negiさんの映画レビュー・感想・評価

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春原さんのうた(2021年製作の映画)

4.5

優しさに覆われ抱擁され、再生し回復していくひとの記録と記憶、心地よい余白
良いもん観たな、の後味を噛み締めたい

彼方のうた(2023年製作の映画)

3.9

感情がひしひしと伝わってくる映像だった
哀しさと淋しさを、人との関わりがゆっくりと解いていく感じ

ひかりの歌(2017年製作の映画)

4.3

淡々とした会話と描写、優しくて哀しくて可笑しい、そして愛おしい人たち、よすぎたな〜〜〜
食事シーンが好き、「光」と「歌」が印象的
各々の「ひかり(想い・恋)」が美しい

正義の行方(2024年製作の映画)

4.0

だいぶよかった
各視点の配分と公正さにより、観客が客観性を保てる良質ドキュメンタリー

花腐し(2023年製作の映画)

3.1

ずっと雨が降ってる、綾野剛と柄本佑の酒を酌み交わすシーンがちょ〜良い、それだけ

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

3.5

音楽と映像の奥行きがひたすら良い
生活の隙間と人の気配を遠くで感じる

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.1

「鹿」映画だし「森」映画、澄んだ空気を感じられる温度の映像がよかった
善と悪、人間と自然、田舎と都会、静寂と音楽、光と影、内と外、生と死

真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.7

労働と生活、漂う音楽と希望
シュールでユーモラス、夜の港のラストうまいな〜海辺❔のピクニックシーンが好き

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.5

抑制した感情と、対比のように情熱的・感情的な音楽、それらのタイミングが秀逸

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.9

夢遊しているような意識の中を漂っているような、バディージャと共に揺れる世界、移民女性の肖像画のような物語
光と熱の欠如が視覚的に魅力的で、多言語都市での他者との繋がりが繊細に描かれている、一方通行の優
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Here(2023年製作の映画)

4.5

やわらかな光、鮮やかな緑、静かな苔
森のざわめきと雨音と、スープをことこと煮る音が心地よい
静寂のなかに有機的に展開されていく映像が美しい、息づかいがきこえるのが生きているようでよかった

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.9

神秘的で退廃的なディストピア
旧ユーゴスラビアに点在する巨大な戦争記念碑〈スポメニック〉の美しい映像と、原作から引用される哲学的な語り、一貫して威厳のあるヨハン・ヨハンソンの音楽、いいもんみたな、とい
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

5.0

鬱々とした空模様、風景、空気…労働者階級の疲労を表現しつつ、窮困や絶望ではなく日常のすこしの幸福と夢を描く、ごみ収集の男とスーパーのレジ打ちの女の恋
「デートといえば映画を観て酒を呑む、これに尽きる」
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

永遠にナンバーワン、蘇る青春
呼吸と体温が伝わる映像良かった〜

(2017年製作の映画)

4.5

中村ゆりがちょ〜可愛い
シャイボーイ山田孝之よい

幼馴染・元恋人、お互いへの気遣いが感じられる距離感、その間が絶妙でよかった、再会を機にすこし気分晴れやかになったふたりで終わるラスト好きだな〜

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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.1

秘密基地、「ぼくたちの森」の中ならば、自由で、無敵で、まるでぼくらだけの帝国

夏らしい鮮度の高い映像がよかった

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

過去は、今から見たらぜんぶ「ちょっと思い出しただけ」
それぞれ、戻れない過去を思い出しながら前に進んでる、恋愛も、後悔も、日常も、良いことも悪いことも、すべて

かもめ食堂(2005年製作の映画)

5.0

珈琲は人に淹れてもらったほうが美味しい、おにぎりは人に握ってもらったほうが美味しい
寂しさを癒し、抱擁してくれるフィンランド❕みんな愛おしい

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