めるさんの映画レビュー・感想・評価

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ハンコック(2008年製作の映画)

2.9

え?どゆこと?なんなん、この映画w
で始まるんだけど、意外にも良さげなヒューマンドラマとして話が進んでいく。ただ全体的にはテンション暗めだったのと、時代のせいかB級感。

銃弾を手で払い除けるシーンは
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.0

ロバート・デ・ニーロ月間に観てた3本目。なぜこれを選んだ、過去の自分(笑)
デニーロは昔の映画では怖い印象があるけど、今は優しくて面白い明るい印象の役が多いよね。どっちも本物でどっち好き。

ロバート
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

ポップでかわいいポスターに惹かれて鑑賞💖☀️🏝️
でも、なかなかハードなタイムループもので!?

アメリカの乾燥地帯に行きたくて観てみたら、いい感じにバカンス気分に浸れて良かった👍

サラの妹が華やか
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天城越え(1983年製作の映画)

3.5

「咲いた咲いたのハナ」

田中裕子が美しすぎて…苦しい…
アレやコレややり過ぎだけど見てしまう……

日本美女No.1を挙げるなら時代を超えて田中裕子だとずっと思ってるんだけど、『天城越え』は凄まじか
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

最後の手紙があっただけでも。
私たちには手紙がどんな内容だったのか分からないけど、シイノが笑みを溢していたからふたりがこれまで話してきたような他愛もない内容だったのかも。

幸せになれると思えたら、大
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パレード(2024年製作の映画)

3.7

今、私の中でもブレイクしている藤井道人監督の新作がNetflix映画として公開🎬📽

死にまつわるテーマだけど重くなりすぎず優しいヒューマンドラマに仕上がっていました。

想いを残した人が死を受れ入れ
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ドラえもん のび太と銀河超特急(1996年製作の映画)

3.5

「のび太って映画になると急にかっこいいこと言うんだから」
スネ夫のメタ発言ww

危機的状況も冒険として楽しめるのび太の考え方は好きだな〜。それでみんなの意識もポジティブに持っていっているのがいい。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.1

京都・貴船川沿いで巻き起こる2分間のタイムループ。
私のお気に入りヨーロッパ企画では定番のタイムループ映画。上田誠さんの脚本は間違いなくおもしろい。

タイムループ映画の中では素敵な舞台も含めて結構お
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.6

あらすじではコメディにもなりそうなのに、いい意味で他の人達と何ら変わりのないヒューマンドラマでした。

主人公を愛した女性が過去を振り返る構成は『タイタニック』に似ている。

お爺さんの頃から波乱万丈
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

話題の映画。
こういう福祉関連のヒューマンドラマは気軽に観られないから敬遠していたけど、これは観やすい作品だった。

同情されて嫌だなって思う気持ちは相手には理解されにくい。
自然体に接してもらって嬉
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ヨコハマBJブルース(1981年製作の映画)

3.3

ただただ松田優作を拝見したくて鑑賞。
自分で自分をプロデュースしていただけあってその欲は満たされました。

長髪でお髭の松田優作もカッコよかった〜。

「あんたの声好きだよ」
ときどきナレーションのよ
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.1

還暦ってマジか…
全っ然見えないんだけど。

相手を見て瞬時に作戦を練られる頭脳はシャーロック・ホームズみたい。
作戦を遂行するときは100m走のように一気に走り抜ける。殺し方はなかなか残酷だけど無駄
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太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

3.4

小悪魔的な美しさを放つレオナルド・ディカプリオ────

レオ様の最も美しい瞬間を切り取ったと言われるだけあって、息を呑む透明感。
身長と身体の線の細さが絶妙で、まさに少年と青年の狭間というかんじ。
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

『男はつらいよ』の第1作ではまだ20代だった倍賞千恵子もおばあちゃんに。

少子高齢化社会の加速により若者による高齢者の殺人が増えた日本で、75歳以上から安楽死を選択できる制度「PLAN 75」が施行
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フィリピンパブ嬢の社会学(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

私の地元〈愛知県春日井市〉のご当地映画🌸🌵

ご当地映画といえどしっかりフィリピンロケもしていて、ひとつひとつが丁寧に作られていて良かった。
タイトルは社会学だけど堅苦しくなくて、純粋なラブストーリー
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

切っても切っても生えてくるとかげの尻尾みたいな映画。
思っていたのと全然違ってビックリした。
クライムサスペンス…コメディ?

警察官としてあるまじき行為しかなくて、途中から警察官だってこと忘れてた。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.3

どんなチョコレートが好き?

『チャーリーとチョコレート工場』との繋がりはないという事前情報を得てから鑑賞。
シャラメ版は魔法が当たり前にある世界なのかファンタジー成分90%くらいあった。
だから、チ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

役所広司の凄味。
ドスの効いた声。迫力のある顔。

ヤクザ映画に欠かせない存在みたいになっているピエール瀧。
あと、前々から思っていたけど広島弁を喋る女の子はもれなくかわいい。

『日本で一番悪い奴ら
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.2

これを観ただけで膨大なエネルギーを消費した気がするわーーー…

エネルギーを出し切ったのは綾野剛の方だけど。全身全霊をかけて体当たりしていて熱量が凄かった。
どんな人にもなれる綾野剛。あまりのカメレオ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

「世界で一番うまい牛は?」
「神戸牛?」

神戸ヴィーガン……笑

大学生のときに一人旅で高級神戸牛の店に間違えて入っちゃって、1か月分のバイト代がたった1枚の神戸牛で消えたことを思い出した。
お店の
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それから(1985年製作の映画)

3.1

松田優作と小林薫と笠智衆という渋さ満点のキャスティング。それだけで観る価値ある。
しかも監督は『家族ゲーム』の森田芳光。
そして原作は夏目漱石。

ストーリーは至ってシンプル。
不倫の話。
三千代を放
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影裏(2020年製作の映画)

3.8

影裏とは。

描写の一つ一つから作品の伝えたいことをじっくり考えられる映画で私の好みに合っていました。
顔のアップが多用されているから、わずかな表情の変化を見逃すまいと凝視してしまう。
ざくろの実の食
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

「なんでヤクザやってるの?」

綾野剛のもう一人のヤクザ役。
ヤクザを美化せずに闇の部分を生々しく描いていて、ドキュメンタリーを見ているようなリアリティーがあった。
賢治という一人の人間でありながら3
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.7

マ・ドンソクがいれば大丈夫。
圧倒的安心感。
結婚したい男No.1
先輩、どこまでも着いていきます!

主人公がマ・ドンソクと出会い共に闘うことによって成長する過程が良かった。
マ・ドンソクなら感染し
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.3

マ・ドンソクvsソン・ソック

ふたりとも熱気と汗でベタベタだけど、それがかっこよかった〜!

ソン・ソックはミステリアスで頭の良さそうな役をさせたら天才。善人の面ではないんだけど、これがたまらんのよ
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.0

マ・ドンソク10人くらいほしいな。
映画、秒で終わるだろうけど。

韓国警察vs中国マフィアvs韓国ヤクザ(2組)のおはなし。
こういうヤクザ映画で困るのが誰がどこに所属しているのか子分たちになると途
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.1

「ハトです👐」

月曜日を繰り返す映画だと思ってたーっ!
同じ一週間を繰り返す映画だった!

1人ずつ上に伝えていくスタイルがジャパニーズ特有の効率の悪さで苦笑い。
タイムループものはたくさんあるけど
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.1

「迷惑もハローワークもあるかボケェ!」

関西vs関東×韓国
前に大友が張さんの協力で韓国に逃亡していたけど、ついに陰ながらも全面的に出てきて静かにフィナーレを迎えた今作。

愛知県民としてはセントレ
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

生き残っているメンバーたちの名前を忘れないうちにビヨンドも鑑賞。
"ビヨンド"っていうか"リベンジ"だった!

登場人物や暴力団同士の関係が分かっているからか、前作より物語が分かりやすくて面白かった。
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.2

「〜、コノヤロゥ」
「〜、バカヤロゥ」
みんなめっちゃ癖の強い喋り方しますやん(笑)

北野武(ビートたけし)の映画はこれが初めてかな。これは渋め地味め静かめのスタイリッシュな一本だった。他の映画はど
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

「カラオケ行こ!」

大好きな和山やまさんの漫画が映画化!
単刀直入に言うと、原作を知らない人も原作が大好きな人も映画館行こ!

実写の狂児は雰囲気違うな〜と思っていたけど、そんなもん全部吹き飛びます
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男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)

4.5

「あたし、寅さん好きよ!」

こんなこと言われたらもっと好きになっちゃうじゃんね〜〜!!
大原麗子は見た目だけじゃなくて声色も魅力的で女でも虜になる…
小さい矢をハートに何本も飛ばしてくる無自覚小悪魔
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西洋ワサビ(2020年製作の映画)

-

ループものだけど、何人も自分がいるみたいな感覚になった。

原題は理解できたけど邦題は理解できなかった(笑)

短編映画は解決せずに終わりがち🍎

男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976年製作の映画)

4.0

「あのときは俺も若かったから」

渥美清のアドリブ(?)と言われるシーン。
思わず吹き出す博と怒っているのに笑いながら台詞を言っちゃうおいちゃんが好き(笑)
渥美清はリハーサルのときのアドリブがすっっ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

オープニングで風の流れに身を任せて舞う羽がエンディングで再び飛び立つ演出が印象的。
この羽はフォレスト・ガンプでありフォレスト・ガンプの人生のよう。

フォレスト・ガンプはただそのときやりたいことをや
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白蛇:縁起(2019年製作の映画)

3.6

日本の『白蛇伝』を観たいんだけど手段がないので、羅小黒戦記を観てからずっと気になっていた『白蛇:縁起』を鑑賞。
民話「白蛇伝」をベースに舞台を3時代に広げた三部作だそうです。今作はどうやら前日譚らしい
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