田中さんの映画レビュー・感想・評価

田中

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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

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高校時の仲間内で大流行り、皆んな観ていて私も高校時に何十回と観て、麻雀する時は当然このセリフや所作をマネするよね。当時鹿賀丈史の女への扱いまで真似しようとしていてDTを拗らせていたのも懐かしい思い出だ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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このゴジラ話は無いわ。女ヒロインを生かして最後はトップガンの曲でも流せよと興醒め、ヒーロー物なのか不条理物なのか?どっちつかずの馬鹿らしい映画になってしまった

(2023年製作の映画)

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これは最高だ!とても素晴らしく、さすが北野監督だ。重苦しい戦国武将ドラマへのアンチテーゼ、全員悪役で全員バカ、全員自己中で仁義より男色。切腹も「まだやってんの?長いな」って最高かよ。たけしと大森南方と>>続きを読む

傷だらけの天使(1997年製作の映画)

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昔観た傑作をまた配信で観れる嬉しさ。若き豊川悦司のスタイルの良さ田舎の映像美、女には普段強気だがいざとなると腰が引ける悲しい性は寅さんのよう。同性愛的バディロードムービー。

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

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高校時に話題映画だったので観て面白かった印象があったが、今観るとそうでもないのは私の感性が退化しているのか?

それから(1985年製作の映画)

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思った以上に面白かった、映像が美しい。松田優作の高等遊民っぷりも良いが、一番は小林薫の文学的雰囲気がとてもよかった。小林薫はなんでも出来るんだね

風の歌を聴け(1981年製作の映画)

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まさか配信で観れるとは。全然悪くないと思う。小林薫が意外に小説の僕だったし女優も綺麗だし室井滋も良かったし、40年前の三ノ宮元町や港の街並みも観れて嬉しかった。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

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俳優二宮和也のファンやしシベリア収容所の厳しさに目を見張ったが、北川景子のクサい演技とエンディング曲に拒否反応が出てこれはダメだった。

哀しい気分でジョーク(1985年製作の映画)

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子供時分に金ローか何かで観て大号泣した記憶がある。今観ると大人になってしまった。たけしと軍団が歌って踊っていたアイドル時代、子供の時の記憶

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

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小3息子がキルビルファンで一緒に初めて観たが、横で筋書きネタバレを言ってくる

監督・ばんざい!(2007年製作の映画)

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芸人だよバカヤロー!という映画。お前らも
これだけ金かけて豪華俳優集めてこんなバカバカしい映画作ってみろバカヤロー!という北野監督ばんざい

火垂るの墓(1988年製作の映画)

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国民全員が不幸になる戦争なんかしてはいけない。普通の兄弟がだんだん追い詰められるのは悲しい。

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

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アキカウリスマキ監督10本目、パート2ならではのぶっ飛び全開。自由の女神の鼻を巡る攻防戦は流石!アメリカから故郷ヘルシンキ?までのロードムービー、モーゼはサラッと水の上を歩く

アキレスと亀(2008年製作の映画)

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10年ぶり2度目、かなり強烈で痛々しい記憶があったが、芸術とは?人の評価とは?に行き着く。内なる情熱的創作アイデアが無ければ大森南方画商に振り回された人生。無気力で無表情の俳優柳ユーレイは3x4以来大>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

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今回も娘紀子の縁談のために周りがガヤガヤする話。同じことを繰り返しても、それが面白い小津安二郎の世界とテンポ。私は杉村春子が観れたらそれで良いのだ

ちひろさん(2023年製作の映画)

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「人間はもがくから沈むのであって、自然に身を任せていれば人間の体もいつかは浮くようにできている」、有村架純がその通りのキャラクターでかわいくて良かった。

TAKESHIS’(2005年製作の映画)

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10年ぶり2度目。それぞれは面白いのだが、全体はやっぱり退屈、何故かしつこいくらい同じシーンが繰り返される。貧乏たけしの悲哀でうまくいかない生活を淡々と映すのは好きだ。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

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夫婦で食べるお茶漬けの味は美味しいと言う話、さすが小津監督だ。杉村春子が出てないのが残念。専業主婦達は女中もいて良い気なもんだ喜劇

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

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10年前観た時はつまらないと感じたが、2度目なので観念的美しさを官能できた。細かな矛盾や菅野美穂の清潔過ぎる顔と衣装を受け入れれば映像美と、純粋ゆえ破滅的情念の怖さを感じれる。死に囚われた人々が北野映>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

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ゆったりと流れる小津映画。結婚適齢期の娘の縁談を家族総出でやきもき心配する姿に笑ってしまう。行間に戦争の爪痕もあり、多くを語らない姿に涙した。

色即ぜねれいしょん(2008年製作の映画)

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我らがMJ先生の自伝的映画。家庭教師の先生がいいよね〜。音楽は武器だ

BROTHER(2000年製作の映画)

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20年前に観た時はガッカリしたけど、今観ると楽しい。HANA-BIの希死観タケシ、アメリカで死場所探しの巻だった。加藤雅也が男前過ぎるがアッサリ死ぬ
やっぱり、ファッキンジャップくらいわかるよバカヤロ
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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大学生の時、何処かの女に勧められて観たから30年ぶりか?デニスホッパーがひたすら怖い。イージーライダーのイカれたイメージがあるから尚更だ。デニスの一人勝ち映画

みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

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「ソナチネ」「HANA-BI」の希死観と正反対、女とヤルことに全てを捧げるパワーとエネルギー、ダンカンの無表情が素敵だ。盛大なる暇つぶし。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

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直視できない描写と緊張感の中、さすがタランティーノ本人は派手に死ぬ。屋敷のグチャグチャな殺し合いは思わず笑ってしまう展開で、フロムダスクを思い出した。

ジョン・レノン,ニューヨーク(2010年製作の映画)

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イギリスからニューヨークへ移って自由になったジョンとヨーコ、しかしその先には悲劇が。当時の空気感が伝わった。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

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20年前に観てガッカリした記憶があったが今回は面白く思った。シリアスのなか監督独特のズレた描写がコメディなのか?と、何故か皆テレビアニメを観ている。アイス屋と会話が何故か成立している。やっぱりジム・ジ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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才能と努力、あの悲劇さえなければもっいい映画だったのに、こういう展開は苦手だ。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

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10年ぶりに再観したら、ドラマ「結婚できない男」カップルだったことに気付いた。二人の性格とやりとりはドラマそのままだった。アウトロー俳優原田芳雄のおじいちゃん感が悲しいぜ。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

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約40年振りに観た。記憶では最後は夢から覚めたら戦場のシーンを覚えていたが、また違う話だったのか?懐かしのうる星やつらファミリー皆キャラが強い

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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燃え殻さんは同い年、同じように90年代を東京で過ごした当時の流行りに共感しながらセンチメンタルになる映画。伊藤沙莉かわいいしベットシーンを見れたのがうれしい。原作をまた読み返してまた観ようと思う。

浅草キッド(2021年製作の映画)

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オープニングの悲哀で泣ける、そして終始涙涙、良い映画だったからまた観てやるよバカヤロー!ビートたけし北野武と同時代に生きててよかった、松ちゃんへのエールで最近益々好きになったぜコノヤロー、芸人だよバカ>>続きを読む

早春(1956年製作の映画)

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二度目の今回は味わい深く面白い。浮気をする夫も最後はやっぱり女房が一番という話。戦後10年、男は毎晩集まってウダウダやって女房はその帰りを黙って待つが。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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アキカウリスマキ9作目。ある意味これが同監督の最高傑作かも。監督作品全てに気持ちの悪いテンポを感じていだが今作で昇華した。素晴らしい!

八つ墓村(1977年製作の映画)

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YouTube無料公開にて。昔に観て忘れていたが結局、ホンマの祟りやないかい!というツッコミ。山崎努がひたすら怖い。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

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大学生の時に観ているが全く覚えておらず、今回観ても何が面白いのかさっぱりわからん。ヴェムヴェンダース監督ということで観たのだが、やっぱり退屈だったぜ