青さんの映画レビュー・感想・評価

青

神回(2023年製作の映画)

3.6


かけ合わせた記憶があの夏のたった5分間で それは眩しいもので 大切なもので ずっと胸に抱いてきたもので

逃げ出すことに何度も挑戦して 失敗して 関係ない世界線で時間が巻き戻っていく より良い5分を
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シティーハンター(2024年製作の映画)

-


銃の扱いの手慣れ具合や役の入れ込み方に 彼の真面目さをみた すげーや

うまく現代と掛け合わせていてうお〜とおもった

個人的には香ちゃんの喋り方がかわいい〜とおもったのと 橋爪功氏 ウケた 元気で
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中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)

3.8


"あなたがくるまで わたしは恐ろしいくらい孤独だった"
ひかりのようにおもえた お互いに
響く笑い声 あの鳩のように飛んでいけたら
理解者が少なすぎた

黙ってしんでいけばいいものを 娘を愛すること
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空と白と波と母(2022年製作の映画)

-


おかーさんがいなくなってかなしいのもわかるし 思春期真っ只中 おとーさんとなんとなくギクシャクしているのもわかる
けれど つくってもらったご飯を残したり 無視するのは どうなのとおもってしまう
わた
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冬の旅(1985年製作の映画)

3.9


人間は要らない記憶が捨てられていくようにできている中で 一瞬だったり 短い期間共にしただけの彼女のことを覚えているということは どこかしら彼女の自由に惹かれていたということなのではとおもう
嫌悪だっ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2


ふたりで戦うんだって 真っ直ぐな眼でみるものだから 守らなきゃってがんばって来たのに
揺れるMommyのネックレス なくさないで

あの3人の夜が ダンスが とても眩しくて泣きたくなった

母を愛し
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誰のための日(2021年製作の映画)

3.8


どんなに険悪でも 一緒のコップでお茶を飲むのよ どこまでも姉妹なんだよな

言い過ぎだなァって お互いにおもってても 素直にごめんねが言えないから 大変よね 家族ってね

それにしてもなんであんなに
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ParkingArea(2022年製作の映画)

3.8


パーキングエリアが昔からすきだ
時間感覚が現実とずれているような気がする 真夜中なのに光っていて 誰かが居て 変に静かなあの空間がたまらなくすきだ
年々近未来的になっていて ここに出てくるトイレなん
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私の愛を疑うな(2023年製作の映画)

3.7


まわりが勝手に 関係に名前をつけんなって話ね
"いや 偏見ないんで〜〜"って言葉が一番ムカツク

朝陽ちゃん 急にキレ散らかしてどうしたの〜とおもったけど 自分に一番苛ついてたのね

ずっと一緒に居
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Here(2023年製作の映画)

4.4


とらわれたように歩く 眠る 時間感覚がずれていく 知らない道へ飛び込みたくなる
姉に漏らした疲れたという一言 空にしていく冷蔵庫 もう帰ってこないつもりなのではと ふとおもった

ルーマニア 移民
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走れない人の走り方(2023年製作の映画)

3.9


結局は自分の足なのよ 歩いていくのは 走っていくのは

あたるかもわからん占いをみて ちいさなかみさまに願う いい日になりますよーにって

あーあ 寝坊しちゃった なんでこんな 自分てだめなんだろ
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Petto(2021年製作の映画)

3.7


"めっちゃんは わたしにとって かみさまだった"

あの窮屈な感じ どこか大人を冷めた目で見てしまう感じ 自分がまだ子どもだと思い知る感じ なんでもかんでも嫌だなァとおもう毎日
そんななか 眩しい存
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3


ほんとうにいい試合だったなァ

幼少期 勝ちと負け 競い合い 助け合い みんな笑ってんだよな すべてそのままを描いてくれておりました

レイトショー ひとつのスクリーンをひとりで観ました
随所 随所
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記憶の居所(2023年製作の映画)

3.9


なんだかんだ 自分の味付けの目指すところが 母のものであることに気づく瞬間がある
ひとつのおおきな たいせつな記憶なのだと思い知る

源にいちゃんのやさしさが もう子どもの頃から出来上がっていて な
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朝をさがして(2023年製作の映画)

3.7


後輩ちゃんが酔っぱらいながら 人生を本気で変えたいんですよ でも そのやり方がわからないんです みたいな そんなセリフを言っていて ああ なんてかわいい子なのとおもった

そう 何処かしらへと流れ着
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わが母の記(2011年製作の映画)

4.0


"作家・伊上浩作はおばあちゃんにやさしい しかし息子の浩作は恨んでいる 恨みが原動力 恨みを忘れたカナリアは唄わない"
琴子ちゃんは父親を真っ直ぐにみている そして大事にしていること だいすきだとい
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勇者たちの休息(2016年製作の映画)

3.7


一癖ある撮り方なのよな
もちろん 険しい山 絶景 雪の中のツーリングの過酷さなど しっかり伝えてるんだけど もっと気の抜けたところをも映していて 笑ってしまう

痔の話とか どのパンツがいいとか サ
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7月の物語(2017年製作の映画)

4.0


1部
性格が正反対にあるような女の子ふたりが7月の湖へ
本気で怒ったり 泣いたり 可笑しいよねって笑ったり一日が終わる
最後の帰りのバスに揺られるふたりの姿に きゅんとしてしまった
このひとの撮る青
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.0


どんなに絶望しても 家族を飢えさせはしないと誓ったスカーレットは 眩かった その逞しさが輝かしかった どんなに性格がひん曲がってて嫌な女だったとしても
そして どこまでも慈悲深いメアリー 許すことを
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ほなまた明日(2024年製作の映画)

4.0


山田の人間らしさがほんとうに愛おしくてたまらなかったな やさしすぎて壊れちゃうところまで
先に別れを告げてみたり 泣きじゃくったり すきだなァとおもう反面 自分の不甲斐なさで引きこもっちゃうの 愛お
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-


幼子のすきときらいの二極の感情から "冒険"をするたび もっともっと感情が増えていって 複雑になっていって これぞ人間だなァとおもわせる 欲は人間を良くも悪くも変えていく 叡智は自分を誰かを守るため
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0


みつめる 瞳をとじる 終わらせるために瞑る
別れのまなざしを繰り返して生きている

みつめあったミゲルと"フリオ" 瞳をとじて終わる その意味

"名前なんて別に 重要ではない"
これは希望でも絶望
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0


エンドロールで流れるバグパイプがとても皮肉めいていて くるしかった
伝統とは重んじるべきものであるんだろうが ひとを殺すためのものではない

トッドの詩の叫び 聞き入ってしまった すばらしかった
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.3


女をなめんな 眩しかった

テルマが襲われたとき 自業自得じゃんって一瞬でもおもったことが恥ずかしい
被害にあった方が悪者だなんてこと あり得るわけがないんだよ 襲った犯したそいつらが悪いということ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.6


小説家生活が上手く行かず 自分でも惨めだなァとおもいながら愛人にお金を渡されて生きてたポールに 自由奔放娘のホリーが タイプライターのリボンを贈るの そこは素敵だった
ぐらっときちゃうよね それは
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.8


喜怒哀楽が歌と踊りでとにかくサイコーだよな
数え切れないほどの衣装 人々 動物 花 規模が違うぜ

身分というものが強くある国(映画創作時なら尚更)だからこそ 大きく違う人生があるのかしらんと おも
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誰が為に花は咲く(2021年製作の映画)

3.8


あの被害者ヅラすんなって 良心がさァとか言って突っかかってきた女 許せねーなとおもってはみたけど それはわたしが全くの他人だからなのかなァとおもってしまった

他人事だから 第三者だから言うけど 椿
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0


"Dad, dad…"

美しかった コットちゃんが心開いていくのも 不器用なショーンの心の開き方も アイリンの無垢な愛も全て
サンドクッキー そっと 置いてみたりして かわいい

やつれた大人が多
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.6


綺麗なようにみえて 生きてるって汚くて臭くて醜くて欲深くてって これでもかとみせられているような そんな感じ

恋とか 死への恐怖とか 生きることの執着とか
あらゆる人間の 自分たちがしあわせに生き
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

4.0


わたしが居なきゃって ずっとおもってました 欲を持たず役に立つこと そうすることが愛だとおもっていましたし わたしが存在する意味だと捉えていました

ただこの胸の中に 違和感はずっとあって たまた
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FLOWER(2022年製作の映画)

3.5


花を贈るのっていいよなーと ぼんやりおもった

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.7


なんかよくわからんが まんまるのおばーちゃんが桜吹雪を 担当の川嶋さんに渡すとき ちょびっと泣いた
心が7歳のおばーちゃんにも ちゃーんとさくらちゃんのこと わかってたのかな

"月がきれいですね"
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私たちの幸せな時間(2006年製作の映画)

3.7


赦すこと 赦すひと 赦されるひと

死んだほうが楽だっておもうことがある 別に死にたいわけじゃないんだけど 生きてても仕方ないし 申し訳ないし 赦せないし

そんな愛されたいふたりが出会ったものだか
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お願いだから、唱えてよ(2022年製作の映画)

3.5


"しんだら終わりですから"

誰かをしあわせにしないと成仏出来ないって どこから目線の条件なんだろう

苦しかった自分が一番しあわせになりたかったろうに とおもってみたけど 誰かをしあわせにすること
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9


守ってほしかった ほんとは 追いかけてほしかった しあわせな形でメリークリスマスって 家族で夜を過ごしたかっただけなのに

逃げ切れるかどうか みたいなスリリングな感じもよかったけど どこの場面でも
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Gメン(2023年製作の映画)

3.7


走ってたら ほんとに夕日になっててウケた

後半終始 尾上さん?尾上さん??だったわ なにしてても笑っちゃう
ナイフでレイナちゃんの胸露わにしたところでもうだめ ノリノリやん

田中圭ずっとキャンキ
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