キャンチョメさんの映画レビュー・感想・評価

キャンチョメ

キャンチョメ

はなればなれに(1964年製作の映画)

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最初のタイトル出るところと、3人が踊るシーンが良かった。

Helpless(1996年製作の映画)

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カフェの店主のおっさんぼこぼこにして、笑われてるとこが良かった。溜まってる暴力性を発露したい気持ちと、その滑稽さというか幼さのどっちも分かる。
若い頃の浅野忠信カッコいいし、虚無感と破壊衝動みたいなの
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曖昧な未来、黒沢清(2002年製作の映画)

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黒沢清が考えてること、感じていることがかなり分かる。適当な人なんだと思う。それは、いい加減ということではなく。だらんとして、自然体で、それでも体の奥には力が入っている。あと、他の人に言われているように>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

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シュールな空気にニヤニヤしちゃうけど、漫画のほうが独特の間を感じられて面白かった。
あと漫画は終わり方が結構感動的だった記憶。

日日是好日(2018年製作の映画)

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今の自分には「同じ日の繰り返しが幸せ」とは思えない。いつかそう思う日が来るかもしれないとは思う。

頭で意味を考えるのではなく、形から入ることの面白さ、大事さは分かる。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

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エヴァの匂いを感じる。
希良梨と浅野忠信良かった。

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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観てると自分の存在が揺らぐ怖さがある。デヴィッドリンチがこういうイメージを抱えながら生きてるのだとしたらすごい。普通は頭がイカレる。
キマってるショットが沢山あった。サントラもかなり良かった。

ゲゲゲの女房(2010年製作の映画)

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この温度感は割と好きだけど、それでも少し長く感じた。
アニメーションのパートが良かった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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エヴァのかなりライトな層としての感想だけど、シリーズの終わりとして完璧だった。

前半の村でのシーンほぼ全部良かった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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「エヴァの呪い」とか、「ガキシンジ」とか、そのまま自分に当てはまりそうで容赦ないなと思った。シンジ君の気持ちが分かってしまう自分としては、ヴィレの人たちの‘’大人‘’な振る舞いに居心地の悪さみたいなも>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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前半がめちゃくちゃオタクのアニメ。ゲンドウも優しい。

シンジ君がもうエヴァに乗らないと決めてから、それでも乗る選択をするまでが良かった。「綾波を返せ」っていうセリフに表れてるように、他者と触れ合いた
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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まだシンジくんの気持ちが分かってしまうの、恥ずかしいことかもしれない。シンジくんは綾波レイに触れて、最後少し大人になってた。

画面の無機質な感じとか、割とパッと切り替わっていくカットがかなり良い。

ザ・レイド(2011年製作の映画)

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1人対多人数は凄いし、床を破壊して逃げるの面白いけど、同じようなことをずっと繰り返しているように感じ、あまり楽しめず。
格闘戦より銃撃ち合う方が好きだな。

PASSION(2008年製作の映画)

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他人から見た自分の嫌であろうところ、自分が感じる自分の嫌なところ、自分が感じる他人の嫌なところ、そういうものが自然に映画の中に現れていた。

「真実しか言わないゲーム」のシークエンスで顔が歪んでしまう
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3-4x10月(1990年製作の映画)

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今まで観た北野映画の中だと、一番純粋に北野武を感じた。笑いとシリアスのバランスが良かった。

沖縄のスナックでたけしと舎弟がヤクザをボコるシーン、花束に入れたマシンガンでヤクザをぶっ放すシーン、最初と
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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もっとアブノーマルになると思ってたら、意外にオーソドックスだった。オーソドックス過ぎて不気味なぐらいだったので、おそらく色々見落としてる。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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最初の別れの場面が2人の今後を象徴している。段差のある階段を上がっていったノラは、家族でアメリカに移住した後、ニューヨークで作家として独り立ちしている。緩やかな坂を上っていったヘソンは、韓国で実家暮ら>>続きを読む

くじらのまち(2012年製作の映画)

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いまいち分からない。
まちが色っぽい。
お兄ちゃんが住んでたっぽい家がめちゃくちゃ不気味で良かった。

レッド・アフガン(1988年製作の映画)

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とても良かった。
コベチェンコが正義と正義の間で揺れ動き、どっちつかずのまま終わる。ラストのヘリコプターから宙吊りになる姿がそれを象徴している。

コベチェンコは最初から迷っている。
戦車で敵兵を轢き
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ブルーサンダー(1983年製作の映画)

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ヘリコプターがこんなにカッコいいって知らなかった。上手な人が撮ると乗り物は生き物に見える。妻や部下との連携も良かったし、ユーモアが時折挟まれていて見やすい。

阿賀に生きる(1992年製作の映画)

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船大工の、舟を見送る表情が一番印象に残った。カメラを向けられた人間はカメラを意識してしまう。だから、純粋なその人そのものをカメラによって捉えることは、素人目ながら難しそうに思える。しかし、上記の船大工>>続きを読む

さよならゲーム(1988年製作の映画)

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名作。
色々諦めたり、それでも夢を見ようとしたりする大人たちの話だと思った。
コメディ、ロマンス、ドラマのバランスが良い。

クラッシュが最初はカッコいいやつだけど、段々と身近な存在になってくる。対照
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

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この子どもたちの逞しさは、時代と環境によって育まれるものなのかな。自分の制御の効かない人生に必死に食らいついていく生命力を感じる。

吉永小百合の演技が良かった。歳をとってもこの当時の面影が残ってる。
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ウォリアーズ(1979年製作の映画)

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リッチなつくりじゃなくても、これだけ面白い映画ができるんだと知った。
オープニングカッコいいし、無駄なカットが一つも無かった。夜の街を走って逃げ、電車に乗って逃げ、時に爆発、時に乱闘。最後は海辺で日が
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

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俳優やスタッフなどの映画人に対する愛に包まれている、優しく心地良い映画。
『8 1/2』は映画監督の苦悩が色濃かったけど、こっちは広く映画に関わる人々に焦点があてられていた。

押井守によれば、トリュ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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あまりノレず。
ストーリーとキャラクターに興味が湧かず、166分あるので、砂漠の画が続くと飽きる。ハルコンネン家の闘技場が映ってたりはしたけど、もっと砂漠以外のロケーションを観たいし、映像もスケールの
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夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

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役者、音楽、映像、小道具全てがカッコいい。特に射撃の撮り方。早撃ち、帽子の狙い撃ち。
音楽の使い方も上手すぎる。懐中時計のアルゴールと決闘の組み合わせ。
映像と音楽がこれほど共存してる映画は今まで観た
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

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色彩感覚が独特で構図が美しい。音楽がミステリアス。
話が分からない。ジュリアンに復讐心があったとは思えないし、そもそも人間の感情があまり描かれていない。近親相姦的な匂いがした。
登場人物同士の間で何か
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バウンド(1996年製作の映画)

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コーキーがカマすのかと思ったらヴァイオレットがカマしてた。

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