トケイジカケノさんの映画レビュー・感想・評価

トケイジカケノ

トケイジカケノ

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

4.0

映画全体の空気感が大好き。
彼女特有の奔放さを押し出すんだったらもっとコミカルに作るんだろうけど、彼女の鬱々とした気持ちを表現するには適切な表現だったのかな。

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

4.5

配信終了前に。
とにかくキルスティンが可愛すぎる…。
史実に基づきながらできるだけ華やかさで憧れを抱くような、あと現代人と同じ感情や悩みを感じさせるように構成した結果がこの形だと思う。
不妊、母親から
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

被爆国ならではの表現ていわれてるの頷ける。
終わり方が好きなタイプ。
やっぱり邦画は音量調節難しい、うん映画館で観ろってことだよね。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

4.0

揺るぎないものが自分の中にあればこうなれるのかと痛感。
幼い頃からなにかに疑問を持ったり強い思想がある人はそれだけで道が開かれてるんだなと思ってしまって、私にはもう遅いから眺めるだけタイムになる。虚し
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

今敏って「人間」描写が神がかりすぎてる。
単に視覚的な心地良さの感じられる描写のアニメじゃなくて、しっかり醜さも描いてるから良い。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.5

夢か現実かなんて主観からしてみれば同じものでしかないと思う。最新技術とか疎いけどこういう計画も実現可能なところまで来てるんじゃないのか、夢か現実かどちらかで生きるかを選べるようになるんじゃないのか、近>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.0

人魚というリアルじゃないものなのに妙にリアリティのある描写で不思議な気分になった。ゴールデンとミュテク美しすぎる。
シルバーの幼い感じと健気さがゴールデンの艶かしさと暴力的なとこの対比がキャスト選びか
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

疲れてない時に見ないとだめかも。
余白の多い描写多めだったからそういう雰囲気に浸りたい時はいいかも。
「最も黒い」でカプーアしか想像できなかった。ちょっと言及あっても面白そうと思ってたけど出てこず。と
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

蒼井優ってなんというかクーラーのない夏が似合う。はつらつではなくて基本的におとなしい幸薄い子の役がハマりすぎてる。
森山未来への感情の波が激しくて忙しかった。
今見るとちょい役でもキャスト豪華すぎ。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

ずっと見たかった!
ずっと気持ち悪くて、その気持ち悪さがだんだん増していって最後の20分くらいは気持ち悪さMAX。
終わり方謎にすっきり~みたいな方向に持ってかれてついてけなかったので解説されに行こう
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

画面構成とグラフィックが最高。
海外から日本への眼差しがよくわかる。
イメージの中の日本。
見下してるとかは全く思わない。
そういうものとして日本人も自覚してセルフプロデュースして海外に売ってきた過去
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犬王(2021年製作の映画)

4.0

どこまでが史実に基づいている?とか考えてたらキリがないので完全フィクションとして楽しまないとダメです。
アヴちゃんの声最高ですわ。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.5

番には共通点がなくてはいけない。

結構いきなり始まって説明も少ない感じで理解するのに時間かかったけど心地いいペースで図も美しくて退屈しなかった。
メイドが1人で踊ってるところが好き。
あとレア・セド
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

はじめから不穏な空気と伏線びっしりで満足。
文化と英語の話し方の違いとかに疎いから映像描写だけだとどこが異様なのかがわからないところもあった。でもクリスの表情であぁここがおかしいのかって気づけたし、ロ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.5

映画館で鑑賞しました。
意味不明な気狂い方は好きだしなぜこうした?とか余計なこと考えなくても勝手に納得できるので私的には見やすかったです。
料理に取り憑かれた世界線のヴォルデモート、レイフファインズで
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.5

自分や他人が死のうがどうでも良いと思ってたとしても自分の身近な人にとってはその死はとても大きいもの。
いざ死が自分の前にくればやっぱり死ぬのは怖い。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

記憶のあやふやさや突拍子のなさ、案外粘着質なとこがすごくわかりやすく表現されてる。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

5.0

いうまでもなく…。
小さい頃から今までまでお世話になっております。
何歳になっても夢を与えてくれるシリーズです。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

阿部サダヲの不気味さが全面に出ててよかった。
でも正直岩ちゃんのロン毛に引っかかって集中切れてしまった…