maruQさんの映画レビュー・感想・評価

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

熊のような神父がスクーターに乗ってやって来る!なんかこの絵面がやけに印象に残るんだな。なぜだ。

よくある悪魔祓いを題材にしたホラー作品だが、序盤に悪魔を豚に憑依させて殺すところが何か面白くて「その手
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「ボーダーライン」「ウィンド・リバー」がお気に入りなのでちょっと期待していた作品。

80年代90年代はこういったサスペンス映画が結構あったんじゃないかなあ。最近は娯楽映画というと大作が増えた印象なの
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

ゴジラシリーズは第1作から「ゴジラ」(1984)まで通して観たことはある(そこで止まってる)。正直なところ第1作以外は評価しづらい作品ばかりだ。続編からは怪獣対怪獣というシチュエーションが作られ、いつ>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

このシリーズは三作目までは劇場で鑑賞した。今作も是非劇場で観たかったがかなわず配信で観ることに。無念。

大阪でのアクションが終わって中盤も差し掛かろうとしているのに自分の中で満足感が湧いてこない。な
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ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この世の中を器用に立ち回るのは本当に難しい。自分は多分得意ではない方だ。この主人公も恐らくその一人。

人権弁護士として信念を持って長年仕事をしてきた主人公は雇用主が倒れたことにより世間に放り出される
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

設定は面白いしビーチで起こることはなかなかのカオスで飽きずに楽しめる作品。
ただカッチリ作り込んでる感じはなく隙だらけの作品なので合わない人にはとことん合わないかも。

ビーチ周辺の鉱物の影響で起こっ
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.7

チャン・イーモウの武侠映画というと「HERO」が代表的だろうか。色彩に凝った作品であったが、今作は陰と陽を表す為か白と黒を基調とした作品となっており水墨画のような味わいがある。

映像も美術も見事な作
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

ゲームの「モンスターハンター」はPSPの頃によくプレイした。友人とキャンプに行っても夜はテントで「モンハン」という程にはプレイした。

同じカプコンのゲーム「バイオハザード」シリーズを手がけたポール・
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バック・イン・タイム(2015年製作の映画)

3.3

子供心にも「これは傑作だ!」と思わせてくれた作品が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だ。観終わった後にこれ程爽快感と充実感を得られる作品はそうはないだろう。

今作はその「BTTF」の製作に関わったス
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マイル22(2018年製作の映画)

3.3

ピーター・バーグとマーク・ウォールバーグは4度目のコンビらしい。前三作は実話をベースとしたものだが今回は全くのフィクションだとか。配信がそろそろ終了するのと上映時間が90分くらいなのでサクッと観られる>>続きを読む

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

G.I.ジョーの三作目なのかと思って観ていたがどうやらスピンオフでありリブート作らしいですね。

アクションはそれなりに悪くないと思うが印象に残る絵はあまりない。

スネークアイズとストームシャドーの
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.3

以前に三作品が収録された「アンチャーテッド コレクション」をPS4でプレイ済み。「プレイする映画」という評判だけあって元のゲームがすでに映画っぽい作りだったので、どういう映画化作品になるかというのが想>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

俳優陣はとても良いと感じた。主演のミリー・ボビー・ブラウンはジワジワと魅力が伝わってくる印象の女優だと思ったし、脇を固める俳優たちのキャスティングも好印象だった。エノーラと若き侯爵のやり取りも微笑まし>>続きを読む

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

主演の鈴木京香と堤真一の演技がとても良い。特に鈴木京香かな。役の性格上終始抑えめな演技だが深みとしっとりとした色気を感じられた。

物語は意外な方向へ向かい被告人の素性が分かってくると多少展開や登場人
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Sweet Rain 死神の精度(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

綺麗にまとまっている物語だ。というよりまとまり過ぎていて物足りないというか。

三つの物語が作中で描かれるがその二つ目の途中でなんとなくどういう話になっていくか流れが読めてしまう。まあ、それが悪いわけ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

コロナのこともあったが個人的にも忙しく久しぶりの映画館での鑑賞となった。4ヶ月ぶり。この20年くらいでこれだけ間が空いたのは初めてだったが、久々の鑑賞にこの作品を選んで良かったと思わせてくれるくらい素>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.0

観どころは間違いなくアクションシーンだろう。あまり予備知識を入れずに観たからアクションシーンが始まった時に「おお!?なんだこれ!なんかすげえぞ!!」と思わず興奮してしまった。
妙に滑らかな動きにハイス
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

劇場版第二作。ヒロインが変わってるなあと思っていたらテレビシリーズの二期で変わっていたのですね。知らなかった。

全体的には面白く観られた。が、なぜか前作に続いてまたもモヤモヤする。

家族の皆が秘密
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は漫画なんですかね。予備知識ゼロで鑑賞。

なんだろうな。黄泉の国に行くまでが結構長くて自分は一体何を観せられているのかなという思いだった。
もちろんそれまでのいくつかのお話がきちんと最後には伏線
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テレビシリーズの「ガリレオ」は観たことがないので予備知識無しで観た。

この作品は堤真一に尽きると思う。見事な演技だし実際彼が主役だろう。

ストーリーも面白かったしトリックには驚かされた。しかし、切
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激流(1994年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

昔から知ってる映画だったが未鑑賞のままだった。

夫婦関係の危機はありながらも序盤は穏やかな家族ドラマ。
不穏な空気が流れ始め悪役たちが本性を見せ始めると、川の流れの速さにリンクするように物語のテンポ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「殺人の追憶」を観てから監督のポン・ジュノのファンである。
韓国映画というとそこまでやるかという陰惨な作品もあるが、彼の作品は描写も含めてそこら辺のバランスの取り方が上手いと感じる。つまりは自分好みな
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のお互いの長所を語るシーンがいい。主役二人の紹介にもなっているし、本当に愛し合っていた時がなければ出てこない言葉の数々がある。こんな二人が離婚をするなんて…。

こんな筈ではなかった…。お互いが何
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.3

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Netflixを試しに始めてみたので手始めに気楽に観られそうなものをチョイス。

しかしそこはいつものマイケル・ベイ。映像は目まぐるしく切り替わるし、話もあっちこっちへ行く。仲間同士のどうでもいいチャ
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ジェーン(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

現代に生きている自分としては西部で生きていくだけで大変だと思うのに、今作の主演の男女のドラマは重くて暗い。

婚約者との娘がいたなら尚更待つべきだと思うがジェーンは待てなかった。ああすればよかった、こ
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デイブレイカー(2009年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

舞台は2019年。あ、いつの間にか過ぎてましたね。もう過去です。

不死のヴァンパイアが大半を占めているせいで食料である旧人類が絶滅の危機に…。もう少し上手く食料管理できなかったのかという疑問もあった
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「ルーム」で素晴らしい演技を見せてくれたジェイコブ・トレンブレイがまた見事に主役を演じ切った。だがこの作品の肝は主役ではなくその周りの人たちの視点だ。

家族がオギーに対してどのように思っているのか。
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

予告編で匂わされてはいた。しかし、オープニングで「パルパティーンが復活した」という一文がいきなり流れるとか雑過ぎませんかね。
結局こいつが黒幕としてのさばっているということは、アナキンはフォースにバラ
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

悪く言えば意地の悪い話だ。二度流産を経験した夫婦に赤子が流れ着く。歓喜する妻を見て拒める夫がどれだけいるだろうか。三度彼女の手から赤子を失わせることを。妻の悲しむ姿をもう見たくなかったのだろう。

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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

タイトルと絵柄だけ見るといつもならスルーしてしまいがちな作品なのだが、評判が良さそうなので鑑賞。原作は児童文学と聞いていたから序盤の重い出来事に驚いた。

しかし、祖母がいる旅館に一人で向かうオッコに
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

このシリーズの作り手たちがジョン・コナーを殺したがっている感は以前からあった。
「3」では未来では殺されている設定だし「4」の元々の案はジョンが死んで半分機械のマーカスに皮膚を移植し成り代わるものだっ
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.3

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前作からさらに10年後の世界。ジョン・コナーも成人し逞しく成長したらいつの間にか猿になっていました。「2」では10歳だったはずが13歳だった設定になっているから人違いかも知れない。
「マイケル・ビーン
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.7

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前作から10年後が舞台の続編。低予算であった前作とは違い今作は紛れもなく予算をふんだんにかけた大作。

基本の流れは前作と変わらない。今度はジョン・コナー本人が標的。排除しようとする側、守ろうとする側
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

言わずと知れた有名すぎるシリーズ第1作。子供の時親がレンタルしてきたこの作品を食い入るように観たのを今でも覚えている。

当時としても低予算として製作された本作。もちろん特撮や特殊メイクに粗を見つける
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いつの間にか"リバー・フェニックスの弟"という印象は消えていた。
「グラディエーター」「ウォーク・ザ・ライン〜」「ザ・マスター」…。今年観た「ビューティフル・デイ」ではすごい存在感を放っていた。
いつ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

一作でここまで多種多様のアクションが見られる作品がどれだけあるだろうか。そういう意味で今作が稀有な作品であることは間違いない。

すごい!を通り越して思わず笑ってしまうくらいのアクションの連続。観てい
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