Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価

Fisherman

Fisherman

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.8

映画はエンタメだと割り切って見れば非常に面白いが、なんか引っかかるものがある。
ドクターヘリや消防オレンジレスキューは実在するし命を守っているヒーロー達がいる。それを凌駕する美男美女で自己犠牲のスーパ
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SPL 狼たちの処刑台(2017年製作の映画)

3.3

後味の悪さはSPLの前作「狼よ静かに眠れ」と同じ。ハッピーエンドにならない香港ノワール第2弾。
やたら目力の強いルイス・クーに香港の警察官がタイで地元警察官と協力して誘拐犯を追い詰める筋書きは悪くない
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.7

「怪傑ゾロリ」と「ズートピア」の合体版かな。特にウルフはゾロリ、クリムゾン・バウはジュディにか見えん。
動物の一般的なイメージを上手く使ったディズニーっぽい映画。狼、蛇、ピラニア、サメ、蜘蛛はみんなに
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RENDEL レンデル(2017年製作の映画)

2.7

良さげな感じがしたんだけどなぁ、評価の低さはレンデルに絶対的な強さがないことなんだろう。
途中、MARLAと言う女神?が出て来たけど、それがどう関わっているのか、妻子を殺されたラモにどう力を与えたのか
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インクハート/魔法の声(2008年製作の映画)

3.2

ブレンダン・フレイザーお得意のファンタジー。
学校にも行かせず、移動ばかりで何も教えないのに「分かってくれ、お前はパパが守る」と言われても、12才にもなったら納得せんわな。
本を7年も探した割に作者は
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ワイルド・ミッション(2022年製作の映画)

3.0

ワイスピのヘナチョコぶりが板についたタイリース・ギブソン、笑わない寡黙な男も顔がそもそも怖いから本来はこっちかも。

いつもカッコいいテレンス・ハワードが最後は所長に撃たれるかも、と思ったが筋書き的に
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ネバー・ダイ 決意の弾丸(2019年製作の映画)

2.8

ヴァンダムは年取ってから渋い役者になったけど、作品に恵まれないのはいつもの通り。
弟に責任があるのは理解できるが、自分が子供であることも世間も分かっていないガキにイライラ😖する。
銃さえ持てば強くなっ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

ジャン=ルイ・トランティニャン出演作はまだ3本目だが、これが1番ハードボイルドで渋い。
ロングコートにボルサリーノ、寡黙で笑わない男マルッチェロ。
全体的に暗い映像だからか光の使い方が上手く、また、台
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フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話(2019年製作の映画)

2.4

中国だけに事実と言いながらどこまでが本当の話なのか、と言う疑念が拭えない。
最後に100万時間当たりの事故割合なんかをわざわざ自慢しなきゃそんな感想にならなかったのかも知れないが、全部が嘘くさく見える
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.8

戦後15年経ってもドイツ要職に居座るナチの残党に対して、ナチに一度は屈服した自分が許せないバウアー検事長との闘い。
アイヒマンを探し、ドイツで裁くことでナチ残党を一掃することに執念を燃やす男に対し、連
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潜入(2006年製作の映画)

3.2

この監督、深作欣二監督を意識してるんじゃない?昭和感を感じると言うか、混乱期に乗じた覇権争いと言うか、「仁義なき」に雰囲気が似てる気がする。

もともと、ファン・ジョンミン目当てで見たようなもの。40
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失はれた地平線(1937年製作の映画)

3.7

ヒトラーが台頭してる1937年制作の反戦映画で争いのないユートピアを理想とする将来を憂いているように見える。
ラビ高僧が見た幻想と表現しているが、数年後に実際起きていることを考えると、当時の世界はそれ
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.5

clipしっぱなしの一本、絶滅収容所の映画は胸糞なのが多い中、反乱・脱走と言うフレーズや邦題から、胸糞終りにスッキリがあるのかと思ったのに、、、
エンドロールでも、脱走した400人の内、150人は地元
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.7

副題のA GIRL WHO DESERVES TO DIE(死に値する)よりDESIRE(死を望む)の方が、ウィガンがユンジを助ける動機になると思うし、ラストの肩ポンポンに繋がると思うんだが、、、
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

2.9

なんでしょか?これは。ハイジとお爺さん、クララのイメージをぶっ壊す新感覚のグロいコメディ。
とにかく緩い、何もかもが学芸会レベル。わざとかと思うくらい緩い。クラウドファンディングで素人が作ったことを加
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マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020年製作の映画)

2.3

なんだろう🤔これは?映画はエンタメではないのか。
シュールなコメディと言えば良さそうな感じもするが、何のことかさっぱりですわ。
フランスのバカが何も考えずに行動する、強いて言えば金になるかどうか。
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.1

暗く、沈んだ街、イギリス映画特有の落ち込んだオープニングからのラストに向けての盛り上がりは👍
「シービスケット」ほどではないが、人間ドラマとして見れば、しっとり、じっくり来る秀作では。夫のブライアンが
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ゲットバック(2012年製作の映画)

3.4

「ゲット・バック」と名のつく映画は🇬🇧、🇺🇸、🇷🇺、🇩🇪とあるが、本作は🇺🇸ニコケイ版。
先日見た🇩🇪版よりは捻りも効いていたし、娘を攫われてヤバかったけど、ニコケイ1人頑張って最後はニンマリ😁と言う
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沈黙の牙 TRUE JUSTICE2 PART3(2012年製作の映画)

2.9

True Justiceシーズン2の3作目となると中継ぎ感が強くなった。
1、2作目は新メンバーの登場とシーズン1で殺された仲間の復讐でマンネリを脱却したが、シーズン2の結末に向け、徐々に大物の影が見
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5

2組のカップルの話と言うけど、キャメロン・ディアスとジュード・ロウの関係に尺を取り過ぎな気が、、、知らん土地で夜知らん男を家に入れ、即キスしてその日の内に○○するような女に、、、
それより健気に恋心を
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大好きだから(2017年製作の映画)

3.3

まぁ、コメディたからいいけど、どうもイヒョンの一方的な「大好きだから」であって、ヒョンギョンの方が歌に込めるほど好きになる理由が見当たらないし、奇跡で締めくくられたら何でもありにできる。
魂が憑依する
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帰れない山(2022年製作の映画)

3.5

ブルーノの生き方には憧れるが大人なんだから柔軟性も必要じゃないかなぁ。
少なくてもピエトロの居場所はヒマラヤじゃないと思う。
イタリア北部の山岳地帯の季節を感じる映像は美しかったし、空気や水が美味しそ
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男の叫び(1953年製作の映画)

3.6

「生きてこそ」は"神の存在を感じる"と評される映画だったが、本作は"仲間を想う"熱い飛行機乗り達の話。
仲間が遭難したからなのか、ドゥーリーと言う人物が遭難したからなのか、仲間が動く動機がらイマイチ分
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.9

DCから新たなヒーロー誕生。終り方からすると次回作ありきとは言え、スパイダーマン的な"なんで俺が"な驚きから覚醒、成長へ。

なぜ、グァテマラなのかメキシコなのか分からないところはあるが、婆ちゃんの過
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サマリタン(2022年製作の映画)

3.2

25年前のヒーローを壮年のスタローンが演じるのがミソなんだろう。
双子の兄弟が善のヒーローサマリタンと悪のヴィランネメシスに分かれ、死闘の末目立たないように生きてるジョーが、サマリタンに憧れるガキンチ
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陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.7

2度目の視聴だと思うが、歌の記憶が強い映画。「CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」(君の瞳に恋してる)。いろんな人がカバーしてるその1つ。「ディア・ハンター」にも使われているそうな。>>続きを読む

パイラン/ラブレター パイランより(2001年製作の映画)

3.6

浅田次郎小説には極道者でも人情に厚い作品が多い。本作は未読だが、浅田作品を韓国版に置き換えたらこうなった、みたいな映画かと。
ラストは泣かせに来ることが分かっていても、前半40分まではカンジェのクズっ
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.4

序盤、中盤と良かったのに終盤に向け、急に尻すぼみ、あっさり終わった感じ。
エクスカリバー抜いても自我がちゃんとしてるんなら問題ないやん。魔女及びその軍団が暴れるシーンや魔女の強さをもっと出して欲しかっ
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サバイバル・ソルジャー(2013年製作の映画)

3.0

交渉術、チームワーク、リーダーシップを養う無人島研修に元海兵隊と言う触れ込みのヴァンダムが教官役で登場。
ヴァンダムだから"ソルジャー"、セガールの"沈黙"と同じ安易な邦題ネーミングのクセ。原題は「W
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山猫は眠らない6 裏切りの銃撃(2016年製作の映画)

3.2

若き日のデニス・ヘイスバートは「Major League」の石橋と絡んでたあいつ、それが気になって。それにしてもデンゼル・ワシントンによく似てる。そういやトム・ベレンジャーが主役だな。
ビリー・ゼイン
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.9

頑なな男のハードボイルドは北方謙三っぽい。
オスカー・アイザックを気にして見た事なかったけど、この映画は激渋だった、ちょっと見ジョージ・クルーニー。
過去に影のある男が女を惹きつけるのは北方作品とも同
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.0

時間が経てば良さが分かるかと思ったが、やっぱり分からん。昭和演劇を映画にしたものなんだろうが、ノスタルジーは感じるが感情移入はできないし、共感もできない。
大部屋役者と言うものがどんなものなのか知らな
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アクト・オブ・バイオレンス(2018年製作の映画)

2.8

キャストの1番上に名前があったり、ジャケ写の中央にブルース・ウィリスがいるのはいかんだろ〜。
コール・ハウザーが一応主役ではあるが、それほどメインでもない。
警察が2年も追って捕まらない相手を、いくら
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南少林 詠春拳誕生(2022年製作の映画)

2.2

シリーズ物らしいが、はっきり言ってガッカリですわ。
最初の戦いの場面からアフレコとは、もうこれで見る気がなくなった。
「少林寺」や「イップマン」みたいな正当な少林寺を探しても今の中国では作られないのか
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オー!ブラザーズ(2004年製作の映画)

2.5

う〜ん、消化不良。まともな仕事に就いていないやつが金欲しさに危ない仕事をする、韓国映画ではよくあるパターン。
腹違いの弟がいて、その病気が珍しい「早老症」、初めて聞いたわ、そりゃ「早漏」と間違えるわな
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

4.1

デニーロの異常者ぶり、ニック・ノルティらしからぬ尊大なくせに小心者ぶりの演技は2人ともさすが。
マーティン・スコセッシの映像の見せ方は目が釘付けになる。

14年間のムショ暮らしで覚えた文字や法律は
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