Morohashiさんの映画レビュー・感想・評価

Morohashi

Morohashi

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Winny(2023年製作の映画)

2.5

映画の題材としては面白いけれど、映画としての出来は普通…むしろ平均以下じゃないかと思う。

それは、喋り方に変な間があったり。日本映画特有のくさすぎる演技が目立ったり。

特に、飲みの席で説教臭く反対
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紙の月(2014年製作の映画)

4.5

この映画は、お金との付き合い方を教えてくれる💰
よく「将来のために貯金しよう」と大人から教わるし、貯蓄は大事なのだと思うのだけれども、実はここには大きな欠陥がある。
お金は貯めることに喜びを感じるので
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.5

以前、「子どもの声がうるさい」と公園を取り壊したり、公園の建設を取りやめたり、保育園が子どもたちに騒がせないようにしている、というニュースを目にした。

仮に、その人達の言う通り子どもの声がひどい騒音
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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

4.0

テレビアニメをそのまま映画にしたような感じ。
今のコナンの映画と見比べるとだいぶ素朴な感じだけれど、それだけコナンの映画が時代とともに進化してきたことを感じさせる。

名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

4.1

最近のコナン映画とは違って、
アクション少なめ、ミステリー・ヒューマン要素多めの静かめな映画。
これはこれでよい。

サスペリア(2018年製作の映画)

4.0

痛い。痛そう。
これがとにもかくにの感想の大部分を占める。どうやってああいう映像を撮ったのかはわからないが、とにかく痛そう。

難解だ、という感想は多く見るけれど、この映画は雰囲気を味わう芸術性の高い
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

南北戦争の奴隷の時代から続く、白人優位の黒人差別。
当時の三角貿易というシステムの恐ろしさがよくわかる。

最後の種明かしはたしかに驚いたけれど、この映画が伝えたいことはそういうことではなくて、もっと
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

5.0

劇場版TOKYO MER
クズの両国大臣を除いて、みんなかっこいい。
ドラマに続き、映画でも盤石の面白さ。YOKOHAMA MERの喧嘩腰は、フリであったとしても、よくないと思う。

待っているだけじ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

昔、女性にはほとんど「権利」というものが認められていなかった。
セクハラされようが、性的搾取されようが、だまっていることがよしとされた。

なぜならば、自分たちは男の所有物にすぎず、男の邪魔をしてはな
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

1.0

つまらなさすぎて2時間を無駄にしたという事実に一番ビックリした。
これだけの題材を揃えておきながらどうやったらここまでつまらなくできるのか。
ケヴィン・ハートが大根役者に見えてきた。

そもそも旅客機
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

子どもが得意でない人が、いきなり親になることになってしまって、わからないながらに手探りで子育てする感覚。
子育てに正解はないってわかっていても、あるはずもないのに必死に正解を探してしまう感じ。
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

すごく表面的なことを言えば、食人種の男女が恋に落ちる話。

でももっと深いことを言えば、何らかのマイノリティを抱えて悩める人をメタファーとして描いた話。

「自分はみんなとは何か違う」
「自分のこの変
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

正直、いまいち最後まで映画に乗り切れなかった。

おそらく最大の理由は「きれいすぎる」こと。
この映画、憎悪からくる殺人事件のはずなのに、不自然なまでに全員がきれいすぎる。
もっとドロドロしたものがあ
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ステップ・アップ(2006年製作の映画)

4.5

ステップアップ
現代版フットルースという感じ。ダンスを通じた自己表現。
少し違うのは、この映画ではダンスを通じて自分を見つめ直していく。

教育の大きなゴールっていうのはこういうことなんじゃないかと思
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シャイン(1996年製作の映画)

5.0

シャイン
いわゆる「毒親」と、それに苛まれる息子の話。
父の存在がなければ、ここまでのピアニストにはなれなかっただろう。だからこれは強烈な洗脳が、ある意味では成功した一例。
でもこういうのって、結果的
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ヴァチカンのエクソシスト
なんだか、つまらなかった。
それが率直な印象。

最初は「何が起こるんだろうか…」っていうワクワク感がすごくあったんだけれど、
悪魔の名前がわかったあたりから、魔力合戦みたい
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フレンチ・キス(1995年製作の映画)

4.0

フレンチ・キス
話は結構ベタ。必死に取り戻そうする相手がまさかのマクガフィン。
男にとっては、ネックレスがマクガフィン。
それが最後、ワインという形で結実する。

ただ、なんだろう、国籍を失うリスクを
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.0

アンブレイカブル
カテゴリーとしてはスーパーヒーローものに分類されるのだろうけれど、ミステリー要素が強め。しかも、結構地味。

弱い人が暴力を働き、強い人が大人しくしている。逆転の構図が面白い。

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シンデレラマン(2005年製作の映画)

5.0

シンデレラマン
どん底から返り咲いた実在のボクサー、ジェームズ・J・ブラドッグについての伝記映画。

内容のわりには音楽がお上品すぎて、盛り上がりに欠けた。
とはいえ、撮影がすごく上手で、興奮した!
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アムステルダム(2022年製作の映画)

-

アムステルダム
テイラー・スウィフトがあっけなくクランクアップ!

マーゴット・ロビーはやっぱり演技うまい!

ロバート・デ・ニーロの言葉には、重みがある!

…でもなぜだろう。映画の内容が全く頭に入
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.5

ブリキの太鼓
端的に言って「生々しい」映画。
見終わった後、誰一人として共感できる人がいなかったことに気がついた。
誰かの視点で映画を見ていた、ということが全くなかった。

唯一、途中からやってきた住
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Saltburn(2023年製作の映画)

5.0

ソルトバーンとは、実際にイギリスにある地名。そこで本当にロケをしたかはわからないけれど、Googleマップで見る限りは本当に田舎町。

オックスフォード大学に入ったものの、友達ができずに悩んでいた主人
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

4.0

いわゆる「許されざる恋」の話。
結局のところ、こういう話は誰も幸せにはならない。だから、主人公たちにはどれも共感できなかった。でも、キャサリンの夫ジェフリーには、とても共感できた。

共感できないとて
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

4.5

最初は結構、支離滅裂な印象な映画。
っていうか、何がどうソフィーの選択なの?と。
なんでこんなひどいネイサンと一緒にいたがるんだろうか?って不思議だった。これがソフィーの選択なのか?って。

でも、最
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暴走機関車(1985年製作の映画)

4.5

面白かった!
猛吹雪の中の映像が、当たり前なんだけどすごくリアルでよかった。

このストーリー的には季節はいつでもいいんだけれど、
冬ってやっぱり人間にとっては厳しい壁なので無意識のうちに手に力が入る
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RONIN(1998年製作の映画)

4.5

賛否両論あるようだけれど、私はとてもおもしろかった!
街なかでの派手なアクション。雑多な人混みの中での緊迫感のあるアクション。基本的にはアクション映画。
リュック・ベッソンばりに、カーアクションが多数
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.5

久しぶりに見たけれど、記憶が改ざんされていたのか…
同じ007でも、随分ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドとは印象が違う。
っていうか、このジェームズ・ボンドはまともに仕事をする気があるんだろうか
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.0

最初、大学生の話なのかなと思ったら、まさかの高校生の話。
あんな教室がある高校ってあるんだ。

これ、わざと最初に希望を見せて、最後こうなるんだろうな~ってなんとなく思っていたら、最後の30分でまさか
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ウォール・ストリート(2010年製作の映画)

5.0

あの「ウォール街」の続編として作られた作品。
インサイダー取引で懲役刑を受けたゲッコー。彼の家族は、そのせいで散り散りになり、破滅した。というところからスタート。

今作も前作と同じく、マイケル・ダグ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.5

この話は何度かドラマ化されているけれど、何度見ても胸が苦しくなる。だって、11年もの間、好きでもないのに外国で暮らす羽目になるなんて理不尽すぎるでしょ。

基本的に悪いことばかりが起きるので、脚本の中
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

結局誰が悪魔なんだろうか?

あのミランダ編集長とて、意地悪で変なことを言っているわけではなくて、仕事だから。
ステーキを買ってこいとか、出版前の本を持ってこいとかは、たしかにパワハラの中に入るのかも
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ドーナツキング(2020年製作の映画)

4.0

この映画を見終わると、ドーナツが食べたくなる。しかも、シンプルなグレーズドが。
アメリカは日本よりもドーナツの消費量が多いけれど、とはいえ日本人もドーナツは大好き。日本にはもっとドーナツ屋が必要だと思
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

-

原作を読んでいないので、原作と比べてどうとかいうジャッジはできない。
でも原作を読んでいる人からすると、どうやらエンディングに納得がいかないらしい。

コミカルとシリアスがいいバランスで混ざるのは、さ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

ストーリーというよりも、映像を楽しむ作品だと感じた。最終的には。
まるで動く絵本を見ているかのよう。
時折、はっとするようなセリフがあったように思うのだけれど、どうにも思い出せない。。

この作品に限
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