karmapoliceさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

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ネバーランド(2004年製作の映画)

3.9

劇作家ジェームズ・バリの「ピーターパン」誕生までの秘話。最初は短髪で髭のない爽やかなジョニー・デップに少し違和感があったが、物語が進むにつれてやはり彼らしい役どころだなと思ったり(笑)森や木々の緑を基>>続きを読む

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.2

ヘイリー・スタインフェルドの独特の魅力に惹かれて観た感じだろうか。後はコーエン兄弟らしいロードムービーとしてボチボチと楽しめる作品。少し異色の西部劇なのかと思ったがジョン・ウェイン主演の「勇気ある追跡>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.5

小津安二郎監督の遺作。タイトルに合わせて秋に観てみたがいつも通りの小津作品だった。似たようなテーマで同じようなキャスティングだが少しずつ違うニュアンスを味わうのが通の観方なのかも知れない。特に孤独と老>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.2

世界初の性転換手術を受けた人物の実話ベース。オカマの心理には興味がないと思いつつもジャケットの奇妙な画に惹かれて観たが良かった。風景や美術・衣装など絵画のような映像と主役二人の繊細で奇妙な心理描写が楽>>続きを読む

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

3.7

少し前にディカプリオ版を観たので比較がし易かった。ロバート・レッドフォードは若くて男前だがギャツビーの役柄にはディカプリオの方が合っていたように思う。ただ美術や衣装などの演出が本作の方が小説の世界を上>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

良さを見つける為もあり続けて二度も鑑賞してしまった(笑)あの公園の屋根の付いたベンチで緑に囲まれて雨宿りするシーンは凄く魅力的な画だと思う。何でもないような緑と雨の画が凄く細かく美しく描かれていて感動>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.0

ジャケットとタイトルはかなり昔からしっていたが内容は知らなかったという・・・。ダンスフロアで輝く姿とその背景にある青春を描いているが、かなり暗くて重たい社会風刺の入ったドラマ。私的には軽くて明るい爽快>>続きを読む

ピクセル(2015年製作の映画)

2.2

映像的には凄くポップで観易い作品。ストーリーは二の次といった感じで、ゲームを中心に80年代カルトなネタをどんどん繰り出して凝った演出のようだがあまりついていけなかった。知らないゲームキャラも多い中ドン>>続きを読む

リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003年製作の映画)

2.7

冒険家アランを主人公に透明人間、吸血鬼、ネモ船長、トム・ソーヤ、超人ハルク、ジキルとハイドなどの時空を超えた?キャラクターたちが活躍するアドベンチャーアクション。アラン・ムーアのコミックを原作(元ネタ>>続きを読む

マスク・オブ・ゾロ(1998年製作の映画)

3.8

1821年メキシコ領のカリフォルニアでの黒マスクの英雄「ゾロ」を中心とした冒険譚。アントニオ・バンデラスにキャサリン・ゼタ・ジョーンズそしてアンソニー・ホプキンスの3人のハマりにハマった役柄が気持ちが>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

レザボアドッグスを彷彿とさせるタイプだと評判だったので期待して観たが、私的にけっこう好きなタイプのタランティーノ作品だったと思う。ただかなり長く感じたしテンポがウダウダとしたノリ(ムード作りの一環でも>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

再鑑賞。凄くお洒落に60年代の舞台を再現しつつも新しい独特の世界観で、オリジナルとは違う(それ以上の?!)魅力があると思う。斬新な面白映像も満載だ。しかし目眩くスリルを感じる事は少ないし、作品として弾>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.6

子供たちの失踪事件をダークでヘビーで狂気な世界で描かれている。ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの好演と、ロジャー・ディーキンス撮影監督のハイセンスな映像によりグロテスクなシーンすら上質に感>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.1

全編に張り巡らされた独特の緊張感と臨場感のある映像で惹かれる感じだろうか。リアリティ重視だろうと思っていたがそうでもなく、人物の心理描写を深く描いていくタイプでもない気がした。ただ観る者の心境を不安に>>続きを読む

ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.3

予想以上の観応えに茫然。かなり深いので読み切れていないかも知れないが、ダークでグロテスクでクールに描かれる1930年代アメリカの映像美に浸るだけでも十分楽しめる。アメコミを深く辿るとイギリスっぽいのが>>続きを読む

ロボコップ(2014年製作の映画)

3.0

まあまあ楽しめたと思う。主人公のシリアスな人間ドラマが家族との関係や博士との関係など描かれていていいと思う。キレた悪役ではないゲイリー・オールドマンの演技(かなり素敵笑)とマイケル・キートンがドラマ全>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.6

久しぶりの再鑑賞。けっこう鬱陶しいどちらかというと悪夢のシーンの連続なのに、何故か強く惹きつけられてしまっている。クリストファー・ノーランの術中にハメられる心地良さ。また観たいと思う。

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

2.0

序盤のガレージで仕事して起業していく辺りまでは少しワクワクしたが・・・・・。スティーブ・ジョブズの人物像を深く描いて欲しかった。ドラマとしてもその後の方がさらに気になるところで終わっているような気もす>>続きを読む

ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

2.8

劇中の時間と上映時間が同時に進むタイプ。リアルタイムで90分のタイムリミットで知事の暗殺をさせられるというサスペンス。あんなに親切で気のまわる靴磨きのオジサンはいないだろうと思いつつ、他にも突っ込みど>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

久しぶりの再鑑賞。おそらく2度目だが内容は大体覚えていた。戦争で心に深い傷を負った帰還兵のトラビスはタクシードライバー。鬱屈した世界の混沌と狂気をスコセッシ流の独特の演出で見事に表現している。世界的に>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.0

久しぶりの再鑑賞。楽しさは天使と悪魔に劣るかも知れない。あと天使と悪魔が原作とは少し違ったエンタメ化に成功しているのに対して、こちらは小説で読む方が面白い気もする。それでもこの世界観が好きだし映像で観>>続きを読む

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.1

1976年全盛期のF1を舞台に繰り広げる、情熱的なジェームス・ハントと頭脳派のニキ・ラウダの二人の天才ドライバーの物語。当時のマシンを忠実に再現したというカーレースのシーンのみならず、レースの舞台裏の>>続きを読む

X-ミッション(2015年製作の映画)

2.8

CG無しでエクストリームスポーツのアクションシーンを観せていく作品。この作品でしか観れないような驚愕の映像が多々楽しめるだけでもなかなかいいと思う。ストーリーは殆ど捨てているし、観せ方や音楽などの演出>>続きを読む

追憶の森(2015年製作の映画)

2.8

私的にけっこう好きなガス・ヴァン・サント監督の新作で日本の青木ヶ原が舞台という事で期待して観た。地味ながらも美しく深い森の映像が堪能出来る。マシュー・マコノヒーと渡辺謙のやり取りも観応えがあって良かっ>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.8

原作はジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」。渋い!こんなにも渋さに徹した作品も珍しいのではないかな。豪華なイギリス系俳優陣の制御の効いた演技が堪能出来る。「ナイロビの蜂」も手>>続きを読む

くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

4.0

ベルギーの女流絵本作家ガブリエル・バンサン原作のフランス作品。くまのおじさんアーネストとねずみの女の子セレスティーヌの友情が描かれている。とにかくイラストが味わい深くていいと思う。あと音楽もよく合って>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

久しぶりの再鑑賞。ラストシーンを覚えていたのでやや中弛みも感じなくもないが楽しめる。逃亡者と賞金稼の奇妙でユーモア溢れるアクション・ロードムービー。マーティン・ブレスト監督の持ち味の良く出た作品の一つ>>続きを読む

ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

2.3

「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督とイーサン・ホーク主演という事で期待が高かったが、わりと残念な作品だったと思う。「ガタカ」の統一感のある美意識とか主人公の心理描写や叙情性や緊張感は別の人達の力も相>>続きを読む

(1954年製作の映画)

4.5

久しぶりの再鑑賞。これ何度観ても衝撃的だと思う。イタリア色も強いでしょう。映像も美しいがジェルソミーナとザンパノの2人を観ていると釘付けにされていて、鑑賞後は何だか打ちのめされたかのような感覚に陥ると>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

最終日のレイトショウにて劇場鑑賞。いやぁ観に行けてよかった。映像的に迫力と美しさがあり全体的に楽しい作品だったので大満足。SWのスピンオフという位置付けも良かったのではなかろうか。ストーリーは御都合主>>続きを読む

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