kanekoneさんの映画レビュー・感想・評価

kanekone

kanekone

人魚昇天(1958年製作の映画)

3.9

泉京子が海からいきなり現れる登場シーンが最高。ビキニ姿が眩しい女海賊ぶりがかっこいいが、三橋達也相手に急にしおらしくなる場面などは時代を感じさせるし、ちょっと萎える。強引なラストも楽しい怪作。

血の学寮(1982年製作の映画)

3.3

よくある感じのホラーサスペンスだけど、出来はなかなか。殺し方がバリエーションに富んでるのは良いけど、DVDのパッケージのシーンがないのは残念。

無名(2023年製作の映画)

3.8

独特な編集は終盤でパズルがはまっていくような面白さはあったけど、自分が当時の中国情勢の関して無知な事もあって少しわかりづらかった。とはいえ俳優さんの魅力や映像の美しさもあって見応えのある作品。出てくる>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

音の演出がすごい。あそこで暮らしていると銃声とか悲鳴に対して感覚が麻痺していくものなのだろうか。あの家にこだわった奥さんにとっては本当に他人事なのだろうな。最後はこちらにも関心領域を突きつけられるよう>>続きを読む

6人の食卓(2022年製作の映画)

3.8

ガヤガヤとにぎやかに話は進んでいく。ミャオミャオ役のリン・ミンチェンが可愛い。部屋にあるおもちゃやポスターが気になる。

夢追いウサギ(2020年製作の映画)

3.8

人に助けを求めるのは悪いことではないのだよねという。各動物や虫たちの住居の描写が楽しい。

Nas タイム・イズ・イルマティック(2014年製作の映画)

3.6

そんなに熱心にヒップホップを聴いてない自分でもCD持ってる名盤に関するドキュメンタリー。一緒にアルバムの写真を撮った近所の友達が後にほとんど捕まったりしてるというのが衝撃的。

赫い髪の女(1979年製作の映画)

3.8

ひたすら体を合わせることで話が進んでいくような作品。とはいえエロくは感じない。何とも言えない絶妙な関係性。

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.2

色々と葛藤はありつつも残された日々を静かに描くのが上品で良い。子役が可愛いうえに自然ですごかった。最後の方は泣いてしまった。

グレイハウンド(2020年製作の映画)

3.7

尺が短いこともあってテンポが良くて見やすい。トム・ハンクスの説得力は流石。

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.9

シドニー・スウィーニー目当てで鑑賞。素直に楽しめる内容でとても面白かった。ベンの苦手なものを優しくサポートしてあげるビーなど、女性陣の方がしっかりしてるのが印象的。元彼女は色々と積極的だし。家族ぐるみ>>続きを読む

JOY(2015年製作の映画)

3.4

主演のジェニファー・ローレンスをはじめとした俳優陣が豪華で見応えがあった。窮地に立たされた時にどう振る舞うかが成功のカギなのでしょう。

正義の行方(2024年製作の映画)

4.0

様々な立場で事件に関わった人たちが出ているが、警察関係者の頑なさが印象的。一度こうと決めたら覆すのは難しいのか。事件の真相はわからないが、やはり死刑判決と異例の早さの執行には疑問を感じた。

預言者(2009年製作の映画)

3.6

重めな話かと思いきや、意外とカラッとした感じで見やすい映画だった。主演のタハール・ラヒムが良かった。

ディセント2(2009年製作の映画)

3.4

前作の続きを描いた続編。やっとの思いで脱出したのに、すぐに洞窟に戻されるサラが不憫。サラ以外にも前作との繋がりがあるのが楽しい。物足りないところもあるが、なかなかの出来栄え。三部作構想でもあったのだろ>>続きを読む

コーポレート・アニマルズ(2019年製作の映画)

3.2

デミ・ムーアを久々に見たが健在ぶりが嬉しい。特別面白いわけではないけど嫌いになれない作品。声の出演ブリトニー・スピアーズとあったがU-NEXTには何故か吹替しかなく本人の声を聞けなかったのは、ほんの少>>続きを読む

CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ(2014年製作の映画)

2.4

ストーリーが投げやりな感じで消化不良のまま終わってしまったホラー映画。食事シーンばかりでカブスカウトという設定も上手く活かされないのが物足りない。

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.8

ラグナルよりもルーカスの嫌な奴ぶりが印象的。そもそも牧師にも海外勤務にも向いてないと思う。人のいざこざなんてちっぽけなものというようなラストが良い。

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

つまらないわけではないし良かったんだけど、思ったより進化のない猿社会があまり面白くないと思ったり、メイの色々と知ってる感じにモヤモヤ。最後の種明かし的な場面がわかったようなそうでもないような感じなので>>続きを読む

イエス様 マリア様 ヨセフ様(2018年製作の映画)

3.2

正直全く理解出来ず。最後まで泣き続けるお母さんがすごかった。

ディセント(2005年製作の映画)

3.4

色々な要素が詰め込まれていて楽しい。比較的おとなしめな前半も飽きさせないのが良い。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.8

中盤までは完全にコングがメイン。なんだか猿の惑星感が強くて、何を観に来てるのだろうかという気持ちにもなった。しかしゴジラがブレーンバスターを決めてからの怪獣バトルは何も考えずにめちゃくちゃ楽しめた。>>続きを読む

女バトルコップ(1990年製作の映画)

3.3

女性を主人公にした和製ロボコップ。チープさが漂うけど、サイキックな敵など変なところで満載で意外と面白い。中村あずさがなんとも懐かしい。

クラユカバ(2023年製作の映画)

3.8

神田伯山のラジオリスナーなので気になって鑑賞。そのまんまな感じなので、最初はどうしても顔が思い浮かんで違和感があったけど途中で慣れた。尺の割には盛り沢山で面白かった。色々と話を広げられそうなのでシリー>>続きを読む

ビースト(2022年製作の映画)

3.2

ほぼライオンしか出てこないのがちょっと寂しいけど、見せ場もあってまずまず。人間のせいでおかしくなってしまったライオンの最後が悲しい。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

貴重な映像やエピソードが満載のドキュメンタリー。スターの素顔を垣間見ることが出来るのが楽しい。ボブ・ディランの居心地が悪そうな感じが印象的。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.5

まさに命懸けで撮影された映像。戦場となった街で暮らす恐怖や緊張感が嫌もいうほど伝わる。そしてメディアという存在の大切さを痛感させられる。どれだけ大義を振りかざしても一般の人が犠牲になってる時点でそこに>>続きを読む

オスロ、8月31日(2011年製作の映画)

3.8

町に出てきたことにより、周囲とのズレや軋轢を感じてどうしようもなくなったのだろうか。最後は1人静かに死んでいくのが悲しい。

ブラック・クリスマス(2019年製作の映画)

2.8

オリジナルとは別物な感もあるリメイク作品。性差別問題を盛り込むのは良いと思うけど、それがラストの大乱闘に行き着くのが笑える。とにかく退屈だし。

ザ・スパイ エージェント・ウルトラ(2022年製作の映画)

2.6

シュー・トントンさんの作品を初めて鑑賞。正直特別キレイだとは思えなかったし、めちゃくちゃすごいアクションを披露するわけでもないしで何とも微妙な存在感。映画自体も色々な要素がありすぎて主人公の存在が埋没>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.4

序盤のホームコメディが結構好きだったので、後半のシリアスモードがちょっと違和感。

辰巳(2023年製作の映画)

3.9

役者さんが皆さん魅力的。特に主演の遠藤雄弥がかっこいい。なかなかすんなりとはレオン的な雰囲気にはいかない辰巳と葵の関係が独特の面白さ。

プリシラ(2023年製作の映画)

3.4

2人の関係性の芯を描くまでは至らずというか、雰囲気で流すような感じもあって若干物足りなさを感じる。エルビスの異常性などは真実なんだろうけど、あくまでプリシラ視点。こういう伝記映画は生き残ったもん勝ちな>>続きを読む

エルネスト(2017年製作の映画)

3.2

こんな方もいたんだなぁという。キューバパートと日本パートが上手く噛み合ってるとは思えず。もっと終盤のボリビアを細かく描いてほしかった。

ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

3.2

思ったよりちゃんとした映画。飽きさせない工夫があるのが良い。君が代が流れるのが楽しい。ただホルストはちょっとやりすぎ。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

容赦のないサスペンス。岡田将生が良い。オーカーンの出番が思ったより多いのが嬉しい。

>|