2020年代から観ると最初からこの家族全員が「正」(≒よくありそうな形)の方に見えないから結構ブレるな…
モノレール、フラフープ、河原、川沿い…等々の魅せ方は一作目からほんとウマイ
このレビューはネタバレを含みます
教会の園主を見つめる主人公の弱さと狂気を孕んだ上目遣いを捉えたショットが良かった。いじめられっ子の復讐を決意した瞬間の早過ぎた切り取り方
観てるこっちが「恥ずかしく」なるくらいに憧れとそれに基づく模倣が溢れているけれどもこういうの作っちゃう時とそれを観られるように残しておくの大事ですね…と10代の頃に書いたポエムを置いたHTMLを打って>>続きを読む
ええんやけど1話2話合わせて90分一本にしてくれんかな…
首を絞められたアスカのように「気持ち悪い」という言葉が頭に浮かんだ。公開は同年なんだな…
『「何か」が映ってそうな映像』をあまりお金をかけずに撮る方法がJホラーの始まりのこの作品に7割ぐらい詰まっててびっくりした。すげー
もっとこの映画が当時の人に観てもらえれば酒鬼薔薇聖斗は人を殺さずに済んだのでは…
「七転八倒、抱腹絶倒、なのに何でこんなに涙が溢れて止まらないんだろう」みたいなやり過ぎなコピーがぴったりの作品
最後のオチまで含めて大らかな時代の産物
大林宣彦印のキッチュなフェチズムで溢れかえっているけれどもっとやってもええんやで…と思ったりもした。
タイトルに偽りなしで中学生の妄想をまんま映画にしちゃったやつだけどそこら辺のダメ映画よりちゃんと(?)作られてて不思議な気持ちに。
金は無いし目を引く映像も撮れないのは十分承知できますがそれならばそれなりに脚本とか話の進め方をきっちり整理しましょう
内容は良かったけどモヤモヤしたものは残る。それはしゃべうんさんがレビューで書いてくれているのでそちらを参照してもらえれば。
これを観て単純に「多様性大事!」となってしまう人こそ「現代」の「多様性」とい>>続きを読む
様々な「別れ」(盗まれて我が手から消えてしまう…なんならこれは世界恐慌により『豊かさ』から「別れて』しまった人々の物語だ)を描くこの作品は邦題とは逆に明日を逞しく、また小賢しく生きるための物語