圧巻の前日譚。
特に映画史を更新する奇跡的な15分間のノンストップカーアクションに痺れました。アニャ・テイラー=ジョイの目の演技に釘付けになる。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を続けて観た>>続きを読む
個人的には前章の方が好みの鑑賞後感となりました。
「猿の惑星」らしい世界観で期待以上に楽しめました。
前章のシーザーの時代から300年後の時代設定が効いた物語り展開と最新のモーション・キャプチャーによる主人公ノア、独裁者プロキシマス・シーザー、オラ>>続きを読む
ポーランドとベラルーシの国境間での難民流入の現実をアグニエシュカ・ホランド監督がポーランドから世界に告発した執念の作品。
寒い森を放浪する難民家族の絶望感に胸が痛む。死と隣り合わせの彼らに対して醜い>>続きを読む
本作で描かれる家族をメタファーに「あの家族を批判できますか?」と私自身の関心領域を問う、無関心について深く考えさせられた作品。
アカデミー賞で音響賞を受賞した、その音による演出がオープニングからエン>>続きを読む
草彅剛さん演じる侍が粋で、人情時代劇として最高に面白いエンタメ作品でした。
「孤狼の血」の白石和彌監督とスタッフによる時代劇構築が素晴らしく世界観に没入。緊張感ある殺陣のシーンでは手に汗握り、緊張と>>続きを読む
石原さとみさんの演技に引き込まれ、感情を揺さぶられた119分。
吉田恵輔監督と石原さんの見事なタッグ作で、大切な人を失ったその演技に今年1番泣かされた作品となりました。脇を固める夫役の青木崇高さん、>>続きを読む
昨年劇場公開を見逃した作品をWOWOWで録画鑑賞。キービジュアルから暗い映画を想像していましたが、愛と希望とお笑いが詰まった作品で元気を貰いました。
阪本順治監督のオリジナ脚本がお見事でセリフの数々>>続きを読む
いまだロングラン上映中の「PERFECT DAYS」のビム・ベンダース監督の1984年作品。カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した代表作を「午前十時の映画祭14」にて再鑑賞しました。
■ネタバレあり>>続きを読む
藤井道人監督が贈るラブストーリー。18歳と36歳を自然に演じ分けるジミー役のシュー・グァンハンに物語りが進むにつれ共感し、切ない余韻を感じる鑑賞後感となりました。今村圭佑 撮影監督による台湾と日本の地>>続きを読む
「マッドマックス フュリオサ」公開前に配信で再鑑賞、初公開は2015年。ほんとはデッカいスクリーンで再会したかったけれど、配信でも一気にあの世紀末の世界観に引きづり込まれました。ジョージ・ミラー監督>>続きを読む
WOWOWの松田優作特集を録画鑑賞。崔洋一監督の遺作となったドキュメンタリー作品。
桃井かおりさんや水谷豊さんらが崔洋一監督に語る優作さんとの思い出話しに1970年代、80年代にタイムスリップした感>>続きを読む
笑って泣ける 心温まる良作に元気貰いました!!
江口のりこさんと中条あやみさんのダブル主演を笑福亭鶴瓶さんら関西出身の俳優・芸人が がっちり脇を支えて見事な出来映え。監督・原案・企画の中村和宏さんの>>続きを読む
世界的に評価される濱口竜介監督の最新作。
秀悦なタイトル。観客の思惑を外し続ける展開。濱口監督らしい会話劇の愉しさ。鑑賞後も各シーンの意味について何度も考えを巡らす余韻。そんな映画的快感にたっぷり浸>>続きを読む
東出昌大さんには「福田村事件」での野生味溢れる船頭の役で興味を持ち、出演作を追いかけたい俳優のひとりです。そんな彼の人生に迫る異色ドキュメンタリーをスクリーン鑑賞しました。
2020年の不倫報道に発>>続きを読む
野菜や果物を育てながら半自給生活をする90歳と87歳のご夫婦のドキュメンタリー作品。ナレーションを樹木希林さんが担当し2017年キネマ旬報文化映画第1位を獲得した作品。
妻に薦められてアンコール上映>>続きを読む
前世と現世と来世をテーマにした素敵な物語とNYなどの素晴らしい撮影に出逢えた作品となりました。韓国で言う「イニョン」(運命や縁)をキーにしたロマンチックな物語。
韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン監督の>>続きを読む
小路紘史監督のノアールな世界観を堪能する1時間48分となりました。こういう作品に出会うと嬉しくなります。
緊張感あるシーンでの汚い言葉でのやり合いが最高。スクリーンに写し出される役者達の熱量が余韻と>>続きを読む
日本を代表する脚本家で去年11月に89歳で亡くなった山田太一さんが1987年に発表した小説「異人たちとの夏」をロンドンを舞台にアンドリュー・ヘイ監督が映画化。
ジェイミー・D・ラムジーによる幻影的な>>続きを読む
■2024年4月24日 キャナルシティ13
ノーラン監督の長編第2作をスクリーンで初鑑賞できた喜び、Filmarksリバイバル上映に感謝です。
カラーパートで物語の時系列を逆行させるだけでなく途中途>>続きを読む
第95回(2022年度)アカデミー長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品。真田広之主演、プロデュースの「SHOGUN 将軍」を観るためDisney+に加入したところ、以前から観たかった火山学者夫妻を追っ>>続きを読む
「午前十時の映画祭14」にて1989年の初公開以来の劇場鑑賞となりました。
毎回オープニングから冒険活劇の世界に導いてくれるシリーズですが、3作目ではリヴァー・フェニックスが青年期インディーを演じ、>>続きを読む
予備知識なしの鑑賞で、その実話ベースの物語りに驚きました。ショーン・ダーキン監督による厳格な父と息子の関係を深く描いた秀作。
プロレスラーの肉体を創り上げただけでなく、その内面も演じ切った次男役のザ>>続きを読む
今回のリバイバル上映で初鑑賞。天才監督の初監督作品らしくノーランのすべての原型が既に体現されていることに驚く。
監督の特徴である時間軸のシャッフルが心地よく観る側の想像力を刺激する70分。ラストまで>>続きを読む
「午前十時の映画祭14」にて初公開以来の40年振りにスクリーン鑑賞できました。「レイダーズ」とも一味違ったグロテスクでダークな雰囲気の「インディ・ジョーンズ」シリーズ第2弾。
冒頭の上海での「Any>>続きを読む
WOWOWの松田優作 生誕75周年特集にて初鑑賞。
あのクドカンが傑作「家族ゲーム」の名シーン「最後の晩餐」について語るインタビューシーンがあり驚いた。2人の息子である松田龍平と松田翔太へのインタビ>>続きを読む
映画に愛された男クエンティン・タランティーノ監督の過去作を振り返るドキュメンタリー作品。WOWOW録画鑑賞。
本人が出演してないのは残念ですが、スタッフやキャストの貴重なインタビューで多くの仲間がそ>>続きを読む
Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて再鑑賞しました。1980年代の宮﨑アニメをスクリーンで堪能する素敵な時間となりました。
現代映画の探究者クリストファー・ノーラン監督がその代名詞であるIMAX撮影と入り組んだ時系列のストーリーに加え、カラーシーン(主観シーン)とモノクロシーン(客観シーン)を併用し「原爆の父」オッペンハイ>>続きを読む
中洲大洋のさよなら興行。その千秋楽の最終回上映で鑑賞しました。チケットはオンライン販売開始30分程で即完売しただけでなく最終日2024年3月30日(日)の1日上映分の全てのチケットが完売した様です。特>>続きを読む
中洲大洋のさよなら興行の千秋楽の最終上映回「チャップリンの黄金狂時代」と同時上映された22分の短編
1922年製作の短編コメディを1946年開業の映画館で満員の観客と笑いながら共有できる幸せを感じ>>続きを読む
岡田将生さんのサイコパス役が観たく上映最終日のレイトショーで鑑賞。物語りが二転三転するクライムサスペンスとして楽しめました。岡田さんの演技も堪能。スクリーンに広がる柳島克己さんによる沖縄の海の撮影も印>>続きを読む
原作未読での鑑賞でしたが、世紀末の世界観と高校生の日常の対比を楽しく鑑賞しました。ストーリーが大きく動いたラストシーンからどのような展開となるのか5月の後章公開が楽しみです。
浅野いにお原作・黒川智>>続きを読む
昨日劇場で観たインターナショナル版より50分程長い173分版を見比べたいと思い、配信で初鑑賞しました。
最終章の印象がかなり変わるシーンが追加されており驚きました。個人的にはノスタルジーな余韻をより>>続きを読む
戦後の焼け野原の時代に「博多の人たちを娯楽で明るくしたい」と開業した映画館「中洲大洋」。その78年間の長い歴史に幕を閉じる、さよなら興行にて再鑑賞しました。
エンニオ・モリコーネの哀愁漂う不朽の名曲>>続きを読む
フランスの法廷劇という舞台設定が新鮮で、その中で描かれる夫婦についての物語りが凄く面白い作品でした。息子ダニエル君の描き方が上手く、作品後半は彼に感情移入して余韻残る鑑賞後感となりました。あと、パルム>>続きを読む