luckさんの映画レビュー・感想・評価

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ビーン(1997年製作の映画)

3.2

碌なことをしない鼻つまみ者ビーンが暴れる物語。期待していたよりもだいぶ面白かったw
基本的に幼稚なコントで、日本で言うドリフのようなテイストのコント。見た目と顔芸が凄いハマってて、とても面白いキャラク
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

人類に反抗するようになった変異体アンドロイドと、それを破壊する捜査官を描いたサイバーパンク映画。サイバーパンクの代表作の1つらしい。

レプリカントはかなり人間に近く設計されており、中には人間の記憶を
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

余命宣告を受けた母が残されたやるべきことに取り掛かる家族人間ドラマ。

母は家庭環境もあってかとても逞しく、娘、夫のみならず、関わる人たちの抱えていた問題を直接的に、あるいは間接的に解決していく。そん
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

ある日タイムリープ能力を手に入れた女の子の青春SFドラマ映画。

原作の時をかける少女は1960年頃の小説らしく、その後映画化やドラマ化を経ての今作らしい。なんかやけにこいつタイムリープの飲み込み早い
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.4

当たり回らしいとの噂を聞いて。
前作のハロウィンの花嫁よりもかなりバランスの取れた作品で確かに面白かったです。
宿敵との共闘や恋愛シーンは鉄板だけどやっぱり良い。青子が出てきたのも嬉しかった。

雑な
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ホテルのボーイの数奇な人生を描いた物語。作品を通してファンシーとコミカルが混ざったような、ふわふわした雰囲気。
それを作るのはストーリーはもちろんだが、装飾やカメラワークが寄与するところがとにかく大き
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.6

LEON。殺し屋と女の子のアクションドラマ映画。正直今となってはそんなに斬新なストーリーじゃないと思うけど、ナタリーポートマンの演技と雰囲気、名シーンとレトロさが名作にさせてるなと感じる。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

宮崎駿の人生や経験に基づくアニメーション哲学がうまく表現されている。彼の哲学が、良くも悪くも押し付けがましくなく描かれている。

新世代のアニメ業界を肯定し、彼の立場を継承を強制する気はないみたい。視
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カクテル(1988年製作の映画)

3.2

今のレトロブームでちょうど流行りそうな感じする。国柄もあるかもしれないけど、トムクルーズの演技があまりピンとこなかったり、恋愛が急展開すぎたり、ちょっと色々腑に落ちない。

でもとにかくバーテンのテク
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

1960年の映画のリメイクらしい。とにかくブラピがかっこいい。
オーシャンズ8は女性だけで成立させなきゃいけないから結構無茶苦茶な伏線回収だった気がするけど、こっちは比較的ストーリー、トリックがしっか
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.8

バレエダンサーを目指す女の子の物語。当時の雰囲気やファッションがとても好き。
全然バレエらしくない格好で既存のバレエに全く媚びない。そのスタンスで夢を目指す怖さを描いている。
最後には主人公が今まで出
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5

ラッシュアワー。ジャッキーチェンの映画初めて見た。ほんとにすごかった。スタント使わずにやってるのヤバすぎる。最後のリメイクで人の良さも伝わってくる。

とってもわかりやすいストーリーで、考えずに見れる
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.5

一度別れたカップルが再び出会う。別の人との婚約寸前で浮気して依戻すって、モラル的にはかなり邪悪なんだけど、そこにドラマ、脈絡があると途端に素敵に見えてくる。色々ご都合主義だけど、全くやだ味がない映画。>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

死ぬってわかった上でする生活ってどうなんだろう?と思う。これまで嫌っていたものや、人を改めて評価できるようになるビル。お陰で彼は素晴らしい幕引きを遂げられる。

バカでいまいち気が利かない娘に対して、
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.2

子供向けホラー。ギズモが可愛すぎる。こんな可愛い生き物が飼い方を間違えるとクソイタズラ悪魔に変わるの嫌すぎる。ギズモだけ何故かとても良い子で、テレビから学習したことを実践して見せたり、最後に挨拶してく>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.3

実際にあった株式ブローカージョーダン・ベルフォートの自伝的映画。金、SEX、ドラッグの苛烈な映画。
実際に起きたマネーロンダリングや、その時の社内の状況、彼と恋人との関係が描かれてる。かなり刺激的で見
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.1

思ったより悪魔崇拝的な話。子供向けだけど、結構怖い。
子役がすごい可愛い。人形だからなかなか信じてもらえない、このもどかしさが新しかったんだろうなと思う。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

チャイルドプレイの影響を受けたのかな?AIチャッキーみたいな感じ。
AIの暴走が裏テーマかも。AIに期待しすぎというか、かなり無茶苦茶な能力設定だけどそこは気にしない。かなりグロいシーンが多めなのに、
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

ビーガンの肉を食ったらくそ美味かったし、儲かるしでモラルが壊れていく話。奥さんの本性というか、ヤバさを気の弱い夫が抑えきれず、過ちを積み重ねていく。
ビーガンに対する皮肉みたいなのが作品を通して感じら
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

オードリーヘップバーンが主演のロマンス映画。これぞロマンティックだなと感じる。ローマの休日よりもロマンティック増し増しで好きだった。
不純な恋多き女性との恋の楽しさと、やがて疲れ、限界を感じるところが
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

オムニバス形式のクライム映画。最後まで見ると時系列がわかる構成をとってて、当時としては珍しかったらしい。
特に劇的に面白いシーンがあるわけでは無いんだけど、不思議と最後まで間延びせずに見られるのは、セ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

ロビンウィリアムスは先生役多いのかな。天才だけど自分の人生から逃げ続けている生意気なガキが、ある精神科の先生と出会って変わっていく話。ザ・人間ドラマって感じで王道に面白い。
「俺の一日の最高な瞬間は、
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

アリアスターの初長編映画とのこと。ミッドサマーは人が怖いね胸糞悪いねっていう話だったけど、本作は悪魔崇拝の話でめちゃくちゃホラー。とっても怖い。
とにかくグロくて、ヒイヒイ言いながら見終えた。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.2

18世紀のイギリスで実際にあった女王と側近の争いを多少映画風にアレンジ?したもの。
昼ドラが好きな人は好きかもしれない。海外版昼ドラという感じ。女のドロドロしてる立ち回りの映画。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

てっきりジャケのウィノナライダーの話かと思いきや、オムニバスで5つの場所にまつわるタクシードライバーと客のお話。
スローな映画で、運転手や客の個性、その一夜限りの関係性がどこか魅力的なインディーズもの
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.0

サイレント映画というのを初めて見た。トーキーと違って説明がほんとに少ないし、映像も古くてわかりづらいから、映画を見終わった後に色々と調べてようやく噛み砕ける感じ。体験として面白かったかな。
当時192
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

犯罪ではなく、裁判やそれに伴う家族の心情の描写に重きを置いた作品。撮り方や演技がかなりリアルで、こういうクライムの見方もできるんだと新鮮だった。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

志人の曲で取り上げられてたからずっと気になってたんだけどようやく見れた。
すごい高等なギャグを見せられている気持ち。シニカルな内容なんだけど、それが戦争、世界滅亡というシリアスなテーマ、映像と対比が効
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

芸術性に振り切った作品。それも足し算足し算。
世界観がとにかく凄い。服も可愛いし街のセットも可愛いし空の風景も可愛いし。原作があるらしいけど、こんな風に動画にしてもらえたら本望だろうと思う。

テーマ
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.5

詩をテーマにした映画。名門校出身の頭が硬い学生たちと、その視野を広げる先生の授業。良くない例えすると、金八先生のオシャレバージョン。
詩から学ぶ物事の多面性でどんどん成長する生徒たちが見れて良い。