nakaさんの映画レビュー・感想・評価

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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

高評価だったので鑑賞。ネグレクトされている少女と叔父とその恋人との共同生活を描いた人間ドラマ。三人のほっこり生活は癒される。子役が上手い。差別に対して耐え忍ぶ態度が印象的。
ただし、病室変更の要求だけ
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

高評価だったので鑑賞。事前知識がなかったので、理不尽な残虐行為に違和感を感じていたら、ナチスドイツの登場でホロコーストものだと理解。少年が納得できない差別を体験していくという意味では、知識がなくて良か>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.6

高評価なので久しぶりの再鑑賞。戦後から高度経済成長期に移行する昭和30年代の東京を描いた人情喜劇。エピソードや看板、小道具、服装、風景等、昔を懐かしむことができる。
ただし、過剰過ぎる演技と演出。吉岡
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.5

最終章はイタリアのシチリアが舞台。極悪非道のイタリアンマフィアが相手の分かりやすい勧善懲悪もの。街並みがキレイ。
ただし、主人公デンゼル・ワシントンが強すぎて緊張感に欠ける。加齢が気になる。高齢のせい
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.9

韓国の激動の現代史を生き抜いた男性とその家族を描いた作品。歴史に翻弄された人々の人生は見応えあり。重いテーマだが、ベタな笑いと心温まるストーリーのバランスが良い傑作。韓国って、南北分断、急速な経済成長>>続きを読む

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

-

幻のコンサート「THIS IS IT」のリハーサル映像。数々の名曲、生歌、ダンス、パフォーマンス全てがカッコ良い。普段見れない素顔、細部にこだわる演出は興味深い。同じ時代に生きれて感謝。
ただし、エン
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

落ちこぼれミュージシャンが名門小学校の臨時教師になりすまし、ロックを通じて子どもたちと交流するコメディ。いろんな人がロックを通じて成長していくストーリーは良い。子どもたちの演奏はカッコ良い。
ただし、
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

アフリカ・シエラレオネを舞台に、ダイヤモンドの闇取引を描いた実話に基づく社会派サスペンス。紛争ダイヤモンドやシエラレオネ内戦を世に広めた功績。重いテーマなのに高い娯楽性。ディカプリオのハマり役。先進国>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.3

高評価だったので鑑賞。視覚障害の元警察官が誘拐事件を追うサスペンス。2011年韓国映画「ブラインド」のリメイク。設定は面白い。
ただし、主人公の自己中で無責任な行動には全く共感できず。警察が無能すぎ。
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.4

「THE FINAL」を観るために鑑賞。娯楽としては充分楽しめる。小麦粉の粉塵爆発には驚き。
ただし、前作と比べて設定にギャップがなく、主人公の正体が既にわかっているだけに緊張感、意外性に欠ける。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

高評価なので鑑賞。日本発のゲーム(ドライビングシミュレーターと言うらしい)のプレイヤーがプロのレーサーになる、実話に基づくカーアクション。王道のサクセス・ストーリーにレースの迫力と緊迫感は娯楽作として>>続きを読む

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.9

N.W.Aの結成から解散、その後を描いた伝記的音楽映画。90年春からNYに滞在していたので、ただただ懐かしい。黒人ミュージシャンが搾取される構造や、仲良しメンバーが金がらみで揉めていく物語としても面白>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.6

オリジナルを観て日本版が気になったので鑑賞。90年代のコギャル、J-POP、安室奈美恵の使い方が良い。豪華な役者陣と配役は秀逸。広瀬すずのダメキャラの可愛さを上回る、池田エライザの存在感が印象的。気楽>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.0

コミュ障の若い女性と片腕が不自由な中年男性とのラブ・ストーリー。夢の中の森や小川の情景が美しい。主演女優の不思議な魅力と、何かが起きそうな緊張感が良い。
ただし、派手な展開はない。食肉処理場のグロシー
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.3

落ち武者の幽霊をアリバイ証人として法廷に引っ張り出すという設定は面白い。西田敏行、深津絵里の好演。
ただし、後半、他の幽霊を連れてくる辺りから展開に無理がある。詰め込み過ぎで長尺。「ラヂオの時間」「ザ
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ホームセンター店員が娼婦を助ける痛快アクション。わかりやすい勧善懲悪ものなので、何も考えずに気楽に楽しめる。
ただし、序盤の人柄の良い店員さんから、極悪人を撃退しにモスクワまで行っちゃう展開が飛び過ぎ
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

3.8

実際に起きた幼女暴行事件を基にした作品。自国の暗部を取り扱った製作者には敬意。家族愛、特に父親と娘の愛情、ココモンの伏線が素敵。周囲の人たちの優しさには感動。韓国映画は子役の演技が素晴らしい。そして、>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

高評価だったので鑑賞。落ち目の音楽プロデューサーと失恋した女性シンガーソングライターの交流を描いた話。キーラ・ナイトレイは美しい。NYの風景を背景にした路上の演奏シーンは良い。マルーン5の楽曲も素晴ら>>続きを読む

スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

パリの重度自閉症患者の無認可施設が舞台の、実話を基にした社会派ドラマ。障害者の演技が上手だと思ったら、当事者が配役されているよう。将来を心配する親の声、支援者の私生活の描写はリアルで良い。支援者がユダ>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

国際的ハッカー集団「アノニマス」をモデルにしたような内容の犯罪サスペンス。自国ドイツで大ヒットとか。映像、音楽、テンポの良い展開は良い。
ただし、ハッカーの手口が見せ場でもなく、主人公たちの心理や人生
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

高評価だったのですごく久しぶりに再鑑賞。韓国現代史を背景に一人の男性の20年間を描いた作品。時系列をさかのぼる手法は「メメント」より先だとか。時代に翻弄される主人公の人生は見応えあり。全体的な構成や伏>>続きを読む

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

中島監督なので鑑賞。色鮮やかな美術、衣装、映像美、ファンタジーな世界観は大好き。豪華な役者陣と実は優しい大人たちの行動も良い。
ただし、わがままな頑固爺さん、しつこくてつまらないギャグ、後半の多用すぎ
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アーティスト(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー作品賞なので鑑賞。サイレントからトーキー移行期のハリウッドが舞台の恋愛ドラマ。モノクロほぼサイレント映画。
過去にサイレント映画の名作はあるのに、なぜ今この手法なのか。内容もよくある恋愛もの
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.5

今更ながら初鑑賞。無人島サバイバル映画であり、生還後の人間ドラマ。トム・ハンクスの一人芝居演技を堪能できる。「ウィルソン」「郵便物」等、印象的なシーンはある。
ただし、どっちもつかずで中途半端。感情移
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.2

大晦日のホテルが舞台の群像劇。豪華な役者陣。多くのエピソードが絡みながらまとまっていく脚本。「自分らしさ」の前向きなテーマは良い。
ただし、途中から不自然で無理な展開。いろいろと詰め込みすぎた感じ。

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.4

2004年イラク戦争で爆発物処理をする米軍兵士たちを描いた戦争アクション。アカデミー賞受賞作なので鑑賞。ドキュメンタリーのようなリアリティと、爆弾解除シーンの緊張感が良い。
ただし、「The Hurt
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.3

「容疑者Xの献身」の次作。海底資源開発計画の説明会に招かれた物理学者の湯川が事件に巻き込まれる話。
吉高由里子は今作のようなシリアスものは似合わない。殺人の動機が弱すぎて感情移入できない。少年を巻き込
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

初見の印象が良かったのですごく久しぶりに再鑑賞。豪雨でモーテルに閉じ込められた男女が殺されていくサスペンス。キャラのある登場人物とミスリードの演出。題名、冒頭、再審理シーンでの伏線の張り方が良い。多重>>続きを読む

ハーモニー 心をつなぐ歌(2010年製作の映画)

3.1

高評価だったので鑑賞。女子刑務所の合唱団が舞台の人間ドラマ。母親の子への愛情、音楽の持つ力、家族愛には感動。
ただし、実話ベースにしては刑務所ゆる過ぎ。冤罪ならともかく、明らかな犯罪者を美化する描写に
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アンコール!!(2012年製作の映画)

3.4

気難しい頑固爺さんが、余命わずかな妻が属する合唱団を通して自分を変えていく心温まる話。老夫婦の絆、親子愛、合唱団の仲間。登場人物全てが良い人たちばかりの感動作。
ただし、王道のストーリーなので展開が読
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

高評価だったので鑑賞。低予算の映画だと思ったら、イギリスBBC製作の戯曲の映像化だそう。1912年、上流階級の晩餐会が舞台の会話劇。イギリスらしい良質なミステリー。格差社会批判、貧困層への無関心。
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.2

少子高齢化が一層進んで、75歳から死を選択できる制度が国会で成立された話。安楽死について考えさせられる。賛否分かれるが良い問題提起。倍賞千恵子の老いを隠さない自然な演技と若者の苦悩の描写が良い。
ただ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.1

パリ行きの列車内でテロを防いだアメリカ人の実話ドラマ。信仰、勇気、運命、米軍のテーマはアメリカっぽい。主要な登場人物を当事者本人が演じていたことに驚き。演技が自然で違和感はない。
ただし、事実に近づけ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.8

1984年の東ベルリンを舞台に、盗聴任務の男性の心の変遷を描く人間ドラマ。監視社会を生かした、静かな緊張感と先の読めない展開の良作。
ただし、主人公の心の変化に感情移入しづらい。共産圏の恐怖の描写は物
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.6

スポーツ物は苦手だが、大谷選手の活躍で鑑賞。メジャーリーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの苦悩と成功を描いた実話ベースの伝記。「やり返さない勇気」は名言。
ただし、事実に基づいているので派手な展開
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大好きな内田監督作品。売れない役者と伝説の殺し屋が入れ替わり、それに恋愛不器用な女性が絡むという設定が良い。香川、堺、広末をはじめとした個性豊かな役者も魅力。貧富や性格の対比、二転三転の展開と最後のオ>>続きを読む

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