ノブゴロウさんの映画レビュー・感想・評価

ノブゴロウ

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オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

2.1

1976年の作品を2006年にリメイクされたもので個人的にはリメイク作品には新たな解釈とリメイクオリジナル要素を加えて古い作品の雑な部分を丁寧に作り直して現代に蘇らせるというのを期待しているのだが、こ>>続きを読む

オーメン4(1991年製作の映画)

2.8

これまでのシリーズとは繋がりのないパラレルワールド的な作品だと聞いていたのでダミアンを女の子にしただけの焼き直し作品だとばかり思っていたらちゃんと繋がりがあって良い意味で裏切られた
『エスター』はこの
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オーメンIII 最後の闘争(1981年製作の映画)

1.5

観ていて「なんか、あまり面白くないな…」と感じた作品でも終わりまで観ると終わり方が良かったら途中面白くないと感じた部分も帳消しにされる事があるのが映画の良い所でもあるが逆に言うと最後がダメなら途中が良>>続きを読む

オーメン2/ダミアン(1978年製作の映画)

2.8

前作でダミアンは幼く自分が悪魔の子であるという認識はあるのかないのかよくわからなかったがこの作品で自分が悪魔の子であると知りショックを受けるシーンがあるので前作では自分が悪魔の子という認識はなかったと>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

2.9

令和6年6月6日という事で鑑賞
1976年の作品という事で色々と説明出来ない(しない)粗さはあるものの大筋の話は面白い
子供の頃に観た時は凄く怖かった印象だったが今観ると別に悪魔の子ダミアンが直接何か
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アビス/完全版(1993年製作の映画)

3.3

自宅で4KUHDでの鑑賞で1989年の作品とは思えないほどの高画質だが「綺麗だなぁ」と思うより画質の古さを感じずに最近の高画質映像に慣れて目が肥えてしまっている状態でも違和感なくすんなり入っていけると>>続きを読む

PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

2.8

『猿の惑星』(1968)のリメイク作品として有名だがティム・バートン監督曰わくこの作品はリメイクではなくリ・イマジネーション作品と言っているだけあって猿が人間を支配しているという基本設定以外はまったく>>続きを読む

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

物語は2670年から始まり語り部が過去(2003年)の話をする形式でシーザーの物語が始まる
その主軸のストーリーは前作『猿の惑星・征服』より12年後のお話でシーザー率いる猿軍団の人間への反乱は核戦争ま
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猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

2.3

設定自体は1作目の「どうして猿が人間に代わって支配するようになったのか?」という所に繋がるので良いのだが前作『新・猿の惑星』からたった18年という短さで猿が進化するのはどうも説得力に欠ける
また、猿の
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.6

1968年に『猿の惑星』1970年に『続・猿の惑星』
そして1971年にこの『新・猿の惑星』とかなり急ピッチで続編を作っているところからも当時のシリーズの人気が伺える
前作『続・猿の惑星』では原作者の
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.8

続編でも面白ければそれなりに話題に挙がるものだが私の周りではこの作品の評判を聞いた事がなかったので「まぁ、そうゆう事だろう」と期待せずに鑑賞
前作の主人公であるテイラーの宇宙船の軌道を辿って同じ惑星に
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.0

現在『猿の惑星/キングダム』が公開中という事でこれを機に旧5部作を一気鑑賞してみようと未開封だった『猿の惑星 コンプリート・ブルーレイBOX』を開封してみた
これまで映画ではシリーズ累計10作品も作ら
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.1

1990年代のジェリー・ブラッカイマー全盛期のような作品でストーリー展開もハラハラ具合も107分という上映時間もなにもかも丁度良い
若干展開がスピーディーであっさりし過ぎてる気もしない事もないが気軽に
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.3

雑誌LIFEの写真家W・ユージン・スミスは引退する事を決めていたが熊本県水俣市で起きている水銀中毒(水俣病)の事を知り、世界にこの現実を知らせるべく現地に乗り込み取材をするお話
主演はジョニー・デップ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.4

未見の作品はネタバレ防止の為になるべく情報は入れないようにしているが、これだけ話題作となるとネタバレは踏まなくとも嫌でも少しは評価を目にしてしまいフラットに自分の意見だけというのが難しくなるが言われて>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

2.8

映像は凄いがストーリーは真新しさはなく「多分こうなるんだろうな」という想像の通りお話が進むのであまり引き込まれない
一昔前なら主人公は白人でAI側がアメリカで敵側がアジアのアメリカご都合主義映画だった
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.4

『ジョン・ウィック』シリーズ4作目の作品でアクションを除いたストーリーだけなら1時間もかからないようなアクション重視の作品でツッコミ要素も満載だが正直もう内容とかどうでもいいくらいアクションが良い
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.6

川口市民なので一度は観てみたいと思い先日『キューポラのある街』のBlu-rayを購入したが購入前に少し『キューポラのある街』について調べていたらこの作品に辿り着いた
コチラの作品も埼玉県の川口市が舞台
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

2.8

町工場に勤務する鋳物職人である父親が突然解雇されてしまい貧乏だが成績優秀で高校進学を目指していた女子中学が貧困に悩むお話
生まれも育ちも埼玉県は川口市の私は小さな頃からこの作品の名前だけは耳にしていた
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

始まってすぐに「よくわからないけどなんか良い」と感覚で感じた
映像や音楽、セットや衣装も魅力的で演出や役者陣の演技もとても良くストーリーもなかなか深く、観てるうちに作品にどんどん引き込まれた
レーダー
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

3.8

ストーリーは王道と言った単純明快の所謂ポップコーンムービーで最初から最後まで気楽に楽しく観れる良作
チャーリー・シーン演じるリッキーがXの曲「Wild Thing」と共に登場するシーンは有名かな
そん
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

泣ける作品として挙げられていたので鑑賞してみたが個人的には少々泣かせにくる演出にあざとさを感じてしまい私の泣くツボを押す事はなかったが、映画にはよく話を面白くする為にエピソードを過剰に盛る事がよくある>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

2.5

もし観る前に「これ面白いから観て」と言われてから観たとしたら「いや、言うほどでもないけど」という感想になるし、もし観る前に「これ面白くないよ」と言われてから観たとしたら「いや、言うほどでもないけど」と>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

やっと観れた
原作はリアルタイム世代で台詞を覚える程何度も読み込んだ大好きな作品
そんな作品なので正直「アレ?あのシーンはないのか…」と思う箇所がいくつかあり観終わった後は原作の話を時間内に収める為に
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アムステルダム(2022年製作の映画)

2.1

友達関係にある医師、看護師、弁護士の3人の男女が政治陰謀事件に巻き込まれるお話

まず出演者が豪華過ぎて驚かされる
こんな豪華な俳優を集め、あらすじも面白そうで更に監督・脚本はデヴィッド・O・ラッセル
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

実写シリーズ三作目の作品で嬴政の幼少期の趙国から秦国への脱出劇「紫夏編」と秦国が領土拡大の為に韓に侵攻している隙を狙い攻めてきた趙との戦いに王騎将軍を総大将に任命し立ち向かう「馬陽の戦い」のお話

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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

2.8

ホラー映画では人形が人を襲うシチュエーションはよくあるが観ていて「そもそもそんな不気味な人形をなんで買うねん」とツッコミたくなる程の不気味さがあるが不気味にしないと怖さがなくなってしまう事がこの作品で>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.5

前情報を殆ど何も得ずに鑑賞したが観ていても状況説明される事もなく劇中の会話で「二人は父娘なのね」「休暇でバカンスに来てるのね」「離婚しているから二人は普段は離れて暮らしているのね」と少しずつ理解してい>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

3.6

ひき逃げによる過失致死で2年6か月の刑期を終えて出所するも家族から煙たがられる男がひき逃げ事故の被害者である家族の元へ訪れると被害者の息子夫婦が引っ越している所でそこで置いていかれる脳性麻痺の妹と出会>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

トランスフォーマーシリーズ7作目の作品だが時代設定は1994年で『バンブルビー』の続編でシリーズの前日譚という位置付けだが特にシリーズとの繋がりはなく、ただの焼き増し感が強い
地球の危機を救おうとする
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ドラゴン/ブルース・リー物語(1993年製作の映画)

2.7

ブルース・リーの伝記映画
主演のジェイソン・スコット・リーはブルース・リーに比べ少し大柄だがブルース・リーのイメージを崩す事のない身体作りやアクションの動きは良かったと思う
ストーリーは「スターダムに
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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

2.9

急逝によりお蔵入りとなってしまうハズのクライマックスのアクション・シーンを活かす為に代役を立て追加撮影などをして完成させた作品
正直、当時の技術ではなかなか無理があり代役もしばしば「ん?誰?」と感じて
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.3

この作品がブルース・リー主演作で一番有名なのかな?
映画は知らなくてもメイン・テーマ曲は知っている人も多いだろうし「考えるな、感じろ(Don't Think. Feel!)」という台詞も有名。
世代的
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

【#辰年なので李小龍祭り】と称してブルース・リー作品を鑑賞して3作目だがどんどんブルース・リーの魅力にハマっていく
今回はローマで店を出すも地上げ屋に脅されブルース・リー演じるトン・ロンが依頼を受けお
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.1

師匠の死がどうしても受け入れられない愛弟子が実は師匠は毒殺されたと知り復讐するお話でブルース・リー主演の2作目の作品。
敵役が日本人という事で日本人が凄く嫌な奴に描かれており日本人からするとあまり良い
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

2.7

ブルース・リーがアメリカから香港に凱旋し、主演した1作目の作品
1971年の作品なので今観ると大雑把過ぎる作りに少し笑ってしまうかもしれないがブルース・リーの魅力は感じれる作品で当時、彼に夢中になるの
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