キャトラーズさんの映画レビュー・感想・評価

キャトラーズ

キャトラーズ

最も危険な遊戯(1978年製作の映画)

4.0

女性を物として扱うような悪党は
何度か観たことあると思うが
ヒーローがそれをやるのを初めて観た。

松田優作、脚長過ぎる。
ワルイージぐらい長い。

仕事してない時のダメ人間ぶりと
仕事中の激ハードボ
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.9

松田優作パワーを抑えに抑えて
地味めで野暮ったい探偵を演じることが
薬師丸ひろ子を同列に立たせることにも
繋がっているのだが
純粋な作品の面白さには繋がらなかった印象。
ラストが何か生々しい。抱擁だけ
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

5.0

正常な人間が表現出来る狂気の限界を
ひとつ超えた瞬間を観たのかもしれない。

前半のボーイの真田を
犯罪へと誘なう悪魔の立ち位置の伊達
という構図がすごく面白い。
目を見ただけで態度を改めて馴れ馴れし
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

4.2

セックスしながら飯食うシーン笑ってしまった。

松田優作があらゆる手を使って登り詰めていく姿が
その荒々しさに見惚れて楽しんだが
途中の美人局カップルの描写が地味に長く
少しだけ興醒めした。

ラスト
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

内容が内容なだけに
序盤らへんは笑っていいのか
分からなかったけど
笑っていいっぽいな。

正直に言うと
マクマーフィーのやってることに
肩入れ出来ない部分が個人的には多かったから
全体的になんとも言
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大脱走(1963年製作の映画)

-

ダーメだ。限界。
ラスト30分でギブアップした。
終盤までは大いに楽しんだけど
脱出組のシーンが長過ぎた。流石に無理だ。

トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

3.8

「ノッティングヒルの恋人」を途中まで見て
こっちに乗り換えたが、やっぱこの監督と
ヒュー・グラントの組み合わせは最高だった。
ギャグがめちゃくちゃキレてた。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012年製作の映画)

2.6

ラストの展開がゴミ過ぎる。
なんだこのオチは。
また、やり方はもっとあったと思うが
敵側の主張自体は否定のしようがないため
野原家に肩入れしづらい点も悪い。
キャストだけ豪華なのが勿体無い。

クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

4.3

クレしん×モンスターサバイバルものが
結構新鮮で面白かった。
終盤はかなりアガる。
エンディングのゆずの曲が
めたくそダサいこと以外は
良い映画だった。

クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉(1999年製作の映画)

-

同時上映の短編が
本編の何倍もイかれてるとは…

クレイジーボーイこと水島努監督の
映画監督デビューらしく
水島原液が希釈無しでたっぷり詰まっているため
正直意味が分からない部分も多段にあった。
だが
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クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

4.1

昨日今日でクレヨンしんちゃんの映画を
片っ端から順番関係なく見てるけど
シリーズ全体から見ても
これは中々ぶっ飛んだ回だった。
全体的なギャグがくだらなさの極致って感じで
展開も詰め込みまくってるため
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クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995年製作の映画)

3.4

面白くない変な間が多くて
内容や展開も微妙に思ってたら
終盤ゾクッとしたゾ…
なんてことない雑魚キャラに
大塚芳忠さんの豪華使いw
というよりこの時代はまだ若手扱いなのかな?

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.5

嵐を呼ぶジャングルの隊長決めのシーンでもあったけど
指名手配の罪状でボケたあとに
最後から二番目と一番目の
さらに捻ったボケするのめちゃくちゃ面白い。
トラックの男役の真殿さんの名演が光る。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

4.3

5歳児にキンタマ握られてぶら下がられてる時の声を出す玄田哲章さんはさすがに面白過ぎるよ。

今回は全編ギャグに振り切ってる作品なのに
アクション仮面へ声援を送るシーンで
なぜか泣きそうになった。
なん
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シークレット・アイズ(2015年製作の映画)

3.5

予告編を見なければ良かったな…

ジュリア・ロバーツで過小評価され過ぎてないか?
というよりは仕事をセーブしまくってるっていう方が強いのかもな。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.2

今作だったり、「ザ・マスター」だったり、
「ビューティフル・デイ」とかが
めちゃくちゃ評価される意味が
やっとこさ分かってきたかもしれない。
長ったらしく堅い印象のある映画は
古い映画みたいな味なんだ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.3

推し(虫の息)を死ぬまで見逃さない
マッコールさんが観れるのは今作だけ!!

今回の残念な点として敵が弱過ぎたな。
お前ら、マッコールさんにとって
序盤の車に乗ってたガキ以外だぞ。

今作はイコライザ
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.8

最初に見た時はなんてことない作品だったのに
今となっちゃマイフェイバリット映画。
原始人みたいな見た目のホアキンが
見終わる頃には最高に憧れる男に。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

2.5

ん〜〜〜〜〜…
「クワイエット・プレイス 期待された蛇足」
って感じやったわ…

前作を映画館で見て
映画館で見てこそ楽しい映画だった記憶がある、
でもこれは続編にしては蛇足感が否めない。
特に意表を
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.5

鈴木亮平さんの声が時々神谷明さんになるの
マジでどうやってんだ、凄過ぎる。笑

小さい頃からの原作ファンであり
シティーハンターから
男とは、渋さとは、かっこよさとは、もっこりとは
を学んだ身として
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ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

4.0

「トレインスポッティング」のレントンを
そのまま老けさせたみたいな見た目だったけど
まさか本当にヤク中になるとは思わなかった。笑

「パーフェクト・センス」や
「人生はビギナーズ」みたいな
恋愛に悩む
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

上手くいっても離れたくなる感覚は
なんか分からなくもないけど
ちひろさんにとって
それが罰や罪なのか恐怖ゆえなのか
俺の今の人生経験では推察出来ないな。

こういう素朴な映画でキャストが豪華だとちょっ
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

おいおい、困ったな。
コイツから前田敦子取って顔悪くして太らせたら
まるっきり俺と一緒で、観てて嫌な気分なるわ。笑
まあそこまで違うとほぼ別モンだけど、
実際友達の家を転々としてた経験あると
〝分かる
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

思ったより酷評してる人が多くて驚いた。
この話を思いついた時点で勝利だろ。
「パーフェクト・ブルー」みたく
センスの有る人と無い人を
篩いにかけるような作品なのかもしれない。
(今作自体は簡単に面白い
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バービー(2023年製作の映画)

4.6

テーマ性や作劇は素晴らしいのに
所々くだらな過ぎて上手く入ってこないわ。笑
〝ずっと夢の中に居た〟の例が
〝「ジャスティス・リーグ」の
スナイダーカットをぶっ続けで見た気分〟なんて
バービー人形たちが
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.3

俺の頭の中のボーちゃん
「この村ッ!キショい!!」

実は地味にベタなキショい村だった。
キショい村にありがちな事象を
全て取り揃えた専門店的な村だった。

聞いてて笑っちまうほど豪華キャスト、
皆口
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

常に顔がテカっててムラムラしまくりの
フローレンス・ピューが最高にエッチで最高だった。


…だけで終わると元も子もないので
少しはちゃんと振り返る。

3時間も感じるほど長ったらしくはないが
「イン
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ダイナソーJr./フリークシーン(2020年製作の映画)

-

今作のFilmarksに登録されているキャスト欄に
Jやルーではなく〝ダイナソーjr〟として
乗ってるのが少し面白い。
メンバー1人1人じゃなくグループ名で
登録されてるのを初めて見た。

ダイナソー
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

3.4

「イーグルダイブ…」「イーグルダイブだ…」
 「イーグルダイブだと…」「まさか…」

俺「いや、イーグルダイブってなんだよ。」

公開当時、映画館で見た。
記憶?を取り戻してからのアクションは
すごく
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.6

オスカー取った作品の後が
こんな中年男の陰鬱とした喧嘩話なんて
たまげたなぁ。

マーティン・マクドナー、
コリン・ファレルの八の字困り眉
好き過ぎるだろ。笑
まあ確かに
「ヒットマンズ・レクイエム」
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

ボー「…え、どゆこと?」
観客「……え、どゆこと?」

久しぶりに点数のつけようが無いの来たな。
新しい恐怖の種類を自分の脳内に
無理矢理焼き付けられる形で
強く跡を残された作品になった。
帰り道は本
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.3

「ファック」の受賞審査で
白人が賛成、黒人が反対の中
一応の平等性がある多数決で
賛成に軍配が上がった後
画角が白人と黒人で思いっきり二分し
審査員の白人女性が
〝やっぱり黒人の声を尊重することが大事
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恋は光(2022年製作の映画)

4.2

チー牛風の風貌をさせても
まだなお美麗な光沢が漏れ出してしまう
神尾楓珠の圧倒的顔面力…

見たいと思ってたら
いつのまにかアマプラに来ていた。
こういう人間生活において
ごく当たり前とされる事柄を
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

5.0

もうこれ劇場版じゃなくて
ガンダムSEED(シーズン3)じゃん…

前評判の良さは聞いてたが
まさか100点中100000000点
出してくるとは思わなかった。
一つも落とし所のない完璧そのもの、
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.2

毎年、年末に何故か
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットの主演作が
無性に観たくなるんだよなぁ〜。
観ないと年を越せない感覚すらある。

が、しかし…
内容や展開が結構地味で
特に画面の色味が独身のオッサン
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マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

2.7

シリーズ最終作が
シリーズ最大の駄作になるとは…

俺は最初の作品が大好きだった。
夢を持ちながら搾取されていたストリッパーが
気付いていなかった本当に望むものに出会い
手に入れる…というより
初めて
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