NKNKTさんの映画レビュー・感想・評価

NKNKT

NKNKT

サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

2.9

架空のニュータウンの設定全くいらんかったな。
コーエン兄弟が脚本担当やったから程よく笑えるかと思ったけど、そうでもなかったし、メッセージ性も薄っぺらいし、期待はずれやったな。

寫眞館(2013年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ心にきた。
自分も仕事を通じていろんな人を笑顔にしていきてえな。

SF巨大生物の島(1961年製作の映画)

3.8

巨大生物全然出てこないし、いやその理屈は通らんやろみたいなツッコミ部分はたくさんあるけど、現代の社会問題にも通ずる部分に踏み込んだ内容も含んでて、老若男女観やすい作品だなぁと感じた。
現代の技術があれ
>>続きを読む

座頭市(2003年製作の映画)

4.5

殺陣のシーンメチャクチャかっこいいな。
北野映画は最近見始めたばっかやけど、こういうのもできるんだなぁと感心した。
あと、タップダンスのシーンや程よい抜け感のあるギャグシーンもあって、緊張と緩和が相変
>>続きを読む

コロニア(2015年製作の映画)

3.4

宗教施設系の作品はたくさんあるけれど、この作品はその中でも一番観やすくて、一般向けなんじゃないかと感じた。
もっとコロニアのエグいところを見せて欲しかったけど、作品の雰囲気的にそこはカットされたのはち
>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.8

派手さはない地味なSFやけど、なかなかに面白かった。
裏切りのサーカスっぽい人対人の心理戦はかなり痺れる。
ただ淡々と物語進んでいくので、そこについていくのは一苦労。
脳が疲れてる状態で見るのはオスス
>>続きを読む

グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

3.9

基礎をしっかりと押さえた定番povホラーって感じ。
故に安定に面白いけど、他の作品と比べて突出した何かがあるわけでもないかな。
誰かと一緒に観るにはうってつけかも。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.1

ヤクザの修学旅行的なわりとゆるい作品。
緊張と緩和があって、常にドキドキして観れた。
絵的にも沖縄の美しい海、青空の青ととボヤや花火、流血などの赤色のコントラストが美しかったな。

容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

4.5

病んでるホアキンがめちゃくちゃする作品。
自暴自棄になってておもろい。
キャリアのある人が突然何者じゃなくなったときに、人はどのように扱われるのか、見られるのかをリアルに描いててテーマ的にも良かったな
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.1

とにかく全員の演技が凄すぎる。
ジャックはもちろんやけど婦長の危機迫る表現力がたまげた。
ただ精神病棟のセキュリティがザルすぎて、そこら辺の設定の甘さゆえに集中できんかったところはある。

キックス(2016年製作の映画)

3.9

ブラックカルチャーがいい感じに詰め込まれてて満足でした。
映像比喩表現もにくかったねえ。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

4.0

やっぱ尺の限界があるからその中でどれだけ原作の魅力を損なわずに構成するかには注目してたけど、これはまだよくやったほうなのではないかね。
SF映画の名作のオマージュも程よく入っててそこら辺も面白かった。
>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

4.5

なかなか感想がまとまらないけど、作品を観たあとに、神戸のバンド・アルカラの『半径30cmの中を知らない』をなぜか一番に思い出した。
あの曲で歌ってるのは、手が届く小さな範囲をしっかり守っていこうみたい
>>続きを読む

詩人の生涯(1974年製作の映画)

-

悲しくも美しいアニメーションだったな。
安倍工房の作品ってこんな感じなんやな。
読んでみたい。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.7

まじで心がしんどくなる作品。
ラスト20分が一番きつい、、、
アンソニーの演技力はもちろんやばいんだけど、だんだんと記憶が曖昧になっていく姿を表現する構成力が半端じゃなかった。
菅田将暉主演の『百花』
>>続きを読む

(1973年製作の映画)

-

最後の詩は、良い噂を聞いて見に行ったものの、実際はそんなに美しかったり、カッコよくなかったみたいな意味らしい。
シュールレアリズム風な世界観でなかなか解釈が難しいけど、詩の意味を辿ったら結構スッキリし
>>続きを読む

(1972年製作の映画)

-

昔ながらの日本の音楽、美術が織りなす超かっこいいアニメーション。

花折り(1968年製作の映画)

-

非常にコミカル。
日本人形にこんなに愛着湧いたの初めてだわ。

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.1

あらゆる映像表現がひっきりなしにででくる上に、途中で意味深なカットが頻繁に出てくるため、観るだけでかなりカロリー消費するけど、終盤からラストシーンにかけては本当に爽快だったな。
この作品に影響されたア
>>続きを読む

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

4.0

もうちょいダリの作品について触れて欲しかった感はある。
名作の記憶の固執の裏話が聞けてそこは満足。
ダリのパーソナリティに迫った作品はあんまないので、彼が好きな人は必見かなと。

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.9

ラスベガスをやっつけろとかジム・ジャームッシュの作品が好きな人にハマると思う。
登場人物全員キャラが濃いし、テンポのいい会話から生み出される会話は全部笑える。
終始ブチギレ散らかしてるウォルターは、ト
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

映像がとんでもない臨場感。
これは映画館で観たかったなぁと少し後悔。
現場がいくら頑張っても、結局評価されるのは支持した側という、戦争あるあるというか、社会あるあるというか、、、
Wikiでこの出来事
>>続きを読む

キャンディマン(1992年製作の映画)

4.5

あまり期待してなかったけど、なかなか面白かった。
都市伝説を信じていなかった主人公の女性が、精神的にどんどんおかしくなっていくストーリー展開はかなり引き込まれる。
キャンディマンや廃墟、描き殴られたグ
>>続きを読む

HAZE ヘイズ(2005年製作の映画)

4.0

主人公の苦しさが伝わってくるほどのリアルで先鋭的な映像。
リミットとかOXYGENみたいなワンシチュエーションもの好きにおすすめ。

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

5.0

たぶん誰がみてもハマる鉄板コメディ映画。
シリーズ全部見てみたいなと思える内容。
車の運転下手すぎやし、ヒロインとの回想シーンもめちゃくちゃで最高。

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.9

やっぱり映像の作り方がオシャレで怖い。
さすがビバリウムの監督って感じ。
ただ、シュールな世界観を期待してただけにちょっと期待外れだったかなぁ。

マスク(1994年製作の映画)

4.0

小学校以来にみたけど、やっぱ面白えな。
現代社会に生きる人間は仮面を被って生きてるってセリフ好き。

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.0

まぁこの内容やったら、難民問題も取り上げたもっとクオリティの高いアニメや海外の実写作品見るよねって感じ。
作画がカクカクしすぎてて、集中できんかった。
難民とマイノリティの二つの問題を取り上げてるだけ
>>続きを読む

変態村(2004年製作の映画)

4.1

無駄に映像が実験的で面白い。
思ったよりエログロがなかったので、初心者でも見やすいかも??

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

4.5

終始ニヤニヤしながら見てた。
不条理で支離滅裂で本当に最高。
ドリフや吉本新喜劇が映画やったらこんな感じなんだろうな。

失くした体(2019年製作の映画)

4.5

独特の感性によって作られるフランス産アニメーション。
これ実写にしても、何にしても面白いストーリーだったな。
どんな困難が起きても前を向いて歩かなければならない、人生のつらさが伝わってきた。
アニメー
>>続きを読む

私の夢(2016年製作の映画)

-

就活中の大学生は観てほしい。
自分もこんなんだったなぁ。

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

4.0

自身初の個展に向けて熱心に制作活動に励む芸術家が日々の小さなハプニングに振り回される話。

大きな出来事は一切起きないけど、発生するハプニングがリアルだし、なんとも胸糞が悪い。

主人公の自然すぎる演
>>続きを読む

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.8

オッペンハイマーを観る前に観てほしい作品。
戦争をお笑いという角度でここまで描けるのは新鮮。
ラストシーンで流れる曲の歌詞も噛み締めがいがある。

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.0

これ息子の死要素いらなくね?ってなったわ。
結局昔こうだったよな、良かったよなっていう馬鹿らしい昔話ばかりで苦手。

>|