでボクシングを始めた楢崎。
ボクシングも恋も、瓜田より上を行く小川。

この3人それぞれの
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.0

詐欺師は、親も詐欺師なら友達も詐欺師で付き合う女も詐欺師なんだけど、その関係もまた利用するための関係だったり、仕組んであったり演技だったり~😆
もう、ハチャメチャ。

途中から紐解くのをうっちゃって、
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.7

16の時から父親にスーツの仕立てを仕込まれて、それからずっと親子でやってきた仕立て屋の店。
時代の波に押されて、とうとう商売は立ち行かなくなり、父親も年老いて入院してしまいます。

もういい年になった
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慌てず騒がず(2023年製作の映画)

4.1

インド最大の都市ムンバイを舞台に、若者とシニアのそれぞれのカップルの人生が交錯して描かれています。

派手ではないですが、インドという国の多様性や人情味がよく分かり、そこに描かれるストーリーは多彩な色
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弁護人(2013年製作の映画)

3.0

実話ベースだし!
安定のソン・ガンホだし!
これは、間違いないわ✨

韓国映画らしく、始めは軽めに「コメディか?」ってノリでいくのに、いつの間にかドーンと重い社会派なムードになります。

どう見てもお
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.3

一作目に気をよくして続けて観ました。

ジュリアン・ムーアやエルトン・ジョンが頑張ってたし、なんとコリン・ファースもしっかり出てきてました👏👏👏❗

ストーリーはいかにも2作目って感じで、前作の設定を
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

再鑑賞ですが、問題なく楽しめました👍️

イギリスのきちっとした折り目正しい雰囲気が、よかったです🙆

コリン・ファースの紳士的な魅力に対して、サミュエル・L・ジャクソンの砕けた感じがうまいぐあいに絡
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デリシュ!(2021年製作の映画)

3.7

18世紀の貴族社会の様子がコミカルに描かれていて、面白かったです。

主人公は貴族ではなくその料理人で、貴族の気紛れのような理由で辞めることになるのですが、自分の腕に誇りを持って辞める気骨のある男。
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.3

パリ・オリンピックに先駆けてのイメージアップのために作品とも聞きましたが、そういう意味では成功していると思います。

老人ホームへ向かうおばあちゃんがタクシーに乗って、人生の思い出の場所をあちこち寄り
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.2

公開当時に観たきりで、記憶はギズモのかわいさだけだったのですが、今回はキャラクターよりも「おお❗」と気に入ってしまったところがありました。

ママの逞しさと、カノジョの生真面目さです✨

気安くとんで
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2

なんという残酷な運命。

誰もが皆一生懸命生きているのに、レバノン内戦という不条理な波にのみこまれた人たちの、どうすることもできない「運命」。

「共に居るのがいちばん」
家族が引き裂かれていくことか
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.3

気分転換に、あまり観ないジャンルを選んでみました。

缶コーヒーのCMのトミー・リー・ジョーンズって、こんな役をやるひとだったのか~😆

ウィル・スミスもシリアスな役しか観たことなかったので、エディ・
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ダンサー そして私たちは踊った(2019年製作の映画)

3.0

ジョージアのダンスというのをちゃんと見たのは初めてです。
ロシアのコサックダンスに少し似ているところもありました。

民族舞踏にこんなに力を入れている国とは思いませんでした。

作品自体はダンスの要素
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.9

大変に美しく、そして難しい作品でした。

ただぼーっと映像の美しさを楽しむだけでもいいのですが、考えようとすればどこまでも深く入り込んでしまう、そんな課題が隠されているようです。

主人公パイがラスト
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

大谷翔平のドジャース入り決定インタビューを見たあと、もう一度振り返りたくて観ました。
次の日、テレビでもやってましたね。
みんな同じ気持ちなのね。

このドキュメンタリーでは、選手たちの頑張りも然るこ
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