ホークマンさんの映画レビュー・感想・評価

ホークマン

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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.0

冒頭の猟奇事件や定期的に襲ってくる木こりの怪物、主人公とその相棒がサイコパスなので思考がヤバイとか良い所はあったんだけど、ラブロマンスやいい話風に持っていく邦画の悪い所が出てしまい結局いつものパターン>>続きを読む

ブルービートル(2023年製作の映画)

3.5

スパイダーマン+アイアンマン+シャザムみたいなヒーロー映画。
なので既視感の連続というかテンプレ通りというか…

アトラス(2024年製作の映画)

4.0

ネトフリ映画の中ではトップクラスにお金が掛かってるSF超大作で、サスペンスやスリラー要素も含まれたアクション映画。
AIロボットとの戦争ということで冒頭こそ「ザ・クリエイター」っぽいのだが、中盤以降は
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好きでも嫌いなあまのじゃく(2024年製作の映画)

3.3

ジェネリック新海誠映画。
ボーイミーツー青春映画なのだが、山形が舞台+ロードムービー+和風ファンタジーでもろに「すずめの戸締り」だった。
ただ全体的にふわっとしていて、作り込みや設定、キャラの心情描写
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.8

熱いヤバイ面白い。
映画用に初見でも全然問題ない作りになっており、むしろTVアニメシリーズのキャラはモブ同然のカメオ出演、作風もTVアニメとは一線を画す内容だった。
TVアニメは「トレセン学園」が舞台
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アダージョ(2023年製作の映画)

2.5

あらすじから反社同士の抗争ものを想像したが、残念ながら全然違った。
ハッキリ言ってショボい。アクション要素が全然なく、大きな事件が起きそうなピリピリモードになっても大ごとまでにはならない。ラスト10分
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ラスト・ナイツ(2015年製作の映画)

2.8

コテコテもコテコテな時代劇。
ものすっごい既視感の塊だと思ったら、日本では何回も映像化されたとある時代劇の西洋版だった。なので話自体は王道も王道で可もなく不可もなく、殺陣は良かった。
気になったのは時
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ビースト(2022年製作の映画)

3.3

サメ映画をライオンに変えた的な映画。と言ってもとんでもモンスターではなく、いたって真面目に硬派に作り込んでいる正統派モンパニ映画。
凶悪ライオンとそれに立ち向かう父親の構図はとても良かったんだけど、娘
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最悪の選択 Calibre(2018年製作の映画)

3.5

本当にタイトル通りの映画。
いわゆる鬱映画で、主人公&友人が取った行動や嘘、過ちによって事態がどんどん悪化していく様子を、やらかした側目線で描いているため真綿で首を絞められるような、袋小路に追い詰めら
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モンスター/怪物(2023年製作の映画)

3.5

ドントプリーズとクワイエットプレイスにものすごく影響されていそうなスリラー映画。
物音を立てたら見つかる捕まるというシチュなため、無声な場面が9割(悲鳴や絶叫だけは音声をつける)という思い切った演出が
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.5

仰々しいうたい文句に反して、割と中盤ぐらいで察してしまう内容ではあるのだが、二周目してみるとそのオチに対するヒントや伏線の多さに驚かされる。
また、初見は謎解きに夢中になって気づけなかったが、二周目で
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.6

猿のCGもだが、荒廃し自然と融合したアメリカ都市部の背景がスゴイ。ポストアポカリプスとしての世界観と雰囲気は抜群の映像体験だった。
一方お話自体は平和に暮らしていた部族が暴君が支配する巨大帝国に襲われ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

最高のバカ映画。
今までで一番頭の悪い脚本(誉め言葉)で、とにかく頭を空っぽにして怪獣たちが大暴れするのを楽しむだけの映画だった。
途中コングたち猿だけで話が進むくだりはまさに「猿の惑星」だったし、冷
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.5

ザ・セカイ系映画。
夢と現実、感情と世界崩壊が繋がっているという世界観とそれを映像表現した現代と戦国時代を行ったり来たりする映像的ギミックやその他演出はよくできていて面白かった。
ただセカイ系と言った
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フォーガットン(2004年製作の映画)

3.5

不意打ちダイソンで大爆笑した思い出
最初に見た時はサスペンスな雰囲気に期待大からの中盤ネタバラシされて以降残念の連続だったが、再度クソ映画だという前提で見て見たらメチャクチャ楽しめた。
敵がとにかくポ
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貞子DX(2022年製作の映画)

2.0

リングへのリスペクト0な駄作。
キャラ付けを濃くしてギャグ要素もりもりにしているが、ことごとく滑っている。
貞子が全然貞子じゃなく完全にイットフォローズのパクリ。そして擬態した化物が迫りもうすぐ殺され
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トナカイは殺されて(2024年製作の映画)

3.0

警察や大人たちが無能だが、行動起こしている主人公も大概…
あんだけ証拠がないとって言われているのに録画や録音、防犯カメラを何故用意しないのか?

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.8

完全に服部主役の映画。キッドもかなり活躍し、彼に関するサプライズもあり。そのため出番もアクションもほぼコナン&服部&キッドで、彼らに関連する沖田や青子といったレアなサブキャラにも出番がある反面、灰原ら>>続きを読む

セル(2015年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画かと思ったらセカイ系映画だった。
冒頭空港での大パニックや中盤の大掃除など、アクション的な見所盛りだくさんでグダりも少なく見ていて飽きなかった。ゾンビ的な奴らが進化し続けるという生態というの
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

新幹線はテーマパークで機関車トーマスは人生の教訓だと教えてくれる最高のバカ映画。

ハート・オブ・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

2.5

量産型スパイ映画。
既視感の連続。設定もアクションもカーチェイスも、とにかくどこかで見たことあるものばかりで特徴がない。一か月もあれば確実に内容を忘れるであろう映画だった。

山猫は眠らない5 反逆の銃痕(2014年製作の映画)

3.2

スナイパー同士の狙撃対決+テロリストとのドンパチでアクション多め、テンポもよく全体的には楽しめた。
が、世代交代し主人公になったはずの息子ベケットが、パパベケットを引き立てるためのかませ犬になってしま
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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

3.3

ちょっと安っぽいところはあるけれど、遺体を使った恐怖描写は芸術的な面もあって良かった。まあただ家具みたいなのを組み上げたりして、もはやギャグの領域に入っていた気もするが…
前半は上記のような地味な嫌が
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ジェサベル(2014年製作の映画)

2.8

なんかイマイチだったな…。
相次ぐ事故死、車いす生活、古いビデオテープ、故郷の田舎村の因習などなど…ホラーとして定番だったり面白くなりそうな要素がいっぱいあるのに全然盛り上がらない。
最後に全部答え合
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.0

いつも通りの園子温作品。
エログロをやりたいだけ。それをやらせるためにキャラクターの思考能力が突然0になる過程も道理もあったもんじゃないお決まりのパターン。
どいつもこいつも脚本通りに動かされるお人形
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ガスパールとの24時間(2023年製作の映画)

2.0

いらないキャラや設定ばかり、同じ演出と音楽を使い回す、ひたすらテンポが悪い、グダグダアクション…とにかく全てにおいてセンスを感じられないザ・駄作って感じの映画だった。

ハード・トゥ・キル(1990年製作の映画)

3.0

ザ・B級、ザ・セガール映画。
妻を殺され自身も死にかけた末八年もの歳月を経て復活、そして復讐に走るという壮絶でハードな舞台設定とは裏腹に、軟派でコミカルなのりが散漫し突っ込み所満載のアクション映画に仕
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

面白い面白くないというより、「超大作の映画を見た」という感覚が残る映画。
何もかもが地球とは全く異なる別の惑星・別の世界の出来事。それを表現するために作り込まれた設定と背景やセット、リアリティ溢れるC
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NO EXIT/ノー・イグジット(2015年製作の映画)

3.5

これは素晴らしいクソ映画。
映像、演技、セットどれをとってもチープで登場人物全員バカ。冒頭を見ただけで「あ、これはクソ映画だ!」と一発で気づく親切仕様。
ただ緩急のつけ方が絶妙で、本当にいいタイミング
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.5

これは長期大ヒットも納得の傑作。
序盤からライバル関係を築いてきた音駒高との世紀の一戦を丸々一時間半の映画にしており、ハイキューの集大成と言っても過言じゃない試合なのでストーリー自体文句なしの神。
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.5

前半の不気味な雰囲気とタイトル回収したオチは良かったんだけど後半が…
迫力の欠片もない暴行・殺人描写も手抜きとしか思えない演出だったし、ひたすら棒立ちでほぼ同じ映像の中説明台詞を何十分も続ける絵面はな
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パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT(2010年製作の映画)

3.0

何度も「はよ家出ろや!」っと突っ込みたくなる作品。
じわじわと溜めてからのワッ!っとくる演出は中々秀逸でよかった。
骨折した姉という設定も上手くホラーに活かしていたのも良い。
ただ全体の構成がほぼほぼ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.5

グッチャグチャなタイムパラドックスの上に登場キャラクターたちの正体が明るみになっていくSF映画。
初見はとにかく衝撃的だった。倫理的にはすごく気持ち悪いんだけど、物語としてはとても巧妙で妙な納得感があ
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スペースマン(2024年製作の映画)

2.5

真面目なアダム・サンドラーが見れる作品。
コメディのイメージが強い彼だが、そんないつもとは真逆な生真面目で鬱々とした役もこなせる彼の演技力はお見事。
が、肝心の内容が・・・
2001年宇宙の旅後半を彷
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