かの"PTA"改めポール・トーマス・アンダーソンが、"20年映画学校に通うよりも
本作から学べることの方が多い"と評し、アンダーソン自身が若き頃に本作及び本作の音声解説を繰り返し見て映画のノウハウを学>>続きを読む
90年代スコセッシやコーエン兄弟を思わせるテイストで、映像のタッチなんかは『プッシャー』シリーズ辺りのニコラス・ウィンディング・レフンとも共鳴する。
Netflix映画でありながら、A24映画でもあ>>続きを読む
アリ・アスターや、『オッペンハイマー』『NOPE』『her』等の名撮影監督ホイテ・ヴァン・ホイテマのお気に入り作品。
個人的にホイテマが『天国の日々』と並べ、本作を挙げている感じが"あぁ"と凄く納得>>続きを読む
"スリ~ア~~~~~~~~~~~~~ミゴッ♪︎"
初期エドガー・ライトが撮った『荒野の七人』ないし『七人の侍』的な、遊戯感。
鬼才によるエッジの効いた"センス"ある笑いみたいなものを期待すると、肩>>続きを読む
『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』は別格としつつ、それに次ぐ私的ポール・シュレイダー監督ベスト。
拐われた愛娘を~な96時間リーアム・ニーソン型ではあるが、やはりそこは監督がポール・>>続きを読む
『悪は存在しない』絶賛公開中の濱口竜介監督が、La Cinetekでのお気に入り映画51本のリストに挙げており、未見だった吉田喜重の作品。
美しく流麗なメロドラマの傑作『秋津温泉』から、グイッとアン>>続きを読む
濱口監督流、ロメール&ホン・サンス経由の今泉・城定作品のような、エッチで笑えて楽しいウィットに富んだサービス精神満点の娯楽作。
濱口作品の中でも突出して親しみやすさというか、ある種のBムービー(俗に>>続きを読む
渋谷Bunkamuraで満席での鑑賞💺🈵
まずいきなり"ゴダール!"なタイトルフォントで始まり、今度はタルコフスキーか?と思いきや、同じアンドレイでもアンドレイ・ズビャギンツェフの『裁かれるは善人の>>続きを読む
ハマリュウ監督最高傑作と言われる所以はたしかによく分かった。いつかまた再鑑賞し、己の中で"育成させたい"ような作品であった。
最初の顔と顔を近づける変なワークショップ辺りまでは、なかなかこの作品のリ>>続きを読む
アリ・アスターの推薦作品。
ブニュエル、ブレッソン、キェシロフスキ、キアロスタミ、高畑勲…等々、映画史において、爺さんになってからの遺作が一番若々しくキレてて変態?な監督たちがいるが、このフランスの>>続きを読む
淀川長治の言う通りゲイ映画。
しかしポン・ジュノは本作といい、デヴィッド・ボウイの『地球に落ちてきた男』といい、"そういうの"好きですなぁ笑
フリードキン版は強引に力技で押して押して押しまくって出>>続きを読む
未見だったものを観ていく、
フランソワ・トリュフォー祭 in U-NEXT。
なんと言っても"FIN"の切れ味…お見事。
銃🔫を準備し始めた時、最初は一瞬自殺するのかとも思ったが、なんとも大胆に盛大>>続きを読む
ジョナサン・デミ&ポール・トーマス・アンダーソンの師弟コンビが、揃ってトリュフォーベストに挙げる本作✍️
トリュフォー作品でもとりわけ実験性とノワール色強めで、キビキビとした活劇感のある"男性的"な>>続きを読む
気を持たされるだけ持たされ、映画館でキスをしようとするも拒まれるドワネルくんに『早春』(イエジー・スコリモフスキ)のマイケルくんをつい重ねてしまった。30分で満足度高め。
ちょうど同じくA24『プリシラ』同様に、史実ベースのパッと見地味に思えて、実は非常に細かい技巧の凝らされた“抑制”の1本。根底はある種のホラー。
Jホラーっぽいだとか、小津が何かの間違いで化けて出て>>続きを読む
アリ・アスターの『ボーはおそれている』同様、芸術家家庭で恵まれて育った監督の“お坊っちゃま性”のようなものが空回りし、あまり良い方向には進んでいないような…。クローネンバーグ親父の映画はだいたい90~>>続きを読む
パッと見地味にも思えて、実は非常に細かい技巧の凝らされた“抑制”の映画。根底はある種のホラー。
過去のソフィア全部盛り集大成をサラリと円熟味を増してやってのけていて驚いた。
『エルヴィス』における>>続きを読む
『インターステラー』撮影時、カメラマンのホイテ・ヴァン・ホイテマに勧められたというタルコフスキー『鏡』オマージュ(※エミリー・ブラントの振り返り!)や、『ツリー・オブ・ライフ』的語り(※ず~っと壮大な>>続きを読む
“音楽、中学生👨、関西の商店街”
この題材に山下監督以上の適任者無し!
山下敦弘監督、十八番の
オフビート低体温演出🎥
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野木亜紀子脚本の現代的フレッシュさの
見事なケミストリー💯🕺>>続きを読む
某・車椅子👩🦽ユーザー女性利用で話題のイオンシネマで。案外と普通にシネコンでかかり出したのに驚く。
最初の方はまぁ心地好いかなぁ~と思いながら見つつ、やはりあっという間に瞳をとじてしまった。そし>>続きを読む
有名な『穴』のみしか観れていなかった、ジャック・ベッケルの女性映画がこの度U-NEXTに来たのでウォッチ。
カウリスマキがこの映画を好きなのは合点がいく。町のチンピラ連中たちの小諍い感というか、その>>続きを読む
60年代欧州神話📽️
U-NEXT新着、ポイントで鑑賞。
伝説のフェリーニ監督の3話!悪魔の首飾り!とにもかくにもこの3話!(ルイ・マルも好きだがすまぬ🙇♂️)。
1話2話が吹っ飛んでまうインパ>>続きを読む
『ひなぎく』と並ぶアリ・アスターのお気に入りチェコ映画、昨年🇯🇵初上映作されたがU-NEXTポイントを使わせてもらい視聴。
“『七人の侍』と『アンドレイ・ルブリョフ』の融合”、“チェコ🇨🇿映画史上最>>続きを読む
1より物語が動き出すのは確かだが、
面白くは………ない🙇序盤とLast Duelは睡魔が無くなった唯一の瞬間(エルヴィスくんは流石に素晴らしい!)。
変わらずそれとなく整えられた画面、役者たちの神妙>>続きを読む
デヴィッド・フィンチャーやスティーヴン・ソダーバーグ辺りが撮ってもおかしくないような、女性主人公スリラーのルックでジョン・カサヴェテスをやりきる📹️
競争の過酷なヘッジファンドの同僚である若い主人公>>続きを読む
10年ぶりくらいの再鑑賞📀
プロデューサーに90分✂️され、
残り半分の90分になってしまったことや、
監督の長編作品で唯一の“原作ありき”といったこともあり、実は監督本人にとっても、我々観客にとっ>>続きを読む
かの犬チン♂️🦮映画(レッド・ロケット)の監督ショーン・ベイカーも、本作におけるR指定セックスコメディの堂々たる再構築、復活を祝福した。原題は“No Hard Feelings”(上映時間100分!気>>続きを読む
先日、アカデミー助演女優賞を受賞した『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(6/21🇯🇵公開✏️)の名匠、アレクサンダー・ペイン監督による知る人ぞ知るマスターピース。
察しの良い方はお気づき>>続きを読む
トッド・ソロンズ、トッド・ヘインズ、トッド・フィールド、トッド・フィリップス、古くはトッド・ブラウニング(『フリークス』)に至るまで…。
“トッド”と名の付く監督に才人多し📹️
そんなヘインズの新作>>続きを読む
美男美女な登場人物たちに、“神妙な面持ち”をさせ、それとなく整えられた画面と、シリアスな空気感を醸せばタルコフスキーになると思ったら大間違いであろう。
クリストファー・ノーラン、ドゥニ・ヴィルヌーヴ>>続きを読む
かのサンローランが立ち上げた映画会社、サンローランプロダクション製作のジャン=リュック・ゴダール遺作短編(※遺作長編は『イメージの本』)。
まるでリュミエールや、更に遡ることエドワード・マイブリッジ>>続きを読む
かのゴダールが褒めた数少ないマーティン・スコセッシ作にして、傑作女性映画『アリスの恋』(※グザヴィエ・ドランも自身のお気に入り作として挙げている)。
ハーヴェイ・カイテルはこの映画でのダメ男役とは対>>続きを読む
これまたゆるんゆるんの気持ち良すぎる、ホウ・シャオシェン監督流“東京物語”。所謂ヴェンダースの『PERFECT DAYS』的な、“何気ない日常の愛おしさ”みたいなものすらも漂ってこない、お粥のような味>>続きを読む
約30年前、時すでに瞳をとじていたっ!👁️
“鮮烈”な『ミツバチのささやき』や、『エル・スール』とはまたベクトルの異なる、エリセ監督によるゆるゆるっとしたドキュメンタリー。その飄々たる映画純度の極め>>続きを読む
『メリーに首ったけ』ファレリー兄弟や、
『俺たちニュースキャスター』アダム・マッケイのバイブル的1作。
傑作『裸の銃を持つ男』クリエイターによる、航空パニックパロディシリーズ第1弾がU-NEXTに降>>続きを読む
本作の女性監督ジュスティーヌ・トリエが挙げたFavorite Films、『イタリア旅行』、『ある結婚の風景』、『赤い影』、『アイズ ワイド シャット』、『ラヴ・ストリームス』、『ファントム・スレッド>>続きを読む