『怒りのデスロード』ほどの驚きと興奮はなかったけど、それでも充分に面白い。
前作よりは面白かった。スコット・デリクソンのエピソード、POVの必要ないだろ。
ストーリーはまあ、ありきたりなんだけど、ヒロイン役のキム・ボラがずーっと同じ表情だったり、恐怖描写が全然怖くなかったりで、見てるのがキツかった。
個々のエピソードがゆるく繋がるオムニバス・スリラー。どのエピソードも殺人絡みで、ツイストは弱め。
ちゃんとしてるけど地味。もっとニューロティックな方向に振った方がわかりやすかったのでは? あと音楽鳴らしすぎ。
前作が良かったから期待してたんだけど、今作はいまいち。「To Hell and Back」がベスト。
『胸騒ぎ』と同じでそんなヒドイ場所とっとと逃げればいいいじゃんと思うんだけど、『胸騒ぎ』がイヤな状況を優柔不断に受け入れることを否定的に描いていたのに対し、こっちは男性の加害性をメインに描いてる感じ。>>続きを読む
思ったより平均値高め。『Storm Drain』『The Empty Wake』『The Subject』は好き。ブリッジ的な『Holy Hell』とラストの『Terror』は微妙。
映像作品としてYouTube以下のクオリティ。これを映画館で見せられた人は気の毒というしかない。
インディー映画らしい、型にはまらない感じで面白いんだけど、途中で物語が停滞してしまうので、もう少し短くてもいいのかなと。普通のホラーやSFを期待するとガッカリするかもしれない。
ワンアイデアすぎるだろ。しかもそれを上手く転がせてない。40分くらいでいいよ。古川琴音は頑張ってた気がする。
ディレクターズ・カットでバランスの悪さが際立つ。中だるみするし、長すぎるよ。
『ローズマリーの赤ちゃん』+地味な『エルム街の悪夢』みたいな。ヒロインが、妻になり家庭に入ることや、子供を持つことに抵抗を感じているのはわかるけど、そこまで追い詰められてるのなら同居してる恋人に一言く>>続きを読む
集大成というよりは出がらし感。工藤Dのキャラがブレてるように思えたし、これまでのシリーズにあったような新鮮な驚きがなかった。
一種のフォークホラー。驚くような展開はない。主人公のぽっちゃり少女が淡々としていながらも強い。
あ、そういう話ねと思ったら、まったくその通りだった。伏線の張り方が雑なのかな。その方が誠実なのかもしれないけど。
小規模な侵略SF。ヒロインに『ずっとお城で暮らしてる』を重ねて観てた。ストレートなサバイバルホラーかと思ったが、意外とヘンな映画だった。
元は16ミリじゃないかと思うほどのザラついた映像。ぜんぜん面白くないし、『鮮血!悪夢の卒業式』のパクリだし、そういうダメなところがキラリと光るスラッシャー映画。
そう面白くないのだけど、設定そのものはいいような気もする。ポルノではよくある夫を浮気を知った妻が仕返しとして浮気するという展開も、今ならフェミニズム的な文脈で再評価されたりするのかも。