orixケンさんの映画レビュー・感想・評価

orixケン

orixケン

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

陰鬱な景色と天候の島で静かで愚かな戦争が親友だった2人の間で起こる。間抜けの象徴と言われるロバも呆れてるカットが印象的
そのロバがきっかけとなりある出来事が
悲しいけど離れられない土地にしがみつかなけ
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

youtuberの人間性というよりそういうyoutuberを多くの人間が歓迎しているということへの今の日本社会への批判として良かった
イジメっぽいこととか過激な撮影で怪我とか死亡事故とか昔はテレビでや
>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.4

孤児をさらってきて違う孤児院にかえしたとかあるいは孤児院経営して孤児で実験してたとかならともかく子供行方不明は見つかりませんでしたではすまんような気もした
幼児でもなく自分の名前も住所までわかりそうな
>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.2

ポンコツ家族がポンコツ車で娘のミスコン出場のため1000キロ以上の旅に出るロードムービー
最初の6人集まったところで緊張感みなぎるしそれぞれ欠点だらけ
オリーブと母除く
旅の途中に全員更にどん底になっ
>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.8

シーザー立派になったね
人間にも猿にも愚かなものが存在する
というか知能発達したために猿のなかでも愚かな発想を持つものが出たということか
皮肉な映画だった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.7

ゴッドに代わり途中から観察者になっていく観衆
ピュアなままに女性となり哲学や現実主義を学びながらそして娼婦になっていくベルを観察者として見ていく
最後山羊のカットでこちらもなんとなく笑いが出てしまった
>>続きを読む

むこうぶち3 高レート裏麻雀列伝 裏プロ(2008年製作の映画)

3.5

勧善懲悪でカイが変わりに復讐
カイにそのつもりがあるかどうかは知らないが
高田延彦最後に的外れなこと言う役回りだったな

むこうぶち2 高レート裏麻雀列伝 鬼の棲む荒野(2007年製作の映画)

3.8

ビジネスでも麻雀でも相手の心を読み切りカモを引っ掛けることばかり考えていた加瀬
むこうぶちと持ち金全部をかけて麻雀に挑む

難波金融伝 ミナミの帝王 No.2 計画倒産(1992年製作の映画)

3.5

びっくりするぐらい大阪弁が下手だし手口も荒いので洗練された頭脳ゲームにはほど遠い
だけど勢い感じたし暇つぶしにちょうどいいシリーズ

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.6

ヒロインがまたひとりで戻ることもないだろうにとか突っ込みどころ多いけど男は言い訳ばっかりしていてレイプもやってるんだろうクズなのがわかったりいろいろラストに向けて面白くはあった
警察でもアンタッチャブ
>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.5

昔リコール隠し実際にあった事件背景になってるんだろう
フィクションだけど本当に被害者以外に苦しめられた加害者とされた会社もあったろうしそのあたりの苦悩などが描かれていた

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

本筋よりもプレッシャーで潰れていくほうが怖かった
本筋のほうは詐欺師と支店長もどうどうと会うなよそんなのありえかなと

雀魔アカギ(1997年製作の映画)

3.9

原作にないラストまで含めてよかった
なぜリャンピンなのかの説明の仕方の演技付けや演技も良い
いい俳優も脇で使ってるのもいい

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.9

くだらない
でもくだらないこと最後まで真面目にやってくれてたら途中から俄然面白くなってきた
途中から同居人増えていくところとか面白かったしマジメな顔してフラッシュモブも笑えた

刑務所の中(2002年製作の映画)

3.9

映画の中の話題の半分が食べること
実際もそうなのかもしれない
特別何があるわけでもないけどずっと見てられるのは孤独のグルメみたいなところはある

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.4

映画版にしてはこの頃はスケール小さい
意外な犯人置いているのはいいけど別に被害者の持ち物持ってるなら麻雀稗やエレベーターのヒントとか置く必要もないようなというか必然性を感じさせるようにしてほしかった

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.3

報道被害者のドキュメンタリーでマスコミをも追及しようとするが自分自身も真実をコントロールして都合の良いように持って行こうとするのが皮肉だったがその事への静かな葛藤を上手く主演女優が演じてた
父親危険っ
>>続きを読む

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

3.4

ドラマよりだいぶ落ちるな
主人公含めて感情移入できる人間いないし行動も理解できない
警察内部の派閥闘争も今一つ面白くも緊張感もない
ただやっぱり竹内結子はいい女優だなとおもう

変態村(2004年製作の映画)

3.5

女性がいない村
男を監禁して死んだ嫁として扱う
犬がいなくなった男も犬探すより恋人探してるようであり気持ち悪さ凄まじい
女性いない村で男がどうなるかというストーリーなんだろうけど登場人物全員気持ち悪か
>>続きを読む

ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

3.7

緊急医療背景に院内の派閥闘争やら面白かったけど前作と比較したらミステリー度は下がってたか
一番残念なのはコンビでの動き少なかったことか
ただ前作比較しなければ十分面白い

カリスマ~国葬・拳銃・宗教~(2023年製作の映画)

3.5

今ひとつなにを求めているのか何を著したいのかわからなかった
犯罪者が普通であったり宗教の人が普通に暮らしているのは良くあることだし
そこを突き抜けて前半の国葬に来ていた一般人やエキストラの人との違いも
>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

4.1

取材で否定やごまかし恫喝した後にすぐ次のカットで謝罪記者会見などカットのテンポもよく面白い
税金を食い物にする議員とそれを守るサークルが狂ってる
でも一番コミカルだったのはそれを責めていた木下議員がヤ
>>続きを読む

ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

3.9

凄く興味深かったけど誰が公開を許可したんだろう
取り調べで弁護士つかないのはまさか犯人特定されて最後自供取られるものだと思わず希望しなかったのか
作り物でない取り調べの様子が見られて面白かった

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

気持ち悪いのが全員いなくなって良かった
あいつは生かしといて良かった

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

原作のエッセンス詰め込んでうまく映像化してる

蛇の道(1998年製作の映画)

3.5

突っ込みどころはあるしなんか全体通してぎくしゃくした感じなんだけど2重の復讐にはなってるし新島の動機の説明はできてるし意外なラストまで面白かった
最後の遺体並んだところとか同じ商売してたのが気持ち悪い
>>続きを読む

交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

3.5

わきに名優が多かったし鉄道広報のキャラも良くそこそこ見れたけど動機不明なのは痛い
彼をターゲットにここまでする?日本や海外の要人ならわかるけど
それと1-2回目で死人も出なくて緊迫感が更に欠ける

何も見なくていい(2015年製作の映画)

3.9

何も見ないようにしていたらゴミ箱にされてしまうということなのか
そのうち戻そうとしても戻ることもできなくされる
面の顔が吐きだすものが精子のようでそれも気持ち悪かった
しかし労作だ
素晴らしい

恋する極道(2015年製作の映画)

3.3

振り付けダサい
もうちょっと踊りのシーンしっかりやったほうが引き締まったかも
最後は面白かった

健太郎さん(2019年製作の映画)

3.8

憑依した自分の娘に導かれたということ?
あるいは娘に見えたので告発でなく同居を申し出た?
そもそも幽霊なのか

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.6

戦争なので悲劇もあるけど何か少しパンチが足りない
ムチャな要求も実際そこまでムチャでもないだろうし
脚本家と老俳優の両方のサイドから描いてたのは良かったが
もう少しストーリーに捻りほしかったな

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.0

いろんなことに興味を寄せて話したくないことを持ってる人へも懐に入っていくのはプロの取材者だな。でも同じ戦争被害者として心を通わせて行く経過がうまく描けてた
占領時あれほど暗く映ってた島がラストの綺麗な
>>続きを読む

裁き(2014年製作の映画)

3.8

娯楽要素なし実録風
政府が自殺者を装って思想良くないと考える歌手を拘束裁判に
インドの実情も見えて途中まで興味深く見てたけど最後判事の夏休みで終わるとは
まさかの展開
これもおもしろいと言えばおもしろ
>>続きを読む

>|