まつこさんの映画レビュー・感想・評価

まつこ

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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

5.0

オソノさんがオバサンじゃないと知り驚いたその昔。今見たら確かに若く見える。年を重ねる毎に感想が変わるジブリ作品の奥深さよ。私も大人になってるのね〜。だって、あの孫娘が悪い子に思えなくもないんだもんね〜>>続きを読む

バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.4

完璧なアバンタイトル。くるくるが回るだけでワクワクした💈 吉野刈りのインパクトの強さがツボを刺激する。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 トトロの後はおばたのお兄さんの実写を挟んで千と千尋に進んだ我が子。いや、本当に宮崎駿の力に脱帽ですよ。ほとんど脱線なく最後まで観ていたのですから。特に湯婆婆がお気に入りみたいで、「せんとちひろーーー>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.6

寄り添うような柔らかさがあるいい作品だった。移民を扱うととても説教臭くなることが多い中、孫と爺様のような、先生と生徒のような、良い距離感の中で本を通して好奇心と自立心を育てていくのが素敵だなぁと思った>>続きを読む

セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

3.5

そりゃ病むわ!なジーンセバーグの半生。ファッションアイコンとして今尚人気者の彼女がこんな最期を迎えていただなんて。知らなかったや。作りはとても今っぽく、とても映画的。ただ、クリステンの演技はさすがだっ>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

軽やかなのに触れにくいところをしっかり描いているのがいい。どうしようもないのに愛おしくて、またいつか出会いたい作品。

一日の行楽(1919年製作の映画)

3.3

車のグラグラが船のゆれゆれに繋がる!ってことは一日中揺れてるってことやないかーーー!らしさに溢れるゆるっとした短編。出航したのに人を使って乗り込んでくるチャップリン。さすがです!

アンディ・マリー: 再起までの道(2019年製作の映画)

3.6

夜な夜な全仏を観ているので選んでみた。ただ、数年前から観るようになったので、BIG4なのにマレーの試合は観ていなかったりするし、人となりも全然知らない。それでもトップアスリートが怪我と向き合い、己と戦>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

残念ながら我が子は完走できませんでした。(今回観たジブリシリーズで唯一。いや、それもすごいな。)ただ、私の推しを「ドーラしゃん」と覚え、鑑賞後に「シータと飛行船〜」とぐるぐるの丸で描いてくれたので母は>>続きを読む

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.6

自閉症の折れ線現象のために言葉を失った少年が、ディズニーアニメから学びを広げていく成長ドキュメンタリー。好きの原動力が起こす奇跡。ディズニーの凄さを改めて知る。親を思うと奇跡以外の何者でもないよね。ひ>>続きを読む

絶好調(1965年製作の映画)

4.0

これも好き。何をやっても上手くいかない男に寄り添う音楽の軽快さが良い。悲壮感のない不条理に込められた皮肉が爽やかで心地よく、心を潤してくれる。アンラッキーが重なることで、お花と共に脱出できるだなんて、>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

とにかくカッコよかった!こんなに長く過ごすことができるだなんてね。最後も良き良き。ありがとーーー!

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

3.3

バスと亡命をかけたおばちゃんとのやり取りはドキドキしたけどそれが全てだったかな。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

どの場面も好きだ。タンゴってところがまたいいし、ドキドキのブルックリンフェラーリ🚗には汗が出た。ジャックをジョンとイキって言いたくなるぐらいにカッコよくてあたたかい作品。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.3

アクションはすごい!後半の畳み掛けるような力技は嫌いじゃない!ただ、鍵の取り合いだけで尺取り過ぎやないか?これ、前後に分けなきゃダメだったの?とか思っちゃったのよね…劇場で観ていないから余計に気になる>>続きを読む

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

3.8

恋に恋した男のお洒落喜劇。最後のカートは降りれるやろ〜!とツッコミたくなる程ニクイ演出。妄想で踊り倒し、オッサンと足を絡め、地雷女に手を出しては、テレビを観てガチ恋だなんて。にやけてしまうねー!大気汚>>続きを読む

幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.0

好き。海外でよく見るビッタビタの路駐はこうやって出すのね。渋滞に巻き込まれているだけなのに可笑しいし、お洒落。髭剃り途中のオジサンが一番気の毒。

相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

3.5

気になっていた作品が配信されているのを見つけ、ホクホクしながら再生した。観戦歴はあれど、ここ数年は全く観ていないから「わかるぅ〜🥺」となれなかったのが残念。それでも「相撲っていいなー。また観ようかなー>>続きを読む

就職戦線異状なし(1991年製作の映画)

3.0

バブル世代の就活ってこんな感じだったのかな?その頃の空気感がそのまま映し出されていて、これぞ映像作品の強みだよなーと思った。

それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星(2011年製作の映画)

3.3

アンパンマンの愛と勇気は自己犠牲で成り立っているのだと再認識させられた。(やなせたかし先生は「献身」と言っている。)それはとても美しいのだけど…小さい頃ほど賞賛はできない。自分も大事にして欲しいと思う>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.5

そう言えば久しぶりに観た。めちゃくちゃ好きだったのに、改めて観ると「もっと良かったような…はて?🤔」と記憶違いのシナリオが邪魔をして、こんなもんだっけ?な感想になってしまった…なんてこった…それでも終>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.3

死期の近いシングルファーザーが我が子のために里親を探すヒューマンドラマ。子役の演出がとてもリアルで余計身につまされる。コンパクトな筈なのに考えることが山積みで、なんとなく長く感じたけど、余韻があってそ>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

4.5

慌ただしい日常の中で映画館には行けないし、家で観るにも気力がなくて、しばらく韓国ドラマばかり眺めていた時に、ふと久しぶりにチャップリンを観た。じんわり温かくなって、やっぱり映画っていいな〜と思わせてく>>続きを読む

MEMORY メモリー(2022年製作の映画)

3.0

人生の年輪をこんな風に扱い、それを受け止めるリーアムニーソンが好き。アルツハイマーの殺し屋だからモッサリした動きではあるけど信念を貫いていて好物な人物像だった。たまに観たくなるよね〜。殺し屋映画。

バービー(2023年製作の映画)

3.7

マーゴットロビーがバービーするのってどうなんだろ?アンハサウェイがする予定だったし…美人でもキツくない⁈なんて失礼なことを思っていたら、そんなとこにもカラクリが!さすが〜😎

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

思ったよりも楽しめた。しっかりした世界観に唸る。Switchの次のハードが発売されそうだけど…我が家はいつ解禁になるんだろう。ゲームに心躍った側から棒高跳びをしている気分。みんなどうしてるのかな〜困る>>続きを読む

アドレナリン(2006年製作の映画)

2.0

なんでコレ観てんだろ…って路上のアレを見て思った。アゲアゲなドライブは好き。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

どんな時だって振り返ると愛おしさでいっぱいなんだなぁ。そういやベランダで線香花火したっけ。墨汁を垂らしたような染みができて焦ったけど、退去時は特になにもなかったな。忘れてた。そんなエモエモな思い出を開>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

これぞインド映画ーーー!ご飯何杯でも食べられる濃ゆさ!それでいてシンプルなのがニクイ!宝塚の演目にまでなっていてビックリしたんだよねー。こんな漢クサイ作品、どんな風になったんだろ?

セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.6

気軽に何かと言うので好きそうなラブコメを選んだ。ど真ん中だったようで何より。出来過ぎなんだけど、これくらいあり得ない方が映画マジックに浸れる。これぞNY🗽な画も好き。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

新海誠作品で一番好きになった…かも。震災を事細かに描くのではなく、戸締まりで塞いでいこうとする試みは割と好きだし(本当にそんなことできればいいのに…)、幻影のカラクリも良かった。(禍の起因には目を瞑る>>続きを読む

シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

レンタルが始まった頃、旅先の車の中で一緒に観た。意外と集中して見てくれたから劇場に行っても良かったかなぁと思ったのだけど、シナぷしゅブームも気付けば終わっていたよ。今、再上映しているみたいね。月うたは>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

初見。今見ても古さを感じさせないのと、作風が全くブレていないのがすごい。個人には、もっと混沌としていても良かったかなーと思うけど、その分答え合わせがしやすくモヤモヤしなくて済んだ。

オットーという男(2022年製作の映画)

3.4

本家の方が好き。編集が好みというか、本作程スタンダードな時系列じゃないのが(確か)良さに繋がっていたように思うから。こっちはなんだかよくあるヒューマンドラマに感じてしまって洒落っ気は削がれていたかな。