mityさんの映画レビュー・感想・評価

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Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

初めて出来た友に対するその感情は、憧れなのか恋なのか。独占欲が顔を出すような、そういう境界線の分からない感情には身に覚えがあっても、流石にオリバーとは分かりあえなかった···。気持ち悪いなと最初に思っ>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

3.5

43℃とちょっと熱めのお湯で営業している「まるきん温泉」という名の銭湯が舞台になっていて、何だか観ているうちに、心がほかほかとしてきた♨️
お風呂に浸かった時の思わず声が出ちゃう感じとか、はぁ~って芯
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SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる(2023年製作の映画)

3.5

愛とは素晴らしいものなんだよ、ということを綺麗に綺麗に美しくという一側面のみで描いていたな~と感じた作品だった。

最初に真治を診察した眼科医も、出版社の平山も、あぁこの人たちはダメな方だって分かりや
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

優れたドライビング・テクニックを持つ闇業者、となれば、それを披露する場面は当然あるわけで。初っぱなのこんな感じですよっていう公道でのカーチェイスは見せ場のひとつなだけあって、面白かったなぁ。車一台通る>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

『一秒先の彼女』のリメイク作品。
日本版では舞台が京都で、デートの予定は花火大会の1日。男女を逆にした事で生じただろう諸々の設定変更に違和感はなかったし、場所を京都にしたことで色々上手くいってる感じが
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渇水(2023年製作の映画)

3.5

陽照りが続けば雨を切望し、雨が続けば太陽を切望する。自然に願うことでしか給水制限は解除されない。いっとき地面を濡らして水溜まりを作ったところでなんの役にも立たない。それでほんの僅か、恵子と久美子の心を>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.5

タイトル名だけで、中身に関してはふわっとも知らない『聖闘士星矢』の世界。だから、これが原作にどの程度忠実なのかも分からないけれど、この映画で描かれてたのは、序章なのかなと思った。ラストのシエナの台詞を>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

いやー最高だった!
ゲームの世界観にずーっとワクワクしたなぁ🥳
マリオにルイージ、ピーチ姫にクッパにキノピオやドンキーコングなどなど。色んなキャラクターたちが惜しげもなく出てきて、本当に楽しかった!マ
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.5

惑星難民X。人間に擬態し、人間を決して傷付けることがないXの正体を暴こうと躍起になる週刊誌記者たち。暴いたからといって何なんだろうと思う。民家に押し寄せる姿はやっぱり醜いし、何かもう魔女狩りみたいだっ>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

3.5

問題に向き合わず、見ないようにして、それで何となく過ごせてきた日常。目の前の照準を木村に合わせれば、他の事は視線から外せられる···だから、綿子には木村という拠り所が必要だったのかなと思った。現状維持>>続きを読む

ナックルガール(2023年製作の映画)

3.5

暴力まみれの分かりやすい展開のある作品だった。日本らしさ強調のために武器に刀が出てきたのかな。急にぶん回してきたけど、刀とナックルとの攻防に、あーこの一瞬を見せたかったのかなぁと思った。銃ぶっぱなした>>続きを読む

かぞく(2023年製作の映画)

2.5

「喪失から再生へと向かう様を、静かに描く叙情詩です。」という説明文に、ある程度の想像はついたけれど、流石に眠たくなった···。会話の少なさや静かさ、ゆっくりとした進み具合、ではないところで面白さに欠け>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.5

ドラマよりも面白く観られたな~、意外と(笑)

ひとつの大企業によって支えられている町、っていうよくある構図が今回の舞台になっていたけれど、その町を守っているのは誰かという点で、ちょっと視点を変えてき
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映画 ネメシス 黄金螺旋の謎(2023年製作の映画)

3.0

ドラマがちょっと酷かったので、まさか映画が制作されるとは思わなかった。でも、近年は視聴率とか人気とかに関係なくドラマから映画の流れがあったりするから、驚くことじゃないのかも。ドラマでベースがある分作り>>続きを読む

ルパン三世(2014年製作の映画)

3.0

『次元大介』を観たので、そういえば実写のルパン三世もあった気がする、と思いこちらを鑑賞。
何か、びっくりするほど陳腐だったな。ルパン三世でこんなにもワクワクしないなんて···と驚きを隠せなかった。
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次元大介(2023年製作の映画)

3.5

昼下がりの商店街と同じく、子どもと次元大介という取り合わせが、まあ似合わなかったな。分かりやすいプラカード以上に、不審な人物見ませんでしたか?の問いであっさり見つかるんじゃないかと思ったよ。

オトの
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

あっという間に即席チームが集合してからの“ハンドル”奪取が、これまたあっという間だったぁ。オーソン達が追いかける対象がコロコロ変わりながら、フルスピードで駆け抜けてったな~。

悠々自適に侵入して顔バ
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.0

ビックリしたな~まさかこんな映画だとは思わなかった。ハードボイルドな街新宿らしく、愛憎やら抗争やら物騒な事件が、過去にあったり今起こってたり。そんな街でのマリコの捜し物がまた突飛で。コメディーにしては>>続きを読む

劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

3.0

何か盛り沢山だったなぁ。 そんなに詰め込むかっていうぐらいの詰め込み方で事件過多だったわ(笑)

ドラマの続きから始まるこの映画。各々の関係性や現状の説明は特になかったけれど、何となく分かるようにはな
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七人の秘書 THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.0

ドラマは観ていなかったけれど、何となく鑑賞。ドラマ時代の説明らしきものは無かったので、観てなかった人向けの作りではないかなぁとは思った。とはいえ、話の内容的にはシンプルなので、分からないとかついていけ>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.5

直達の年の頃に榊さんの身に起きたことを、今知る直達。常に現在進行形の榊さんと、過去を辿る直達とでは、当然あるだろう温度差。直逹のその気遣いのようなものに、榊さんが呆れるのも分かるなと思った。「恋愛はし>>続きを読む

その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.0

雷鳴轟く土砂降りの日。度々ブレーカーが落ちる真っ暗な部屋でひとり、カレーを煮込む健一。登場人物はほぼ健一だけなので、ぶつぶつとした独り言や電話相手とのやり取り、ラジオに送ったハガキ、そしてちょっとした>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

評判が良かっただけに気になっていた作品。
いやーめちゃくちゃ面白かった!

殺し屋としての腕はいいけど、コミュ障過ぎてバイトの面接にさえ受からないまひろと、そこそこ馴染めはするけど結局キレちゃうちさと
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

ドラマを観ていたから、この映画化は楽しみだった。露伴の現在と過去と、そして更に過去。時代も場所も飛びながら、「黒い絵」の秘密が明かされていく、今回も不思議で少し恐ろしいお話で面白かった。

この世に存
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.5

ザ・ハートフルコメディだったな。
土星人と地球人に和ませてもらったよ😊

土星からやってきて体感1年···日出男にとってはあっという間だったんだろうけど、幾らでも思い出せる想い出があって、残り1ヵ月で
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.5

んー狂犬病か。舞台を現代日本に置き換えての話で出てくる狂犬病。そこからしてちょっとリアリティーに欠けてる感じだったけど、やっぱり一番は、例え親だとして分かるかな?っていうところだったかな。流石に一緒に>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

いやぁ、凄かった···。
一線を越えた狂気が別の狂気を生み出したようで、恐ろしかったな。

スティックを握り、ひたすらドラムを叩き続けるアンドリューの手から流れ出る血。音楽に本気で向き合うとは、こうい
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

2.5

そう言えば、鈴木亮平さんの転機となった作品観たことないなぁと思って観てみた。観てみたものの、ずっとバカバカしくてずっと変態過ぎて、途中で何でこの映画観てるんだろって思ってきちゃったよ(笑) 映画館で>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.5

幸せになる人が増えるのはイイな~と思える映画だった。笑顔いっぱいの中、キレイな花びらが舞うのは、やっぱり気持ちが良いものだと思ったから。

安達の家族も黒沢の家族も、どちらも良かったなぁ。戸惑って、態
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正欲(2023年製作の映画)

5.0

“普通”に凝り固まり続けた結果、“普通”が世界から断絶され小さな世界に閉じ込められたかのような、“普通”が反転したかのようなラストに息をのんだ。夏月の発した言葉と相俟って、とても秀逸な終わり方だったと>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

これは!と思って、久しぶりにMX4Dで鑑賞。
ゴジラの振動を体感しながらの映画は、とても面白かった😆

『シン・ゴジラ』とは当然違う物語ながら、こちらもまたゴジラが与えてくる容赦ない絶望が凄かった。そ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

180分あった『リップヴァンウィンクルの花嫁』は、その長さを全く感じなかった好きな映画のひとつ。加えて、岩井俊二監督は好きな監督の1人でもあるから、この映画もその長さに怯むことなく(笑)、観てみた。や>>続きを読む

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.5

うん、安定の面白さだった!
紫夏に涙腺を刺激されながらも、あっという間に戦場に意識を持っていかれて、今回もただただ釘付けだった。

信の平定場面は『鎌倉殿の十三人』のOPを思い出したけど、同じ方が担当
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6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年製作の映画)

3.5

時を経て明らかになる真実がある。それがこの映画で描かれていた事なのだろうと思う。6月0日、アイヒマンが処刑された日。ラストに0日の意味が明かされて、なるほどと思った。

アドルフ・アイヒマンと言えば、
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

宮崎駿監督作品をまた映画館で観られた!という喜びを、エンドロールで噛み締めた。ストレートなタイトルそのままといった内容では無かったけれど、でも台詞の端々に、画の中に、色んな想いを感じとれる映画だったな>>続きを読む

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

3.5

いやぁ、決戦が観られて良かった!
場地もある意味不器用というか···大事な仲間のための決断が辛すぎたよ😭

場地を説得出来ないまま、芭流覇羅との抗争に突入していったこの決戦編。とにかく東京卍會vs芭流
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