透明なテントさんの映画レビュー・感想・評価

透明なテント

透明なテント

THE COCKPIT(2014年製作の映画)

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それまで正面でしか見ていなかったONSBの顔の横にカメラが置かれた時。
ホントに乗ってるやつの首の動きサイコーすぎだ。

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.0

ホセインの素直さに泣いた。
こんなに真っ直ぐ自分の気持ちを伝え続ける勇気に感動した。
でも、社会って甘くない。
工事の仕事はもうやらないとか、映画の役者に選ばれて横柄な態度をとったり、職はまだないけれ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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「不気味な〜」と比較される声を多く感じていたが、自分の中では「偶然と想像」よりの濱口脚本だと感じた。
確かにラストの行動に高橋さん(脚本家)のような緊張の作り方を感じたが、重きは移動と対話にあった気が
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美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

4.5

何年も名前だけは知っていた作品。
恐らく大学の先生がお薦めの映画で紹介してもらった。
ほとんど前情報なく見れて最高だった。
躍動する肉体と美しいロケーション。
そしてその美しさに反して過酷な訓練、生活
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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2024年再鑑賞。
蜂の巣の窓と汽車、廃屋へのロングショット。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

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崖が崩れているから行けないよ、と言われながらも行ってみる。と向かう車がひび割れた山にぶつかるショットはとんでもない強さを感じた。
おじいさんの家に行ったあたりの台詞でフィクションとドキュメンタリーの境
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あこがれ(1958年製作の映画)

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初短編の脚本としてよくできている!
コロシアムの内側からキスしているカップルを見ている視線、落ちる影。
あれだけの坂道を下ったら帰る時とても大変だろうな。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

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わりとDIYなバットマン。
気づいたらヒーロー衣装になっているのではなくヒーロ衣装を自分で発注して制作作業しているところにとても好感を持った。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんかフォースがなんでもアリになってきている気がする。俺が好きなフォースはオビワンやヨーダの踊るような華麗なライトセーバー技なんだが。ただ、ルークの凄まじいフォースの力を感じれたことは良かった。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まさかハンソロとパドメが結ばれその子孫にアナキンの悪の心が遺伝していくとは。
ストームルーパーって名前、あの手下が出てきてから初めて覚えた。
飛行機の操縦が上手いのはジェダイの素質ある。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

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ドキュメントな戦争の風景と三角関係の男女の距離をうまく捉える編集とカット。
水に飛び込んだシーンのカット割が最高。

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

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エピソード:4→5→1→2→3→6
の順番で観ました。
ラストのジェダイ騎士3人の並びがより感動的に見えて良かったです。やはりパドメが信じていた通り、アナキンに善の心は残っていた。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

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「自由は死んだわ、万雷の拍手の中で」
この台詞を聞くだけでも、ここまで観てきた甲斐がある。

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

4.0

ライカートならではの必然性を持ったカットの連なりを感じれず、少し物足りない。
丁寧な指使いによって創造されていく粘土彫刻はどれだけの長回しにも耐えうる、動物たちと共に過ごす空間での繊細な創作によって緊
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.2

ライカート映画史上最も優雅な動物をみた。
これまで犬や馬などたくさん出てきたけど、この映画に出てくる牛はなんと優雅で華麗な雰囲気を醸し出していることか。

放浪記(1962年製作の映画)

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終始、高峰秀子の役作りが素晴らしすぎる。
田中絹代の母役の役作りもすごかった。

女の中にいる他人(1966年製作の映画)

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なかなかなサスペンス。
今ちょっと気分が結構鬱なので、主人公の神経衰弱と共鳴してしまった。

浮雲(1955年製作の映画)

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序盤に出てくる谷にかかる橋のフォルムめちゃ好き。

あらくれ(1957年製作の映画)

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上原謙との階段落ちのシーンの印象とラストの女性同士の喧嘩のシーンの印象が強い!
特に階段落ちの前のガラスが割れて取っ組み合う影、扉を開いて高嶺が出ていく、という一連のカットの連なりは見事。

あにいもうと(1953年製作の映画)

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何度も差し込まれる井戸のアングルが好きでした。1人の姉の不在からはじまって彼女が現れた途端彼女の感情が爆発する感じ。

菊五郎の鏡獅子 4Kデジタル修復版(1935年製作の映画)

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原案・監修のクレジットより監督小津安二郎の文字が小さいので、100%小津ワークスではない気がする。
これを海外へ歌舞伎の紹介として制作したのなかなかハードル高いし文化に自信持ってて好き。
現代の歌舞伎
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戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

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傑作。状況設定は違いながらも大筋は東京物語と同じ脚本。しかし鑑賞後感は大きく違っていて小津安二郎が自分のテーマをどれだけ大切にそして試行錯誤していたのかがよくわかる。

一人息子(1936年製作の映画)

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東京の街にでてきました。
あい変わらずわけの解らないこと言ってます。

プラットホーム(2000年製作の映画)

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群像劇。
カットの曖昧さやみんな服装と顔が似ているから誰がいつのなにを話しているのか複雑で困惑してしまう。
けれど目を見張るようなショットがいくつもあり、その度に集中力が上がり最後まで見れた。
万里の
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長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

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女性パートの経済成長する街に建つ廃墟のビルから眺めるスクリーンが、侯孝賢とツァイミンリャンっぽくて好きだった。

世界(2004年製作の映画)

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楽屋で自分のジャケットに火をつけるシーンが恐ろしくてかっこいいカットだった。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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既に見たと思っていたがしっかりは見ていなかったようで、U-NEXTの締切ギリギリでちゃんと見れてよかった。珈琲を自分で豆を選んで淹れるようになってから大好きになったのでこの映画の時間も大好きだ。電子タ>>続きを読む

山の音(1954年製作の映画)

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うーん。夫婦でもそうだが、なぜこんなに新しい生命を軽く扱えてしまうのだろうか。
しかも男性側がこんなふうに言えるなんて現代的な感覚の視線で悪いが胸糞悪い。
ベビーブームの頃がそういう時代ということでい
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