ピュンピュン丸さんの映画レビュー・感想・評価

ピュンピュン丸

ピュンピュン丸

愛欲(1966年製作の映画)

4.3

大女優佐久間良子さんと三田佳子さんの二種類の妖艶な美貌を堪能できて最高。

とにかく最高!
そして最高すぎーーー!

どちらの女性を選ぶべきなんだろ?
まあ、冷静に考えれば三田佳子さん演じるほうかなぁ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

まず、ゴジラはイグアナじゃねーよ!
そして、人間のペットでもない!

それから、これは『猿の惑星』との二本立てか〜い!

と色々酷評したくなる内容だった。
次回作は新しい仲間も増えそうで何より。

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ゴジラ2000 ミレニアム(1999年製作の映画)

3.0

ゴジラだけはカッコよかったけど、それ以外がひどい。脚本がひどい。台詞まったく共感できない。役者はそろってるけど、演出が悪いのか。阿部寛を使う意味もない。ひどい役柄だし。佐野史郎もわざとらしくて臭い。唯>>続きを読む

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.5

広瀬すずさんの、美貌と、スターとしては合格点すぎる演技力が目立つだけの映画かな。

とにかく、広瀬すず、という映画。

そんなに古い映画じゃないのに、昭和のドラマのように、結構気軽に、生徒は先生の家に
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

あえて辛口で。世間が評価するほどは自分はこの、作品としての『ゴジラ』を評価しない。

ただし、気に入ったところはある。それは、作品でなく、フォルムとしてのゴジラ、動きとしてのゴジラだ。これについては大
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

新海誠監督らしく、相変わらず、空の描写が綺麗だなぁ。これは素晴らしい!

この作品もいきなりぐいぐい引き込まれて見てしまったが、「あぁ、そういうことね」と一応納得する展開。

鈴芽の行動が唐突すぎて、
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.9

ビリー・ワイルダー監督脚本で、ジャック・レモンとトニー・カーチスで、とどめは大スターのマリリン・モンローが出演なんだから、面白くないわけないの二乗みたいな映画。

ほとんど『紳士は金髪がお好き』と同じ
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.1

高いスコアはつけにくいおバカ映画。
伊藤英明さんといえば、自分的には『悪の教典』のイメージが強いので、もうギャップがすごい。

私の時代、ノストラダムスの大予言のインパクトはリアルタイムだったので、オ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

初めからぐいぐい引き込まれ、帆高がオカルト雑誌のライターとして順調に働いているあたりまでが、とてもヨカッタ。

でも、陽菜と帆高がピンチに追い込まれてから結末までのストーリー展開が雑で、よくあるストー
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.9

自分をモテると信じていて、ご婦人方むけの売春で身を立てられると思っている、ちょっと頭の弱い脳天気な若者ジョー役にジョン・ボイド。その青年を騙して小金をくすねた男役にダスティン・ホフマン。敵味方のような>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

『墓場の鬼太郎』同様、やや大人向けの鬼太郎だけど、墓場の鬼太郎よりはおどろおどろしいところはないかな。

最初、横溝正史さんの金田一耕助、特に『犬神家の一族』的なテイストで、コナン君の人気に影響されて
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

音楽、絵、スピード感が最高。

ストーリーは、スパイダーマンのバック・トゥ・ザ・フューチャーのような感じ。いいところで、「つづく」となるのも似てる。

ただ、マルチバース理論に基づいた話なので、B T
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聖なる嘘つき/その名はジェイコブ(1999年製作の映画)

4.8

何と言ったらいいのか、とても感動した。
再視聴なんだが、今回が一番感動した。

人間はパンがなくても生きられるが、希望がなくては生きられないんだ…。

そうなのかもしれない。
そうじゃないのかもしれな
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マッキントッシュの男(1972年製作の映画)

4.1

三度目の鑑賞。家を整理していたらビデオテープが出てきたので見てみた。

ポール・ニューマンのスパイ役って、『逆転』 『引き裂かれたカーテン』とかも鑑賞したが、似合うと言えば似合うね。特にスーツ姿は相変
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.9

とてもヨカッタ。
これは子供たちに見せるのに、そして家族で見るのにとても良い映画だと思った。
すっかり新しいドラえもんに慣れてしまったかな。

新しくなって、しずかちゃんもより魅力的に。ジャイアンもス
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.8

大スペクタクル映画。

聖書を読まない自分だが、この作品を見ると、イエスの教えやイエスがこの世に現れた意味をわかったような気にさせてくれる。

かつての親友が、属する民族の違いから対立関係になり、仇敵
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市子(2023年製作の映画)

4.9

ノーコメント。スゴい作品。

杉咲花の演技力は形容のしようがない。
言葉が出ない。

波の音。
蝉の声。
そして市子(杉咲花)の小さなハミング。

それらが人間の哀れさを象徴的にズッシリと心に響かせて
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.6

意味不明に強い。
そしてほとんど台詞がねぇー。
じいさんに限らず、ほとんど台詞がない。

ランボーとかシュワちゃんのように強いが、彼らには両手にガトリングガンを一つずつかかえ、ぶっぱなせる筋肉があった
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.1

こわくないぞー。
人形が物理攻撃をしてくる場合、力が弱いにきまってるから、ちっとも怖くない。
だったら、何もしないけど、髪の毛が伸びる日本人形とか、呪いの人形のほうが不気味でしょう。

1作目のあんな
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.2

1作目のほうが好きかな。

しずかちゃんがよく出来た女の子で、本当にのび太にはもったいないから、わかるような気がする、そんなストーリーでした。

おばあちゃんとの話がいいね。

CGの大人のスネ夫がち
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.7

リメイクのウェストサイドストーリーのほうを視聴し、脚本に納得いかなかったので、オリジナルを30年ぶりくらいに視聴。

結論として、ストーリーはほとんど同じでした。

特にリメイク版を視聴した時に納得い
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.6

おもちゃはやっぱり正規のお店で買いましょう。少なくとも中古は、どんな人の怨念がこめられているとも限らないので、やめておいたほうがいいよ、って映画です。(笑)

ま、本作のチャッキーは中古ってことではな
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.6

若者って、こんなにバカだっけか?
そんなことないだろ。
めちゃくちゃワルぶってイキがってるくせに、警官が来るのに異様にビビってたりで、わけわからない。ぜんぜん腹が座ってない若者ばかり出てきて、見ていて
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北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)

4.9

実家の自分の部屋をかたしていたら、昔録画したビデオテープが出てきて視聴。

CMに田中美奈子が出てきたり、さくら銀行が出てきたりと、懐かしさに心躍らせているうちに、さだまさしが流れ、気づけば、瞼腫らす
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波止場(1954年製作の映画)

5.0

久しぶりにLDで鑑賞。

俺にとって正に『神』映画。
これこそ映画のなかの映画。
ザ・映画だ。

マーロン・ブランドはスゲ〜。
特に屋上の鳩舎で、裁判での証言を求める役人に、自分のタイトルマッチでのパ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.9

アリータの動きが速くて、迫力があってイイ!

これで顔が自分の好みだと言うことなしだったが、それにしてもこれだけの細かい表情とキレのある動きが表現できるってことは、もう女優もアイドルも失業していく。
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

最後、もう少しもつれてほしかったな。
ちょっとあっさり。

けれどもオモしろかった。

このチームで実写版鉄腕アトムとか、フランケンシュタインとか作成してほしい。

ミーガンは怖いどころか魅力的。
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チキンラン ナゲット大作戦(2023年製作の映画)

3.7

期待してなかったこともあるが、結構オモシロい。そして意外に深い。

もしかして、我々サラリーマンを風刺しているのでは?と思える映画。

かと言って、今更独立もできないし、独立しても、国家の餌食のような
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.1

映画がスゴいのか、カート・ワーナーがスゴいのか?

実物がまず、スゴいよ。
それをそのまま、変に力が入ることなく、素直に映画にできているところに感動した。

人柄が素晴らしい。こういう人がいるというこ
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チャンス(1979年製作の映画)

3.5

この映画をコメディととる、風刺ととる、教訓ととる、いろんな解釈があるだろうなぁ。

コメディととっても大笑いできるところはないなぁ。どう解釈していいかわからない映画だ。学生の頃見たときは、教訓のように
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.7

ずっと観たかったが、観る機会がなかった作品。ついに観た。

女。女の言葉。ためている感情、溢れ出る思い。兄弟、実家、地元、親…。羨望、憎しみ、怒り…。抜け出したい日常、抜け出せない日常。いろんな、本当
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

素晴らしき演技。
役所広司さんの凄さを思い知った。
他の役者さんも引きずられたのかもしれないが、素晴らしい演技だった。

この世は住みづらいが、いい人たちは少なからずいて、自分次第で素晴らしき世界にで
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悪魔の手毬唄(1961年製作の映画)

3.6

金田一耕助の映画というより、健さんの探偵ものと思ってみたほうが素直に楽しめる。

何もおどろおどろしい感じはなく、長い因縁の怨念の深い事件なのに、健さんの颯爽とした活躍っぷりで事件がたいしたことないも
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

本当はもっと感動できるはずなんだけど、この手の映画を過去にいくつも観てしまっている分、感動が薄らいでしまったような気がする。

ただ、歌姫のはずのレディ・ガガの演技があまりに自然で素晴らしく、そこだけ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

前シリーズが好きだったので、あまり期待せずに視聴。わりとヨカッタ。

キャットウーマンがイイ!!

バットマンの悪者キャラクターって、残虐だけど憎みきれないところあること自体が映画の社会的影響を考える
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.4

好きなタイプの映画だけど、今ひとつ。

松田龍平が『まほろ駅前多田便利軒』っぽくてヨカッタ。

名優大泉洋の演技がすべっていた。

全体的に脚本がうすっぺらかった。

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